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バックグラウンド
エアラインやホテルステータスを狙ってる人の間で、11-12月は特に大切な時期のようです。理由は目標にしていたステータスに到達できるかできないかの最終調整を行うのがこの時期。
なので、「あと年末までに〇泊しなきゃ」とか
「来月フライト〇本で◇◇に行く」とか
話が出てくるわけです。
私は今までステータスとか全く気にしてなかったので関係のない話でしたが、今年はHyattのグローバリストを手に入れたので、ちょっとは宿泊数気になり始めました。
そこで今回はHyattクレジットカードで5,000ドル使えば2泊もらえるベネフィットについて詳しく解説したいと思います。
Hyattクレジットカードベネフィット
クレジットカードをある一定金額使うとステータス達成に必要な宿泊数がもらえるというものです。今はPersonal (World of Hyatt) とBusiness Hyattクレジットカードがあり、もらえる宿泊数も金額も異なります。まとめると↓
- World of Hyatt:5,000ドルごとに2泊
- Hyatt Business:10,000ドルごとに5泊
使った金額はリセットされない
5,000ドルか10,000ドルを使って宿泊数稼ぐ場合、どのタイミングから計算された金額なのか?カレンダーイヤーなのか、それともクレジットカードのカードメンバーイヤーなのか?
どう計算されているのかを理解しないと上手に宿泊数を稼ぐことができませんよね。だって4,500ドルを2021年に使って2022年に入ってから500ドル使って合計5,000ドルに到達して2022年に2泊分もらおう!
と計画立てててもカレンダーイヤー(1/1-12/31)でリセットされると上記の例のように5,000ドル使ってももらえる宿泊数はゼロ。
だからきちんと理解しておくことが大切なのです。
結論からいうと、リセットはされません。カレンダーイヤーでもカードメンバーイヤーでもない。
単純にクレジットカード作ってからの累計金額で5,000ドルまたは10,000ドルをクリアしているか?そこがポイントとなります。クリアした年にカウントされます。
ですので上記の例は2022年に2泊分もらえるということになります。
累計金額の確認方法
では今まで自分がどれだけの金額を使ったのか?を簡単に調べる方法を紹介します。
まずはChaseのアカウントにログインして、Hyattクレジットカードをクリック。すると次の画面が表示されます。ここでパイチャート的なアイコンをクリック
すると今年どれだけ利用したかが表示されます。もし2年以上クレジットカード使ってる人は、前の年もクリックして全体でどれだけ使ったか確認できます。
この金額から年会費の95ドルを引けば今まで使った金額となります。
World of Hyattクレジットカードなら5,000ドルごとなので、5,000ドル到達して2泊、10,000ドル到達してさらに2泊、15,000ドルでまた2泊。
Hyatt Businessは10,000ドルごとなので、10,000ドル到達して5泊。20,000ドル到達してまた5泊。
という感じになります。
宿泊数がHyattアカウントに入るタイミング
先程、決められた金額に到達した年に宿泊数がカウントされる。と説明しました。でもその金額に到達してすぐにHyattアカウントに宿泊数が反映されるわけではありません。時差があります。
金額を到達して、ステートメントがCloseした数日後にHyattアカウントに反映されます。
例えば、11/1に5,000ドル達成して11/15にステートメントがCloseとなった場合、11/18前後にHyattアカウントに2泊分入ります。
年を跨いでだとややこしくなる
金額を達成するタイミングとステートメントのCloseのタイミングが年末年始を挟んで年越ししちゃうと、ちょっとややこしくなります。
あくまでも宿泊数がもらえるのは金額を到達した年というのがルール。でもステートメントのCloseが翌年になってしまった場合、Hyattアカウントに宿泊数が反映されるのは翌年ですが、前年の宿泊数としてカウントされます。
わかりにくくなったので、例を使って説明します。
World of Hyattクレジットカードを使い5,000ドルに到達したのが、2021年12/20と仮定します。ステートメントがCloseされるタイミングが翌年2022年1/15の場合、Hyattアカウントに2泊分入るのは2022年1/18前後。
でもその2泊分は2022年じゃなく2021年の宿泊分としてカウントされます。理由は5,000ドルに到達した年が2021年だったから。
年間15,000ドル使ってもらえるカテゴリ―1-4無料宿泊券はカレンダーイヤー
以上の宿泊数だけだと理解しやすいのですが、ここに無料宿泊券のベネフィットも追加して考えると複雑になります。
World of Hyattクレジットカードには年間15,000ドル使えば無料宿泊券1泊もらえるというベネフィットがあります。2021年まではカードメンバーイヤーだったのですが、2022年からはカレンダーイヤーとなります。
つまりカレンダーイヤーで毎回リセットされる。
ということは、合計で15,000ドル使うタイミングで宿泊数も翌年2022年にカウントさせたいから、15,000ドルに到達するのはあえて2022年に入ってからにしよう!
そうなると、カレンダーイヤーでリセットしてしまう無料宿泊券はもらえなくなります。でもリセットされない2泊分の宿泊数は2022年に15,000ドル到達したらもらえます。
まとめ
一見簡単そうにみえるベネフィットでも実際どうカウントされて、リセットはあるのか?など理解できないと損します。Attention to detailsが大切です。
クレジットカードのベネフィットとしてこんなのがあるんだなーとは理解していましたが、実際自分が利用してみるまでこんなに細かいことまで気にしないといけないんだなーと実感しました。ここまで細かいことができるか?マイル&ポイントだけじゃなく色んなことにも応用可能な気がします。
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