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アメリカンドリーム!アーリーリタイア(ファイナンシャルインディペンデント)とは?
前回の記事で「アーリーリタイア」の定義についてお話しました。
簡単な定義は利子で生活できるようになること。
ということは、利子で生活できるほどの金額がないと安心してアーリーリタイアはできない!
利子で生活できる金額ってどれぐらいなのか?
答えは1つではありません。
人それぞれというのがベストアンサーかもしれません(マイル&ポイントと同じですね)
理由は
生活費がいくらかかるかでこの金額が変わってくる
からです
1年で8万ドル必要な家族もいれば、4万ドルで十分な家族もいます。
または3万ドル以下でも十分な人もいるでしょう。
これは家族構成にもよります。
子供がいるのか、何人いるのか。
子供の学費は親が負担するのか、それとも子供がローンで支払うのか。
さらには住んでいる地域によっても変わってきます。
生活費が高い地域(例えばNYやCAなど)だと生活していくのに必要なお金はネブラスカやテキサスなどの中西部よりも多く必要になる可能性が高いです。
というように色々な要素で変わってきますので、自分たちはいくらあれば窮屈でない生活ができるのかをきちんと理解する必要があります。
つまり支出を把握しないと、このアーリーリタイアに必要な金額は計算できません。
例1。生活費は年間4万ドルで十分だと思える家族の場合。
利子で4万ドルを毎年もらうには約100万(つまり1ミリオン)ドル必要です。
計算に使われるのは「4%ルール」とよばれているものを使います。
これは投資している金額の4%を毎年引き落としてもほぼ永遠に元金に手をつけなくても大丈夫という理論。
後で投資について書きますが、投資はうまくいく年もあれば、あまりうまくいかない年もあります。
しかし過去の統計では株は年間平均4%以上は成長している。
さらにインフレを考慮しても年間4%を引き落とし続けても大丈夫という理論です。
したがって毎年4%引きおろしても元金に手をつけることがほぼない。
よってアーリーリタイアが可能ということです。
例を使って説明します。
1000ドル投資していれば平均の利子が4%で年間40ドルもらえます。
この40ドルを引き落としても元金の1000ドルは変わりません。
また翌年4%の$40が利子として口座に入ります。
この40ドルを引き落としても1000ドル口座に保たれるということです。
これを半永久的にする=利子生活というわけです。
例2.生活費が6万ドル必要だという家族
150万(1.5ミリオン)ドル必要です。
簡単に計算するには必要な生活費x25をすると簡単です。
例2の場合だと、6x25=150 (1.5ミリオン)
例1の場合、4x25=100 (1.0ミリオン)
つまり生活スタイル(希望の生活にどれだけお金がかかるか)によって必要な金額が変わってきます。
つまり、それによってどれだけ長く働かないといけないか決まってきます。
優雅な生活をしたいと思えば思うほど、アーリーリタイアは遠のきます。
もちろん収入が多ければ多少は助けになりますが、収入が多い多くないが一番の問題ではありません(また違う記事で説明します)
さら~っと書きましたが利子で生活するには、普段の生活費が4万ドル(約400万円)必要であれば1ミリオン必要なんですね。
「そんな金額貯めれないよ!」
「毎日生活していかないといけないし!」
と普通の人は思います(私も含め)
仮に生涯年収平均が5万ドルと仮定します。
すると30年で1.5ミリオン。
40年で2ミリオン。
稼ぐことができます。
もし30年で1ミリオン貯めるなら生活費は0.5ミリオン(50万ドル)。
30年間で50万ドル、1年間で1.7万ドルずつ。
現実的にかなり無理ですよね。
だって家を買ったり、車を買ったり、教育にもお金がかかる。
では40年で1ミリオン貯める場合はどうか?
40年間の生活費は1ミリオンでまかなわないといけません。
つまり年間2.5万ドル。
上記の例よりはちょっとは余裕がありますが、それでも年間2.5万ドルで生活って厳しいですよね。
では普通の人にはアーリーリタイアは無理なのか?
そんなことはないと思います。
普通の家族でも可能
だということを次からの記事で説明できたらいいなと思っています。
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