バックグラウンド
昨日、2020年11月8日から導入される新Aeroplanについてざっくり解説しました。
今回の変更はどちらかというと改悪よりも改善が多く目に付きました。なのでいいところを前回の記事でまとめました。
この記事では改悪された部分について解説します。
結論から言うと、シアトル以外のアメリカ在住者にとっては日本行き特典航空券に必要なポイントは増加します=改悪です。
パートナー発券手数料
現行Aeroplan(~11/7)
今までそんな手数料は存在しなかった!=無料
新Aeroplan(11/8~)
発券に関する改善点としてサーチャージが無料になりましたが、Air Canada以外のパートナーエアラインの予約に39カナダドルがチャージされます。
電話で予約しても、オンラインで予約してもパートナー便が含まれている限りチャージされます。
ということは、カナダ在住者以外はほぼ確実にこの手数料を支払わないといけなくなります。
この手数料を支払わないようにする方法は、全てAir Canadaのフライトを予約すること。
ストップオーバーが無料でない
現行Aeroplan(~11/7)
往復チケットを予約すればストップオーバーが無料で使えました。
新Aeroplan(11/8~)
改善点としては片道にストップオーバーが追加できること。ただし1回のストップオーバーにつき3,000ポイント必要となるので、この点改悪です。
ストップオーバーをよく利用する人にとっては今までよりも必要ポイント数が多くなってしまう可能性大。
SEA & YVR & YYC発着の直行便を除き必要ポイント数増加
現行Aeroplan(~11/7)
アメリカ&カナダのどこ空港から、直行便&乗継便関係なく日本行きチケットを予約しても片道で
エコノミー:37.5k
ビジネス:75k
新Aeroplan(11/8~)
SEA & YVR & YYC以外の空港発の直行便は片道で
エコノミー:50k
ビジネス:75k
乗り継ぎがある人は飛距離が伸びるため上記ポイント数よりも多く必要になる場合があります。
私の住むオースティンから東京まで実際ありえるルートとしてIAD経由があります。
AUS-IAD-HNDが8,079マイル。片道で
エコノミー:60k
ビジネス:85k
となってしまいます。
アメリカ国内の乗り継ぎだけではなく、日本国内で乗り継ぐ人も多いと思います。JFK発、LAXで乗り換えてHND着、そこから実家のCTSに乗り継ぐ場合合計飛行距離が8,471マイルとなり、上記と同じポイント数が必要となります。
特にエコノミークラスの特典航空券が値上がりしました。例外はSEA & YVR & YYC発着
まとめ
前回の記事でまとめた改善点と、今回の改悪点を総合して考えると
カナダ(特にバンクーバー)に住んでいる人にとっては改善点がとても多い。
Air Canadaの直行便で色んな国に行けて、しかも今までよりも少ないポイント数で予約が可能。バンクーバー在住の人には最高ですね😏
ちなみにAir Canadaのステータスある人は特典航空券が50%オフになるバウチャーもらえます。
50%オフってすごいですよね。カナダのバンクーバー在住でAir Canada使って出張できる人は最強!
だってYVR-HNDのANAビジネスクラス片道が55,000ポイントの半分27,500ポイントになっちゃうんですから
up date ありがとうございます。
バンクーバー在住なので、いい情報ありがとうございます。
今後とも、バンクーバー日本便のup date よろしくお願い申し上げます。
YMさん
コメントありがとうございます。バンクーバー在住なんですね!日本からは近く直行便もあるのでとても便利な都市です。そしてAeroplanが特に使いやすい都市です。