バックグラウンド
先日アメリカンの特典空席を探していた時に気になったことを紹介します。
カンクン旅行の空席を検索していました。検索はオマハからカンクンに行く往路に空席があるかを調べるものでした。
最初は出発地オマハ、目的地カンクンと入力し、希望の日にちを入れて検索してみましたが、空席なしと出てきたので、1区間ずつ検索することにしました。
乗り継ぎが多いルートに空席があり、直行便の空席は消える!?
いつものように空席をチェックしていました。最初に国際線のアメリカンハブ空港―カンクンの空席を調べることにしました(私は検索するとき最初に国際線の空席を確認してから国内線の空席を確認します)
オマハから行けるアメリカンのハブ空港は、LAX,ORD,DFW,CLT,PHX,MIAです(結構オマハどこにでも行けるんですよ!)
LAX-CUN
ORD-CUN
DFW-CUN
CLT-CUN
MIA-CUN
を調べました。この中で空席があったのはCLT-CUN
カレンダーをクリックしてどんなルートか確認してみると、
CLT-MIA―CUN
と表示されました。ここで私が思ったことは
「CLT-MIAとMIA-CUNには空席があるんだ。ってことはOMA-MIAに空席があればOMA-MIA-CUNと空席があるから楽勝じゃん!」
でもさっきMIA-CUN調べたときは空席なかったような気がするけど、、、と思い再度チェックしました。
ご覧の通りMIA-CUNには空席がないのです。つまりOMA-MIA-CUNというルートではカンクンにいけません。
でもおかしいですよね?CLT-CUNで検索するとMIA-CUNが表示されたのに・・・
考えられることは、アメリカンのハブ空港とハブ空港を経由させるチケットに空席を増やすように計算されているということ。
つまり、ハブ空港から目的地への直行便の空席が少なくなるように仕組まれている=マイルを使っての特典航空券は乗継が今までよりも1回なってしまう。
例えば、LAX-CUNと直行便でいけるのに、LAX-MIA-CUNともう1つハブ空港(MIA)を経由させるような特典航空券じゃないと空席がないように仕組まれている可能性が高い。
なぜこんなことをするのか??
正直わかりません。特定のルートを一定のハブ空港に集中させたいのでしょうか?
逆にハブ空港からハブ空港の空席を増やしたいのが理由なのか?理解不能です。
結論
アメリカンマイルを使ってのアメリカン特典航空券は徐々に空席が見つからないという傾向を目にしてきました。特にアメリカ国内の地方空港⇔ハブ空港コネクションに空席が少ないです。
今回気づいたハブ空港から直接目的地に行かせないように、もう一つハブ空港を経由させるというようなことが多くなってくると本当にアメリカンマイルを使ってアメリカ国内旅行をするのは難しくなってきます。
空席検索時に同じような経験をされた方いますか?
Yusuke says
これ今まさに直面しています笑
1日に何便(5-6便)も直行があるのに全部経由便。
他にも乗り継ぎの都合の良いルートは取れなくて、不便なルートばかり出てくるなど。
これまでデルタなどでサクサク取れていた経験からすると非常に悪意を感じますね。
JAL便などでの使用専門とした方がいいのですかね。。。
rikumiley says
Yusukeさん
コメントありがとうございます。
ほぼ1年も前の記事に目を通してくださったのですね。ありがたいです。
これはMarried segmentと呼ばれるもので、セットとしては空席として表示されるけどバラバラにしてしまうと特典枠から消えるというものです。
最近はアメリカンのハブ空港への直行便がかなり限られてきました。例えば、オマハからはDFW,PHX,ORD,LAX,CLT,PHIに直行便で行けますが、空席があるのはいつもOMA-DFW。他はほぼありません。困ったものですね。。。
その反面なぜか今年の年末年始のハワイ往復は乗り継ぎ1回という素晴らしいルートで予約できました。謎です。