過去の関連記事:
アメリカンドリーム!アーリーリタイア(ファイナンシャルインディペンデント)とは?
アメリカンドリーム!アーリーリタイアを実現するための投資はリスクがないのか?
以前の記事でHSAについて書きました。
今回はちょっと似てるんだけど少し違うFSAについての記事です。
Flexible spending account(FSA)
も税金を支払う前のお金で積み立てができるものです。
つまり、税金が課せられる収入額を低くできる=その分節約
というわけです。
FSAには2つ種類があります。
Health FSA
Dependent care FSA
この2つに共通していることは、翌年に繰越ができないということ。
つまり、使わなかったら没収されるということです。
そのため、このお金を使って投資はできないということ。
FSAは積み立て使うものではなく、エンロールしたらすぐにお金が使えるという点。
例、
FSAに2500ドル入れるというエンロールをして、新しい年(1月からだったり、4月からだったり会社によります)が始まった瞬間2500ドル使える。
Health FSAのContributionは年間で2500ドル。
薬や医療費(歯科治療も)に使えます。
Health FSAを持っているとHSAが作れません!
なのでどっちか選ばないといけないんです。
Dependent care FSAのContributionは年間で5000ドル。
これは子供のデイケア代に使えます。
ちょっと大きい子供たちには夏のサマースクールとかにも使えるようです。
Dependent care FSAとHSAは同時に作ることができます
さて、アーリーリタイアを目指している人にとってはDependent care FSAのほうが魅力あります。
理由はHSAと同時に持てるからです。
それにアメリカのデイケア代って半端ないです!
デイケア代を税金が引かれる前のお金で支払いができるなんてとてもうれしいですね。
どうせなら、5000ドルではなく、もうちょっと多くてもいい気がしますが・・・
このFSAも考慮すると課税所得金額をかなり減らすことができます。
401kは最大18000ドル(2016、2017年)
Traditional IRAは5500ドル(2016、2017年)
HSAは共働きで6750ドル(2016、2017年)片働きだと3350ドル(2016、2017年)
Dependent care FSAは共働きでも片働きでも5000ドル(2016、2017年)
共働きだと年間で58750ドル
片働きだと年間で31850ドル
も課税所得金額を下げることが可能です。
実際これだけの金額を生活費に当てないで貯金または投資できるかはまた別の問題ですが。。。
可能性があるということを知っているだけでもこれからの税金に対する接し方が少し変わってくるのではないかな?と思います。
例えば、毎年Dependent care FSAは5000ドル(税金前)入れれることを前から知っていても他のTax advantageアカウントと併用することで、収入額を減らすことができる+Tax bracketを下げれる可能性がある。
ということまで考えて使っている人って実際はどれぐらいいるのでしょうか?
私はつい最近までさっぱりわかりませんでした。
Tax advantageアカウント(401k+Traditional IRA+HSA+Dependent care FSA)はむしろ課税所得金額を減らし、Tax bracketをできるだけ下げるようにするための武器で、
さらにこれらのアカウントに入れたお金に対しては税金がかからないというように理解するといいかと思います。
すると、Dependent care FSAってすばらしいじゃん!!
って結論になります!
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