バックグラウンド
これからマイルを貯め始めたい方!どのようにすればマイルが貯まるか全てわかりやすく説明しているこちらの記事を参考にしてください。
ここ最近(2016年以降)、格安エアラインチケットを目にする機会が多くなってきました。
特にアメリカ発ヨーロッパ行き(パリ&スペインなど)チケットは1人往復で500ドル前後で購入できる機会がたくさんあります。
日本行きもセールをやっている時は往復800ドルぐらいで購入可能です(知り合いが実際にこの値段でチケットを購入しました)。
逆にマイルを使っての特典航空券の空席が少なくなってきているという傾向もあります。最近特に空席がない状況が多いのがアメリカンマイルを使っての特典航空券。
アメリカンのパートナー(JALなど)は比較的簡単に空席が見つかりますが、アメリカ国内のアメリカンのフライトに空席がほとんどない!
アメリカンのハブ空港に住んでいる人にとってはあまり影響のないことかもしれませんが、ハブ空港でない地方空港に住んでいる人でアメリカンマイルを貯めている人にとっては大事です(私も含め)。
このような現状を考慮すると、キャッシュバッククレジットカードの価値が今までに増して高くなります。
キャッシュだと、もちろん空席を探さなくてもいい。そして色々なエアラインの選択肢がある。
キャッシュバックとしてもらった現金は色々な使い方ができる。例えば、チケット購入したり、ホテル宿泊費にあてたり、旅行先での費用にあてたり。
キャッシュバックがもらえるクレジットカードで一番いいクレジットカードはどれなのか?
以前紹介した記事ですが、これは年会費が無料または無料に近いクレジットカードを比較したものです。
ですので、年会費が高額なクレジットカードは含まれていません。
2017年5月に新しく発行されたUS Bank Altitude Reserveは携帯電話を使っての支払い方法を使うと3%ポイントが貯まり、ポイントを現金として(1:1の比率で)受け取ることができます。または、ポイントをトラベルに使うと(1:1.5の利率)、4.5%のトラベルポイントが貯まるクレジットカードとしても利用可能です。
今日はUS Bank Altitude Reserveをキャッシュバッククレジットカードとして使った場合、他のキャッシュバッククレジットカードと比較してお得なのかを書きたいと思います。
モバイルウォレット
モバイルウォレットはクレジットカードを携帯電話に登録して、支払いに携帯電話をレジのカードリーダーにかざすことで支払いをするという方法です。
中でも有名なのはapple pay, android pay, Microsoft payです。
これらは携帯電話のRFIDを認識する専用のカードリーダーが必要です。
よくレジで支払う時に、カードリーダーの上にapple pay使えますよ~みたいなマークがあることがあります。これがないと上記の3つのモバイルウォレットは使えません。
しかしモバイルウォレットの中にもう1つサムソンペイというものが存在します。
同じようにクレジットカード情報を携帯電話に取り込み、それを使い支払うのは同じなのですが、携帯電話から発生される電子信号の種類が違います。
クレジットカードの裏にあるスワイプ部分の情報を電子信号に変換し、レジのカードリーダーに送信します。
レジのカードリーダーは実際にクレジットカードがスワイプされるのと同じようにデータを受け取り、処理します。
つまり、店にとってはapple pay, android pay, Microsoft payで必要不可欠だった専用カードリーダーが必要ないのです。
なので、サムソンペイはほぼどこでも使える!というのが最大の売りです。
サムソンペイ(他のモバイルウォレットでも)を使ってAltitude Reserveを使うと3%キャッシュバック(4.5%トラベルポイント)貯まります。
つまり、ほぼどこでも3%貯まるキャッシュバッククレジットカードになるわけです!
もちろんサムソンペイを使うには特定のサムソンの携帯電話などが必要だったり、理論上クレジットカードリーダーがある場所であれば全てのところで使えるはずですが、使えない場所があったりします。
これらの問題は将来徐々に解消されていくでしょう。
Altitude Reserveのポテンシャル
年会費がないキャッシュバッククレジットカードが2%キャッシュバック貯まると仮定し、月々3000ドル=年間36000ドルを使う際に貯まるキャッシュバックを計算したいと思います。
2%キャッシュバッククレジットカード
1年間で使う金額が36000ドル=720ドル(36000x2%)貯まります
2年間で1440ドル
3年間で2160ドル
Altitude Reserve
モバイルウォレットを使い買い物して3%貯まると仮定します。年会費は400ドルでもらえるトラベルクレジットが325ドルなので75ドルを年会費として支払うと仮定します。
1年間で使う金額が36000ドル=108000ポイント(36000x3%)貯まります。
これは1080ドルと同じですね。ここから75ドルを引くと、1005ドル
もしこれを現金としてではなくトラベルに使ったら1.5倍になるので1507.50ドルとして使えます。
2年間で2010ドル(トラベルでは3015ドル)
3年間で3015ドル(トラベルでは4522.50ドル)
75ドルを差し引いてもAltitude Reserveの方がお得ですね!
特にトラベル(エアラインチケット、ホテル、タクシーなどなど)で使う場合は相当旅行の助けになりますね!
1年に36000ドル使って、1人の日本行き往復チケット分のマイルを貯めるのは結構簡単ではありませんが、Altitude Reserveを使えばトラベルに使えるのが約1500ドル。
1500ドルあれば日本行きエコノミー往復チケットが購入できると思います。そして、このように買ったチケットはマイルも貯まる。
安いチケットが多い今&マイルを使っての空席が少ない今はこのAltitude Reserveの方法は結構魅力的です。
Altitude Reserveのモバイルウォレットは良すぎるベネフィット??
こんなにいいベネフィットは他にありません。
現金にもなるし、トラベル関係でポイントを使えば1.5倍の価値になる!
いいベネフィットはずっと続かないというマイル&ポイントの暗黙のルールがあります。
Altitude Reserveを発行しているUS bankは以前に Club Carlsonクレジットカードのベネフィットを改悪しました。
その時は、1泊したら2泊目が無料というとんでもなくいいベネフィットでした。
Club Carlsonクレジットカードが発行されたのが2012年以前(はっきりとした日には見つかりませんでした)。2泊目無料のベネフィットがカットされたのが2015年の6月1日。
約3年間続きました。
もしAltitude Reserveのモバイルウォレットのベネフィットがよすぎて改悪されるとしても、前例を考慮すると3年ぐらいは大丈夫ではないか?と思います(もちろん1年かもしれませんし、それは誰にもわかりません)。
興味がある方はベネフィットがなくなってしまう前にぜひ飛びついてください!
結論
誰が年会費400ドルのクレジットカードが一番いいキャッシュバッククレジットカードだと予想したでしょうか?
Altitude Reserveの申請の条件はUS bankのカスタマーであること。マルカイクレジットカードなどは申請できる人が地域で限定されますが、Altitude Reserveの場合はそんなことはありません。
それにJCBではなくVISAなので世界中どこでも使える。それも魅力的だと思います。
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