バックグラウンド
マイルを使っての特典航空券予約って特典用の枠に空きがない限り予約できません。だからみんなその枠を狙って早めに予約します。特典航空券予約が簡単だったのは10年前とそれより昔の話です。
最近ほぼどの特典航空券でも選び放題という状況に出くわしました(モルディブの予約とこの方法↓)
クリスマスー年末年始に北米からシドニーにビジネスクラスでマイルを使って行こう!空席も3-5席あるから家族でビジネスクラスで飛べる✈
シドニーだけじゃなく日本、ヨーロッパ、アフリカもこの方法でビジネスクラス予約できます。これはコミュニティ限定情報https://t.co/sTyU0GzJHX
— アメリカ🇺🇸在住陸マイラーKaz (@rikumiley) February 1, 2023
これを発見して思った感想をシェアしたいと思います。
どのフライトでも選べる最強の状況
特典航空券ってフライトでも人気のない路線や時間帯に空席が多く設定されているケースが多いです。だから早朝5-6時とか夜の9-11時とかのフライトは比較的予約しやすくても、9時とか早めの午後の時間とかは特典枠としてリリースされないわけです。
ところが上記の方法を使うとどの時間帯でも空いているという何とも今までに経験したことのない状況に出くわしました。フライトの時間を自分の都合によって選べる幸せ。
フライト時間を選べるようになると、乗り継ぎ時間も自分で選べるようになります。この空港にはラウンジがあって、そこならPriority passで入れるから長めの乗り継ぎでもいいなーとか、ラウンジあるけどしょぼいからできる限り空港での時間を少なめにしよう!とか。
あと出発時間も自分で決めれるといいホテルに泊まっている場合、できるだけ長居したい。レイトチェックアウトを最大限に活かせるように出発時間を選べる。時間の自由というのはここまで贅沢なことなんだと初めて感じました。
自分の好みの空港発着で、乗り継ぎ時間も決められて、帰ってくるフライトはホテルステータスを最大限に利用してレイトチェックアウトで乗れるフライト。旅行先での滞在時間を最大限にできるので充実度が上がります。特に繁忙期ならそんな贅沢なことは特典航空券ではできませんでした。
ここでの発見は、フライト時間が自由に選べると旅行先でもっと楽しめる時間も増えたり、乗り継ぎが大変じゃなかったりと工夫できるので長距離エコノミークラスだとしても全体的に旅行が楽になる。ということです。
前回の記事、乗り継ぎ回数が少ないエコノミークラスでの旅行の方が乗り継ぎ回数が多いビジネスクラスよりも楽だというのとちょっと似た感覚で、今までのマイル&ポイントでカバーできて安ければ何でもいい!という感じとは違う感覚を覚えました。
この便利さにどれぐらいなら追加で支払えるか?
次に考えたことがあります。もし上記のように自分の好きなフライトをマイル使って予約できるなら追加でいくらぐらいまでなら支払って(サーチャージとか追加でマイルとか)予約したいか?です。
一番少ないマイル数で予約ができるのがSaver awardです。これは空席に限りがあります。でもStandard awardならマイル数は2-3倍ぐらい必要だけど、自分の好きな時間帯のフライトを予約できる。
私が感じたように自分で好きなフライトを決めたい人には多めにマイルを支払えば予約させてあげるよーというエアラインが多くなっています(米系エアラインは全てそう)
マイル&ポイント貯め始めて10年以上してやっとなぜこんな2-3倍支払うOptionが存在するのか理解できるようになりました。とても便利ですよね!
便利とは言いましたが、自分は2-3倍はさすがに支払いたくないです。特に国際線で必要マイル数が多い場合は、その2-3倍は天文学的な数値になってしまいます(笑)
VirginやBAのサーチャージ
特典航空券のサーチャージが高いことで有名なのはVirginとBA、そして最近はANA。VirginとBAの場合はサーチャージが高額なのでそもそも特典航空券の空きが多めです。きっとみんな高額サーチャージを支払いたくないんでしょう。
でもこれって逆にサーチャージ支払えばある程度特典航空券に空きがあってフライト時間を選ぶという贅沢もできることの裏返しだと思います。
まとめ
若干多めにマイル支払ったり、サーチャージ支払えば自由に特典航空券予約できるのであればありなんじゃないの?というお話でした。
安い、限りなく無料!は確かに素晴らしいことだけど、旅行をさらに満喫するにはそれ以外にも大切な要素があるかもしれません。その1つがフライト時間だったり、比較的自由に自分のスケジュールに合わせて選べることなのかもしれません。
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