バックグラウンド
これからマイルを貯め始めたい方!どのようにすればマイルが貯まるか全てわかりやすく説明しているこちらの記事を参考にしてください。
以前私の体験を含めたデルタマイルに対しての意見をシェアしました。
簡単にまとめると、米系エアラインでは一番サービスもよく、遅延も少ないので頼れるエアライン。
その反面デルタマイルを上手に利用するのは難しい。特に人数が増えれば増えるほど空席が見つかりにくくなる。
ということで個人的には「家族で旅行する人にとってはデルタマイルは使えない!」という結論でした。
それが約2年前の記事です。
その後デルタも色々特典チャートなどを変更し、この記事を書いている2017年は2年前のデルタマイルとはちょっと違う印象を受けるのでアップデートということで、2017~12018年のデルタマイルは貯める価値があるのか?を考えてみたいと思います。
一番少ないマイル数で空席を探すのは今だに困難
これは以前とほぼ変化ありません。
以前も一番少ないマイル数で空席を探すのは大変でした。1人分なら探すことができても、2人分となると急に空席がない!ということもよくありました。
今現在デルタは特典チャートというものを発表していません。
つまり、アメリカ⇔日本往復はどれぐらいのマイル数で購入できるのかが、はっきりとはわかりません。
ちなみに過去のデータ&今の空席情報を考慮すると往復70000マイルが一番少ないマイル数のようです。
もちろんアメリカ⇔日本往復の空席が70000マイルである場合もありますが、ほとんどが平日出発&到着やオフピーク時の旅行の場合が多いです。週末出発&到着&ピーク時の旅行の際には往復70000マイルで見つけることは大変難しいです。
たとえ1人分でも!(運とタイミングがよければ不可能ではありませんが)
旅行のスケジュールがフレキシブルな人であれば問題なく一番少ないマイルでアメリカ⇔日本往復チケットを購入できます。
ほとんどの人は旅行のスケジュールを特典航空券の空席次第で決めるということは、なかなかできません。その点で今だにデルタマイルを使って一番少ないマイル数で空席を見つけるのは難しいと言えます。
デルタだけじゃない!
一番少ないマイル数で特典航空券を予約するというのが難しいのはデルタだけではありません。
ここ最近アメリカンもデルタと同じぐらい空席を探すのが大変になってきました。
アメリカンは特典チャートをきちんと発表していて、需要によって必要マイル数が変わったりはしません(デルタはピーク時に必要マイル数が増えるというシステムです)。
つまり、アメリカンの場合はsaverレベルでの空席があるかないかのどちらかで、ない場合にはanytimeレベルで予約しないといけません。
アメリカンのanytimeレベルはsaverレベルの2倍マイルが必要です。
アメリカンマイルを使って特典航空券を予約したい場合、希望のルートのsaverレベル(エコノミー&ビジネス)がない場合は2つ選択肢があります。
- anytimeレベルで予約する
- 諦める
anytimeレベルは先ほども説明した通り、saverレベルの2倍マイルが必要です。anytimeレベルで特典航空券を予約していたのでは貯めたマイルが瞬時になくなってしまいます。
なのであまりいい方法ではありませんし、お勧めしません。
じゃーどうするか?
諦める②か違うルートを探すしかありません。
この点デルタマイルは優れています。
デルタマイルを貯めるべき理由
デルタには特典チャートがありません。理由は需要に応じて必要マイル数を変えたいから=デルタが得するシステム。
このシステムの最大の弱点は、一番少ないマイル数で空席が見つけにくいこと。見つけたとしてもオフピークだったり平日だったり、需要が少ないチケットである場合が多いこと。
逆に最大の強みは、マイルを余分に支払えさえすれば希望の特典航空券を購入できることです。
それがたとえピーク時の人気目的地でも!
先ほどアメリカンマイルを使って特典航空券を予約したい場合、希望ルートのsaverレベル(エコノミー&ビジネス)がない場合は2つ選択肢があります。と説明しました。
その選択肢は、
- anytimeレベル(必要マイル数2倍)で予約する
- 諦める
デルタマイルは上記2つの選択肢に加えもう1つ選択肢があります。
- スタンダードレベル(必要マイル数2倍)で予約する
- 諦める
- ①と一番少ないマイル数の間の特典航空券を購入する
アメリカ⇔日本往復の特典航空券を購入するのに必要な一番少ないマイル数は70000マイルです。
デルタの場合需要に合わせて必要マイル数が変動します。
例えば、連休で普段よりも需要が高いから往復85000マイル。というような感じで。
すると、一番少ないマイル数70000マイル+15000マイルを支払うと購入できてしまいます。
もちろん理想は一番少ないマイル数で特典航空券を購入することですが、できることの選択肢が1つ増えるということはすばらしいことだと思います。
デルタマイルを使うと2倍のマイル数を支払わなくても希望の特典航空券が購入できる場合がほとんどです。
他のマイルだと2倍必要な特典航空券がデルタマイルを使えば2倍も支払わなくてもいいというのはデルタマイルが便利だと感じる点です。
実際にこのような状況を何度か経験しました。
2017年末のカンクン旅行を計画している時、アメリカンとユナイテッドの空席は全くなく、予約するには2倍マイルを支払う必要がありました。
しかし、同じ日程でデルタだと1.5倍ぐらい支払えば特典航空券を購入できたのです。
(2017年末のカンクン旅行は最終的にはデルタを使わないことにしましたが、それはまた別の話・・・)
デルタマイルを貯めようと思っている人へ
デルタマイルを使いピーク時に一番少ないマイル数で特典航空券を購入したいという理由でデルタマイルを貯めるのはやめたほうがいいでしょう(スケジュールがフレキシブルな人は全く問題ありません)
デルタマイルは他のマイルを使って空席が見つからない時に、少し多めに払い希望の日程の特典航空券を購入する用に貯めるのがお勧めです。
私の中ではデルタマイルの価値は少しあがりましたが、デルタマイルをメインに貯めるという気にはまだなれません。
理由は、需要により必要マイル数が変わる=ほとんどの場合余分にマイルを使う可能性がある=その分多くのマイルが必要。
そしてデルタのハブ空港に住んでいるわけではないので、デルタで旅行する機会が限られているというのも理由です。
結論
この記事で私がデルタマイルに対して思っていることをシェアしました。
時には余分にマイルを支払い希望の特典航空券が購入できることは魅力的な場合があります。
しかし、余分に支払うんだから空席あって当然!という姿勢で見ると、この記事でシェアしたことは必ずしもプラスのこととして捉えられないかもしれません。
いずれにせよ、私はちょっとデルタマイル持っていてもいいかな~と思いました。なので7月にクレジットカードも作りました。
皆さんはデルタマイルに関してどう思われますか?使いやすい?空席ない?ぜひコメントでシェアしてください。
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