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これからマイルを貯め始めたい方!どのようにすればマイルが貯まるか全てわかりやすく説明しているこちらの記事を参考にしてください。
特典航空券にせよ、現金で購入したチケットにせよ結構頻繁に起きるスケージュールチェンジ。
我が家の11月日本行き特典航空券もスケージュールチェンジの被害にあいました。そしてこのスケージュールチェンジがとてもひどい!
今日は特典航空券にスケージュールチェンジがあった場合どのように対処していいかをシェアしたいと思います。
我が家の当初の旅程
約11ヶ月前から計画を立てていた日本往復の特典航空券。JAlに乗りたいから11ヶ月も先に予約しました。
見事往復どちらもJALで予約することができとても満足していました。
こちらが当初の旅程↓
オマハ(OMA)-ロス(LAX)-成田(NRT)
オマハ(OMA)-ロス(LAX)はもちろんアメリカン、ロス(LAX)-成田(NRT)はJALです。
ロス発のJALに乗れるからこのルートにしました。
アメリカンからメールが・・・
こんな感じでアメリカンからメールが来ました↓
何とも軽~いノリのメールですよね?しかもチャージしてないとは何様なのか?と私は感じました(チャージされるはずがないんですよスケジュールチェンジで)。
本当であればアメリカンの都合でスケジュールが変わって客(我が家)に迷惑がかかるのだから謝罪系のメールであるべきが、アメリカンは何故か上から目線。。。理解できません。
ま、それはさておき、メールを簡単に見る限りいつものスケージュールチェンジ(よくあることなので私は慣れています)かな?と思いました。
だって特に電話してくれとかも書いていないので10~20分早くなったり遅くなったりするだけかな?と思いました。ロスでの乗り継ぎ時間は3時間ぐらいと十分にあったので心配していませんでした。
新たなスケジュール
後日時間がある時にたまたまフライト時間を確認したらこんな感じでした↓
そう。ロスに到着する頃にはJALはすでに空の上、乗れるわけがないんです!!
オマハーロスのフライトが早朝から午後に変わったのです。
最初は間違いかと思いました。次に冗談かと思いました。そして最後に、きちんと知らせてくれなかったアメリカンにイライラしました。
あんなメールだとどんなスケージュールチェンジか確認しない人の方が多いと思います。確認しないで空港に到着したら日本行けないわけですよね??
もしそうなったら確認しないこっちのせいにされるわけですよ。カスタマーサービスが悪い米系の象徴ですね。
(ちなみに以前ANAで予約していた時はスケジュールチェンジがあれば何度でもメールが来ていました)
我が家のスケージュールチェンジの内容
スケージュールチェンジがあった特典航空券:アメリカンマイルで購入
スケージュールチェンジがあったエアライン:アメリカン
スケージュールチェンジされたフライトの時間差:6時間以上
つまり非は全てアメリカンにあり、アメリカンに連絡とらないといけないということです。
もしスケージュールチェンジがあったエアラインがJALという場合だったり、JALマイルで購入した特典航空券だったりすると物事はより複雑になります。理由はたらい回しにされるからです。JALに連絡してくれ、いやアメリカンに連絡してくれ。となります。
スケジュールチェンジが2時間以上の場合は無料でキャンセルまたは変更ができます。2時間以下の場合でもエージェントやエアラインによって無料でキャンセルまたは変更できたりします。
基本的に2時間以上だと確実に無料でキャンセルまたは変更できると理解していいと思います。
電話をする前にリサーチ
アメリカンに電話をする前にリサーチを2つしました。
- 今の空席状況をリサーチ
- 同じような状況の場合どのような解決方法があるかリサーチ
マイルで購入した特典航空券だったので、とりあえず同じ日出発の空席がないかを検索しました。理由は特典航空券だから空席がないと変更できない!と言われた時に対応するためです。
検索結果同じ日に日本にいける便は今予約しているロスー成田かサンフランシスコー羽田のJALしかありませんでした。アメリカンは全滅です。
ということは最悪前日にロスまたはサンフランシスコ入りし一泊してJALに乗り日本に行くという旅程になってしまいそうだということが分かりました。
出発日をずらせば空席は見つかったとは思いますが、これ以上日本での時間を短くしたくありませんし、さらに多く有給を取ることもできません(年末カンクン行くのでその分の有給も確保しないといけませんしね)。
ですので出発日はずらさないという姿勢で戦おうと思いました。
困った時はグーグル先生に聞くのが一番です。
同じような状況になった人はどうしたのかを知ることで自分の選択肢を理解できます。
グーグル検索で学んだことは、
- 変更できるのは空席があるフライトのみ
- 場合によっては空席がなくてもマニュアルで空席を作ってくれる
- アメリカンはJALの空席をコントロールできない
- 前日ロス入りした場合のホテル代は支払われない可能性が高い
ということでした。
戦略を考える
上記のリサーチの結果を参考にして自分なりにいくつかアメリカンに提案できるように準備しました。
- JALのダラスまたはシカゴ経由
- アメリカンのダラスまたはシカゴ経由
- 前日ロスで1泊しロスからはJAL。ホテル代は出してもらう
- オマハーサンフランシスコまでの空席を作ってもらいサンフランシスコからJAL
ダラスとシカゴからのJAL便には空席がなかったので①は無理だと思いましたが、一応聞いてみることにしました。
アメリカンのダラスまたはシカゴ経由は空席がないのですが、空席を作ってもらえる可能性があるので①がだめだったときの次の候補です。
次の候補は仕方なくアメリカンのせいでロスで1泊するんだからホテル代ぐらいは支払ってという戦略。
最後は乗り継ぎが1回多くなりますがJALにも乗れるのが魅力。しかしオマハからサンフランシスコまでの空席がないので、どうにか空席を作ってくれるようにお願いする戦略。
上記が全てだめだったら③でホテルは自腹で支払うしかなさそうだなーというのも頭の隅に入れてからアメリカンに電話してみました。
このようにリサーチして戦略を考えることでアメリカンの言いなりにならずに済むというメリットがあります。提示されたことを鵜呑みにしていたら得はしないですからね。
いざアメリカンに電話
いつもは日本語デスクには電話はかけませんが、たらい回しにされて時間を無駄にしたくなかったことと、テキトーな答えを聞きたくなかったので今回は日本語デスクに電話しました。
アメリカンの日本語デスクはきちんとトレーニングされた人が多く、アメリカ人(きちんとした人もいますが少ないです)みたいにテキトーなことをでっちあげないので信頼できます。
電話の結果、やはり①は無理でした。理由はアメリカンはJALとパートナーでもJALの特典空席をコントロールできないため。
一番驚いたのは、②が問題なくできること。ダラス経由でもシカゴ経由でも現金で購入できるアメリカンのチケットがあればその旅程に無料でできるということです。
オマハ発のフライトにもいくつか選択肢をもらいました。もちろんダラスまたはシカゴからの成田便も自分で選べるのです。
上記でも説明しましたが、希望の日にオマハから日本に行くアメリカンの特典航空券用の空席は全くありません。つまり空席がないアメリカンの成田行きでも、今回のようにスケジュールチェンジがあれば特別アメリカンのエージェントは空席を作ることができるということです。
スケジュールチェンジの場合はホテル代は支払われないそうです。なので③は無理。
最後の④目的地が違うからできないと言われました。羽田と成田では別扱いなんですね。ユナイテッドは同じ扱いなので変更できたと思うのですが、エアラインによってルールが違うのでこんがらがりますね。。。
なのでこの場合変更してもいいけど、費用がかかると言われました。理由は目的地を自分の意思で変更するから。
選んだルート
今のことろ②のアメリカンでダラス経由で成田に到着する便を予約しました。
できればJALがいいですがJALの空席がないことにはどうにもできません。JALの空席が出たところでアメリカンに電話をして変更してもらえばいいかなーと思っています。
出発日近くなってくると余った席は特典としてリリースされる傾向がJALにはあるので、運よければエコノミーだけでなく、ビジネス、ファーストもありえるかなーと思っています。
アメリカンの特典航空券は出発地と目的地が変わらなければ無料で変更できます。
つまり、
オマハーダラスー成田
と全てアメリカンで予約していても、ダラスー成田のJALに空席があれば電話1本で無料で取り合えることができます。
アメリカンのエージェントからの情報
この際ですから色々とスケジュールチェンジについてマニアックなことを聞いてみました。こちらが↓そのサマリー
スケジュールチェンジが60分以上であれば今空席がないルートでもリクエストして変更可能
2時間以上ではないそうです。60分以上であればできます。
アメリカンの空席インベントリーにしかアクセスがないのでパートナーエアライン(例えばJAL)などの空席をリクエストすることはできない。
これはとても便利なベネフィットです。例えば、
今日本行きチケットが乗り継ぎ2回しなくてはいけない特典航空券を予約しているとします。
そして60分以上のスケジュールチェンジがあれば、特典航空券の空席がなくても乗り継ぎ1回のルートをリクエストできる。リクエストした便が満席でなければほとんどの場合はリクエストが通るようです。
このようにスケジュールチェンジのおかげで乗り継ぎ2回のチケットを1回のものにすることができるのです。便利ですよね。
このルールを最大限に利用すると考えるとこんなことが可能です。
できるだけ11か月前に旅行したい目的地を乗り換えたくさんあるように意図的に特典航空券を予約。
出発日近くになると乗り換えがたくさんあればあるほど高い確率でスケジュールチェンジが起きます。
スケジュールチェンジが60分以上であれば、希望の乗り換えが少ないルート(空席がなかったルート)をリクエストする。
もちろん問題はスケジュールチェンジが60分以上でないとこの方法は使えませんが、最悪キャンセル料150ドル支払えばマイルが戻ってきます。
空席が少ないルート(ハワイとか年末のカリビアンとかヨーロッパとか)に最適の方法です。
リクエストする空席は予約しているキャビンでしかできない
スケジュールチェンジがあったチケットがエコノミーであれば、上記のようにリクエストできるのは同じエコノミーのみ。
なので今エコノミーで予約してるけど、やっぱちアップグレードしてビジネスでしかも今空席がないルートをリクエストしたい!→できません。
結論
スケジュールチェンジはやっかいです。特にチケットに2社以上のエアラインが絡んでくると。
この体験での一番の収穫は、アメリカンのエージェントはマニュアル操作で特典航空券の空席を作ることが可能だということです。
場合によっては最初の予約よりも自分にとって都合のいいルートや時間になる可能性もあります。
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saki says
このような実体験はとても参考になります。
私はアメリカンで特典Fチケットを予約していたものが、その後にFクラスそのものが廃止になり、予約が宙ぶらりんのまま放置されました。マイルも減算されたまま、連絡も全くなし。自分で事前に気づいて事無きを得ましたが……。
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遅くなりましたがAA特典攻略記事もありがとうございました。
あちらにもコメントしておきます。
rikumiley says
sakiさん
コメントありがとうございます。
最近のアメリカンのスケジュールチェンジはひどいです。スケジュールチェンジ自体あってもいいのですが連絡方法というか、きちんと連絡してこないことが一番ひどいですね。
私の場合はいつものスケジュールチェンジされたよ~的なメールでしたが一応確認したため発覚しましたが、そのまま詳しく調べない人も世の中にはたくさんいるのだと思います。
ただ、今回の体験のお陰で色々とスケジュールチェンジについて学ぶことができました。