アメリカでクレジットカードを開設するにあたり、必要なものがあります。
① SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)
② クレジットヒストリー
の二つが必要になってきます。アメリカ在住の人ならだれでもSSNはご存知かと思いますので、説明は省きます。
クレジットヒストリーは個人の過去返済記録の事でその人の「信用度」を示すものです。アメリカで、クレジットカード申請時、アパートを借りる際、ローンを組む時等に審査基準として利用されるデータです。
SSNはあるけど、クレジットヒストリーがないからクレジットカード作れない!と言う方ちょくちょく耳にします。
では、そのような状況の方(①SSNはあるけど、②クレジットヒストリーのない)はどうすればいいのか?
主に5つ方法があります。
1. Student credit card(学生向けのカード)
2. 知り合いのAuthorized userになる
3. Secured card
4. エントリーレベルのクレジットカードを作る
5. アメリカ在住日本人専用のクレジットカードを作る
1、学生向けカードについて。
銀行で学生専用のcredit limitが低いクレジットカードを入手。学生向けのクレジットカードは収入が少なく全くクレジットヒストリーが無い人でもカードを開設出来ように審査が比較的ゆるいです。ちなみに学生でなければいけない!という厳しい決まりはないようです。
2、Authorized userについて。
アメリカ人の大学生は親のクレジットカードのauthorized userとしてクレジットカードをゲットしている人も多いようです。クレジットの審査はなく、収入も関係ないので簡単に入手可能です。
また親のスコアが高ければ、authorized userである子供は数ヶ月から一年ほどで親と同等のクレジットスコアを得ることが可能です。ただし、親(primary card holder)はauthorized userのチャージ(借金)を全額を支払う責任があります。
3、セキュアカードについて。
銀行によってはある一定金額を口座にいれておくと、その金額と同額のリミットのクレジットカードが作れるところもあります。
例えば、口座に$3000預けておけば、リミットが$3000のクレジットカードを作れると言う訳です。
4、エントリーレベルのクレジットカードについて。
クレジットカードにはいろんな種類があり、年会費無料のベーシックなものから億万長者しかもてないようなブラックカードまであります。
銀行にもよりますが、年会費無料のクレジットカードは比較的入手しやすい傾向にあります。例えば、Chase銀行のFreedomカードなんかはそのうちの一つです。
5、アメリカ在住日本人専用のクレジットカードについて
JAL USA CARD, ANA CARD U.S.AというクレジットカードがFirst National Bank of Omahaから発行されています。
ただし、どちらも年会費が発生します。JALはベーシックコース20ドル、プレミアムコース70ドルです。ANAは70ドルです
リンク
こちらはJALのリンク
では、①SSNもないし、②クレジットヒストリーもない!という方、まだあきらめないでください。方法はあります。
1. グリーンカードlotteryに申し込む。「くじ引き」って聞くと何か当たらないイメージですが、意外にそうでもないみたいです。陸とマイの周りにもlotteryに当たってグリーンカードを取得した日本人が結構いますよ。リンク
2. ITIN(Individual Taxpayer Identification Number)を取得する。これはtaxを払うときに使用されるIDで、ITINをSSNの代わりに使いクレジットカードを発行することも可能です。
ITINは外国人であれば比較的簡単に取得できま。
クレジットカードは入手することも大切ですがその後の使い方&支払い方も大切です。
毎月使った金額は全額支払いましょう!そして、支払いは期日内に!
※今回ブログで紹介したクレジットカードのリンクはアフリエイトではありません。
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