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これからマイルを貯め始めたい方!どのようにすればマイルが貯まるか全てわかりやすく説明しているこちらの記事を参考にしてください。
エアラインクレジットカードの入会ボーナスでもらえるのはマイルですが、ホテルクレジットカードの入会ボーナスでもらえるものって2種類あります。
ホテルポイントか宿泊券(Certificate)
この記事では両者のメリットとデメリットについて説明したいと思います。
ホテルポイント
入会ボーナスがホテルポイントのクレジットカードは
Amex SPGとChase Marriottは一時期入会ボーナスが宿泊券になったこともあります。SPGとマリオットが合併するので今後の入会ボーナスがポイントではなく宿泊券に変わる可能性もあります。
ホテルポイントのメリット
- ポイントに期限がない
- 使い方に自由度がある
一番のメリットは、やはりポイントに期限がないことでしょう。一度入会ボーナスとして自分のホテルアカウントにポイントが入れば自分のもので、決まった期間に使わないと失効してしまう心配はありません。
つまり、自分のペースでホテルポイントを使うことができるという意味です。
例えば、ボーナスで100000ポイントもらい、今30000ポイント必要だから使う。今年は旅行の計画がないから、来年、または再来年に旅行する時に残りを使う。
というように「○月○日に期限が切れるから旅行して使わないと・・・」と期限を気にしながら旅行の計画を立てる必要は全くありません。
次にポイントは色々な使い方ができるというのもメリットの一つです。ポイントは宿泊するホテルのカテゴリーを下げれば必要なポイント数が少なくなるので、その分ポイントを使わなくてもすみます。
つまり1泊に使うポイント数を自分の意思でコントロールできるのです。
例えば、ボーナスで100000ポイントもらい、旅行先で1泊50000ポイントのホテルと25000ポイントのホテルがあるとします。特にホテルは高級でなくてもいいという場合であれば後者の1泊25000ポイント必要なホテルに宿泊すると、4泊できます。
もし入会ボーナスが宿泊券という形であれば、2泊分とかなのでいいホテルで2泊しても、そこまでいいホテルでなくても2泊は2泊として計算されます。
2泊の宿泊券をちょっとカテゴリーが下のホテルで使うから4泊させてくれ!といったことはできません。
ポイントとキャッシュ(現金)を使ってホテル予約することも可能です。ポイント+キャッシュを使うことでホテルポイントの減りを遅くすることができます。
これは入会ボーナスが宿泊券だとできない魅力の1つです。
ホテルポイントのデメリット
- 入会ボーナスが宿泊券に比べていい時は少ない
一般的に入会ボーナスが宿泊券の方がポイントよりも、使って得られる価値は高い傾向にあります。
おそらく理由は、ポイントには上記で説明したメリットがあるため、そこまでたくさんポイントを入会ボーナスとしてあげる必要がないのでしょう。
例えば、ヒルトンの一番上のカテゴリーは1泊75000-90000ポイント必要です。
Amex Hilton Surpassの一番いい入会ボーナスは100000ポイントです。つまり1泊やっとできるぐらいです。しかしCiti Hilton Reserveは週末2泊の宿泊券が入会ボーナスとしてもらえます。
この入会ボーナスだけでAmex Hilton Surpassでは1泊しかできなかったホテルに2泊できてしまうのです。
このように入会ボーナスのポイントの価値と宿泊券の価値を比べた場合、ポイントでもらう方が価値が低い傾向があります。
ホテル宿泊券
入会ボーナスがホテル宿泊券のクレジットカードは
ホテル宿泊券のメリット
- ポイントよりも価値がある
上記のホテルポイントのデメリットで説明したのと同じことが当てはまります。入会ボーナスでもらえる宿泊券は使用期限が1年と決められているため、ホテル側としてはその分宿泊券に価値を与えることができます。
上記の入会ボーナスが宿泊券のクレジットカードはRitz Carltonを除いてホテルのカテゴリーに規制はないので、世界中どこでも使えます。
ヒルトンの高級ブランドであるコンラッドでも使えます。
ハイアットの高級ブランドであるパークハイアットでも使えます。そしてハイアットのオールインクルーシブホテルでも使うことが可能です。
ホテルポイントを使って宿泊しようとすると必要ポイント数が多すぎてなかなか宿泊できないようなホテルでも、宿泊券を使えばポイント残高を気にすることなく宿泊できます。
ホテル宿泊券のデメリット
- 宿泊券には期限がある
これが最大のデメリットです。このデメリットがあるからこそ、宿泊券のメリットが達成可能なのでしょうが、もらって1年で使わないと失効してしまうのはちょっと使いづらいです。
「1年もあるから大丈夫だよ!」
と思いがちですが、1年のうちに何回バケーションに行けるかを考えるとそんなにたくさん機会はないことに気づくと思います。それに宿泊券を使ってトップカテゴリーに宿泊したいのであれば(パークハイアット東京など)、そのホテルがある場所に行かなければいけません。
1年の数えるだけしかないバケーションで、しかもトップカテゴリーホテルがある旅行先に行くと考えると、ほとんどの人は1年に1回ぐらいしかチャンスがないと思います。
つまりその1年に1回ぐらいのチャンスを逃さずに宿泊券を使わないと失効してしまう・・・
我が家のように、マイルを使って特典航空券を購入し、それで旅行するのであれば空席が見つからないと旅行先に行けません。
このように考えると結構1年以内に使うというのが簡単でないことがお分かりでしょうか?
入会ボーナスでもらった宿泊券を使えないで期限を切らせてしまう人も多いと思います。または、希望のトップカテゴリーホテルで使えず妥協してトップカテゴリー以外のホテルで宿泊券を使う人も多いでしょう。
結論
どっちらを選ぶかの基準は、今から1年~1年3ヶ月以内に入会ボーナスでもらえる宿泊券を利用できるホテルがある旅行地に行くと決まっている場合は、宿泊券を入会ボーナスとしてもらうのがお勧めです。
旅行はする予定だけど、宿泊券を上手く利用できるかわからない場合にはホテルポイントがお勧めです。
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