これからマイルを貯め始めたい方!どのようにすればマイルが貯まるか全てわかりやすく説明しているこちらの記事を参考にしてください。
目次
- 1 バックグラウンド
- 2 MRポイントを貯める
- 3 クレジットカード入会ボーナス
- 4 Amexクレジットカードを使って貯める
- 5 Rakutenポータル
- 6 Amexオファー
- 7 紹介ボーナス
- 8 Rocketmilesでホテル予約
- 9 MRポイントを使う
- 10 Amex Travelポータル経由で航空券&ホテル予約
- 11 現金化
- 12 提携パートナーにトランスファー
- 13 全日空(ANA)
- 14 ブリティッシュ航空(British Airways Executive Club)
- 15 シンガポール航空(Singapore Airlines KrisFlyer)
- 16 アビアンカ航空(Avianca)
- 17 ヴァージンアトランティック航空(Virgin Atlantic Flying Club)
- 18 ANA
- 19 Delta
- 20 まとめ
バックグラウンド
前回ビギナーに人気のChaseのURポイントの貯め方&使い方完全ガイドを皆さんとシェアしました。今回の記事はURポイントと同じぐらい人気のフレキシブルポイントであるAmexのMembership Rewards(またはMR)ポイントの完全ガイドを用意しました!
MRポイントはマイル&ポイントをある程度貯めている中級者以上に人気のポイントです。人気の理由はエアラインにトランスファーすると特典航空券がお得に発券できるという点です。MRポイントをホテルポイントにトランスファーして使う人はいません。
この記事ではMRポイントの貯め方&使い方を一通りカバーします。そして約8年ほどMRポイントを使ってきた経験を元に、どのような使い方がお勧めなのかもカバーします。
MRポイントの完全ガイドです!
それではLet’s start!
MRポイントを貯める
MRポイントを貯める方法はたくさんあり、ナント6パターン!!(←自分で数えてみてビックリ)
上手に利用すれば半端ないスピードで毎年安定してMRポイントが貯まります。
クレジットカード入会ボーナス
MRをポイントを貯めるにはAmexクレジットカードが必要です。MRポイントを貯めることができるクレジットカードはこちら↓
パーソナルクレジットカード:
Platinum (Vanilla, Schwab, & Morgan Stanley)
Gold(レビュー)
Green(レビュー)
Everyday Preferred(レビュー)
Everyday(レビュー)
ビジネスクレジットカード:
Business Platinum
Business Gold(レビュー)
Business Green(レビュー)
Blue Business Plus(レビュー)
Plum
上記赤で表記されたクレジットカードはBlue Business Plus以外は年会費がかかるプレミアムクレジットカードと呼び、MRポイントを提携エアライン&ホテルパートナーにトランスファーできます。
上記のクレジットカードどれか1つ持っているだけでMRポイントを失効させずにキープできます。
Amexはパーソナル&ビジネス含め、クレジットカード(繰越返済できるタイプ)5枚以上持つことはできないというルールがあります。チャージカード(使った金額毎月全額支払わないとダメなタイプ)はクレジットカード扱いにならないため例外。
ちなみにEveryday Preferred, EverydayとBlue Business Plus以外は全てチャージカードなので、基本的にAmexのMRポイントが貯まるカードはチャージカードが多いと考えてOKです。
Amexクレジットカードの入会ボーナスについて一言。クレジットカード申請の際に全て必要事項を記入してApplicationをSubmitのボタンを押すと表示されることがあるポップアップメッセージ。これが表示されると過去に同じクレジットカードを作ったことがなくても入会ボーナスがもらえません。 残念ながら、ポップアップメッセージの解消法はまだ見つかっていません。
Amexクレジットカードを使って貯める
上記のMRポイントが貯まるクレジットカードを使うことでMRポイントを貯めることができます。それぞれのクレジットカードはカテゴリーによって貯まるポイントのレートが異なります。買い物する時に使い分けるとより早くMRポイントが貯まります。
こちらが上記クレジットカードのカテゴリーとそのレート↓
エアライン トラベル レストラン スーパー Amex Travel 特定カテゴリー カテゴリー設定
Personal Platinum 5%
Personal Gold 3% 4% 4%
Personal Green 3% 3%
Everyday 2%
Everyday Preferred 3%
Plum 1%
Business Platinum 5%
Business Gold 4%
Business Green 2%
Business Blue Plus 2%
- EverydayとEveryday Preferredは月30回以上使うと貯まるポイントがさらに1.5倍になります。つまり30回以上グローサリーで使えばEveryday=3%、Everyday Preferred=4.5%
- Business Goldで4%貯まるカテゴリー2つ選べます。年間の上限は150,000ドルまで。そのカテゴリーがこちら↓
- Airfare purchased directly from airlines
- US purchases for Advertising in select media
- US purchases made directly from select technology providers of computer hardware, software, and cloud solutions
- US purchases at gas stations
- US purchases at restaurants
- US purchases for shipping
Rakutenポータル
上記のAmexのMRポイントが貯まるクレジットカードを持っていて、キャッシュバックサイトであるRakutenポータルのアカウントと紐付けすると、Rakutenポータルを経由するだけでMRポイントが貯まります。
オンラインショッピングする前にRakutenポータルを経由してから買い物すると、その時のレートにより購入金額の1〜20%がMRポイントとして貯まります。
RakutenポータルでMRポイントを貯めるにはMRアカウントとRakutenアカウントをリンクされるだけなので、実際支払いはAmex以外のクレジットカードでしてもMRポイントが貯まります。
詳しいRakutenポータルとMRアカウントの紐付け方法、こちらの記事で解説しました。
オンラインショッピングする時はRakutenポータルを経由するだけで年間10,000MRポイント簡単に貯まります。私だけではなく、しろくまさんもAlexさんも、おろち丸さんもRakutenポータル経由でザクザクMRポイントを貯めています(詳しくはRakutenポータルの記事で)
Amexオファー
Amexクレジットカードを持っていることでAmexオファーという物が使えます。Amexが指定した店で◯◯◯ドル使ったら◯◯ドルOffまたは❏❏MRポイントあげますよ~というものです。
どんなAmexオファーがあるか例をいくつか紹介します↓
持っているクレジットカードにより表示されるAmexオファー内容(ステートメントクレジットまたはMRポイント)が異なります。ここは個人がコントロールできないので、運任せです。
上記のRakutenポータルとAmexオファーは併用可能なので、条件が揃えば爆発的にMRポイント貯まります。つまり、Amexオファーを登録して、そのクレジットカードを使いRakutenポータル経由で買い物すると3回ポイントがもらえます。こちらがもらえるポイント↓
- Amexオファーを使ったことでもらえるポイント
- Amexクレジットカードを使ったことでもらえるポイント
- Rakutenポータル経由してもらえるポイント
1回の買い物で3回得できるんです!
Amexオファーの使い方
手順1:自分のAmexアカウントにログイン
手順2:Amexオファーを見て好きな物があれば登録
手順3:Amexオファーを登録したクレジットカードを使い、条件を満たす買い物をするだけ。買い物後2-3日でアカウントにステートメントクレジットまたはMRポイントが入ります。
紹介ボーナス
Amexクレジットカードを持っていると友達&家族を紹介することでもらえる、紹介ボーナスでMRポイントを貯めることができます。
もらえる紹介ボーナスはカレンダーイヤー(1/1-12/31)で上限が55,000MRポイント。
1回の紹介でもらえるポイント数は持っているクレジットカードによっても異なります(5,000MRポイント~20,000MRポイント)。また定期的に紹介ボーナスが普段よりも多くなる時期もあります。
紹介リンクの取得方法
手順1:自分のAmexアカウントにログイン
手順2:Refer a friendをクリック
手順3:URLをコピーしてリンクを使ってくれる人に送る
紹介リンクを使い友達&家族がアプルーブされたらAmexオファーと同様に2-3日後に紹介ボーナスが自分のアカウントに入ります。
ちなみに、自分が持っているクレジットカード以外の紹介リンクも提供できるので、今までよりも簡単に紹介ボーナスでMRポイントを貯めやすくなりました。
当ブログ「期間限定オファー」ページでブログ読者さんの紹介リンクも掲載して、できるだけ多くの人に使ってもらい紹介ボーナスをもらえるような仕組みを作りました。是非ご利用ください!
Rocketmilesでホテル予約
意外と知られていないMRポイントを貯める方法が、このRocketmilesというサイト経由してホテル予約をする方法です。
RocketmilesはExpediaやHotels.comのようなホテル予約サイトです。直接ホテルのウェブサイトから予約しないためステータスで得られるベネフィットが使えなかったり、ホテルポイントが貯まらない代わりにMRポイントをあげる。というシステム。
RocketmilesはMRポイントだけではなくエアラインマイルとしてもらうこともできます。たくさんのエアラインと提携しているので、あとちょっとマイルが足りないからRocketmilesで貯めよう!という場合は重宝します。
前述した通り、ホテルステータスのベネフィット(朝食無料&アップグレード&Late checkout&ボーナスポイントなど)を放棄する代わりにポイントやマイルをもらえます。
つまり、ホテルチェーンが旅行先にない。寝るだけでアップグレードなどのステータスベネフィット必要ない!というのであればRocketmilesとても使えます。
Rocketmilesの使い方
手順1:Rocketmilesアカウント登録(私の紹介リンクです!このリンク経由で登録すると1,000ポイントボーナスもらえます)
手順2:American Express Membership Rewardsを選ぶ
手順3:場所、日程、人数、部屋数を入力し検索
手順4:好みのホテルを選び予約
実際宿泊した後にポイントがもらえる仕組みです。宿泊で貯まったポイントは2週間以内に自分のMRアカウントに入ります。
MRポイントを使う
ChaseのURポイント同様、MRポイントの使い方は大きく分けると3パターンあります!
Amex Travelポータル経由で航空券&ホテル予約
Amex Travelポータルを使うと、1MRポイント=1セントとしてホテル、航空券、レンタカー、クルーズの予約に使うことが可能。
唯一例外でBusiness Platinumを持っていると、Amex Travelポータル経由で使ったMRポイントの35%が後日アカウントに戻ってくるというベネフィットがあります。
例
日本行き往復チケット1,000ドル分を100,000MRポイント(1MRポイント=1セント)使って予約した。
後日100,000MRポイントの35%である35,000MRポイントがアカウントに戻ってきた。
ということでこの例では、Business Platinumがあるので実際は1,000ドルのチケットを65,000MRポイント(1MRポイント=1.5セント)で予約できたということになります。
手順1:Amexアカウントにログイン
手順2:Explore Rewardsをクリック
手順3:Book or Upgrade Travelをクリック
手順4:Explore amex travelかここで条件入力して検索する
手順5:チケットまたはホテルなどを予約&支払い
Business Platinumがない場合、1MRポイント=1セントとしてしか使えないので得な使い方ではありません。
しかし、1)エアラインマイルで予約できないチケットの購入や、2)格安ビジネスクラスチケットの購入であればこの方法でも十分お得です。
購入したチケットはマイルが貯まること。Expediaのような大手のBookingサイトで検索できる全てのエアラインのチケット購入ができることが、この方法を使うメリットです。
フレンチポリネシアのボラボラはタヒチからどのエアラインマイルを使っても予約できないAir Tahitiというエアラインを使わないと行けません。
ヨーロッパ発格安ビジネスクラスチケットは往復で1500ドル前後でセールしていることがよくあります。ビジネスクラスチケットなのでマイルがたくさん貯まります。そしてステータス取得に必要なポイントも貯まります。
なので、実際1MRポイント=1セントでチケット購入しても、あとでもらえるマイルの価値などを計算すると十分得できることが多いのです。
現金化
MRポイントをステートメントクレジットとしてもらう方法や、ギフトカードに交換も可能ですが、ポイントを現金化するという点で一番オトクなのはPlatinum Schwabクレジットカードを使い1MRポイント=1.25セントとして現金化する方法です。
Platinum Schwabクレジットカードを持っていることが必須条件です。Brokerage account(投資口座)に現金として入るので、必要であれば口座から引き出して使えます。
私はPlatinum Schwabクレジットカードを持っていないのでThe Points Guyで紹介されていたMRポイントの現金化を紹介します。↓
手順1:Schwabアカウントにログイン
手順2:Platinum Schwabクレジットカード情報を入力
手順3:現金化するポイント数を選択
手順4:Redeem nowをクリック
手順5:瞬時に現金が口座に表示される
Schwabを使って現金化する人は、ポイントを貯めて投資に使う人が多いようです。それならBoAのキャッシュバックカードとか使って常に2.62%キャッシュバックもらって投資したほうがよさそうな気もしますが・・・
提携パートナーにトランスファー
前述の赤で表示されたプレミアムカードを持っているとMRポイントを提携エアライン&ホテルパートナーにトランスファーすることができます。トランスファーレートは基本1:1で最低1,000ポイントからトランスファーが可能。
例外は
- AeroMexico(1:1.6)
- EL AL(1000:20)
- JetBlue(250:200)
- Hilton(1:1.5)
エアライン提携パートナーがこちら↓
エアーリンガス(Aer Lingus AerClub)
エアロメヒコ(Aero Mexico)
エアカナダ(Aeroplan)
ブリティッシュ航空(British Airways Executive Club)
エミレーツ航空(Emirates Skywards)
エールフランス(Flying Blue AIR FRANCE)
アリタリア航空(Allitalia)
全日空(ANA)
アビアンカ航空(Avianca)
キャセイパシフィック航空(Cathay Pacific)
デルタ航空(Delta)
エル・アル航空(EL AL)
イベリア航空(Iberia Plus KLM)
エティハド航空(Etihad)
ハワイアン航空(Hawaiian)
ジェットブルー航空(JetBlue TrueBlue)
カンタス航空(Qantas)
シンガポール航空(Singapore Airlines KrisFlyer)
ヴァージンアトランティック航空(Virgin Atlantic Flying Club)
ホテル提携パートナーはこちら↓
チョイス(Choice)
マリオット(Marriott Bonvoy)
ヒルトン(Hilton)
赤太字で表記されたのが私のお勧め。もちろんポイントはどこにトランスファーして、どのように使うかは千差万別。
定期的に1:1以上でMRポイントをエアラインにトランスファーできるトランスファーボーナスがあります。ボーナスがある時にトランスファーして使えると最高にお得です!
よく見るトランスファーボーナスは
- British airways(~50%ボーナス)
- Virgin Atlantic(~35%ボーナス)
- Air France(~25%ボーナス)
全日空(ANA)
ANAの特典で他のマイレージプログラムに比べて特にお得なのは2点。
1つ目はビジネスクラス&ファーストクラスでの日本、アメリカ、ヨーロッパ間の特典航空券。サーチャージがかかりますが、他に比べると必要マイル数が少ないのです。
片道発券できないのがデメリットですが、アメリカ⇔日本の往復ビジネスクラスは
75,000~90,000ANAマイル
ユナイテッドマイルだと往復140,000マイル必要
エアカナダだと往復150,000マイル必要
アビアンカだと往復140,000マイル必要
2つ目のお得なANAマイルの使い方は世界一周特典航空券です。
ANAの世界一周特典航空券を利用して全てビジネスクラスで旅行も可能です。こちらが私がANAマイルを使い予約した2020年にする世界一周のルートです↓
これだけ飛べて長距離戦全てビジネスクラスで120,000ANAマイルでした。
エアラインの組み合わせは自分次第なので、スターアライアンスのタイ航空とかルフトハンザ航空とかに乗ることができます↓
もちろん世界一周特典航空券はビジネスクラスだけではなくファーストクラスでの利用も可能です。ANA、ルフトハンザ航空、タイ航空、アシアナ航空、スイス航空など自分の好みで組み合わせたら楽しそです
ANAマイルは他のフレキシブルポイントからトランスファーできないのがデメリットですが、MRポイントを貯める理由はANAにトランスファーして特典航空券予約するため!という人も多くとても人気です。
特に日本人にとってANAの電話対応がいいというのも後押ししてる理由だと思います。特典のキャンセルも3,000マイルでできるし使いやすいです(片道発券できない以外は!)
Rakutenポータルや紹介ボーナスを利用しながら新しいAmexクレジットカード作れば、日本で貯めるよりもたくさんANAマイル貯めることが可能となります。
ちなみにANA便だけ予約する場合、ANAビジネスクラス&ファーストクラスは下記で説明するVirgin Atlanticのトランスファーボーナスがある時に特典航空券を予約した方が、ANAマイルで予約するよりも少ないポイント数で予約ができます。
ブリティッシュ航空(British Airways Executive Club)
ブリティッシュ航空のマイルはAviosと呼びます。Aviosは直行便のエコノミークラスで使うのが一番お得な使い方です。
日本人の我々にとって実はAviosってかなり使えるマイルだと思います。駐在員が帰国する前に貯めておくべきマイルの1つがAviosだと私は考えています(日本⇔近隣アジアがお得)。お得なAviosの使い方が
アメリカ西海岸&ハワイ⇔日本 (25,000 avios)
アメリカ西海岸⇔ハワイ (12,500 avios)
の2つです。
アメリカ在住にフォーカスすると、アメリカ西海岸またはハワイに住んでいる人にとってAviosは他の地域に住んでいる人よりも使い勝手がいいマイルです。
西海岸からハワイまでアメリカンまたはアラスカ航空で片道約12,500MRポイントあれば行けるってすごいですよね。
日本にも直行便であれば約25,000MRポイントで行けます。これはどんなマイルで特典航空券を予約するよりも少ないマイル数です。
そしてBAへは定期的にトランスファーボーナスがあり、最大50%も多くもらえることがあります。その場合、1,000MRポイント=1,500Aviosとなります。
9,000MRポイントで13,500Avios=本土⇔ハワイ片道
17,000MRポイントで25,500Avios=ハワイまたは西海岸⇔日本片道
シンガポール航空(Singapore Airlines KrisFlyer)
お得なKrisFlyerマイルの使い方は2つ!
KrisFlyer Spontaneous Escapeプロモーションでのシンガポール航空特典航空券予約
シンガポール(SIN)発着の特定路線で時によっては普段よりも50%以上も少ないマイル数で特典航空券を予約できるのがKrisFlyer Spontaneous Escapeプロモーション。
対象の路線のほとんどがエコノミークラスですが、毎回ビジネスクラスの路線も1つは含まれています。
路線はアジア圏がメインですが、北米路線やヨーロッパ路線もプロモに含まれていることがあります。
このプロモーションと自分が旅行した路線&日程が合えば確実に得できるKrisFlyerマイルの使い方です。
シンガポール航空ビジネスクラス&ファーストクラスの特典航空券予約
8時間以上の長距離線のシンガポール航空ビジネス&ファーストクラス特典航空券はシンガポール航空のマイルKrisFlyerマイルを使わないと予約ができません。
シンガポール航空が加盟しているスターアライアンスのマイル(ANAやUA)を使ってもシンガポール航空のビジネスクラス&ファーストクラスは予約不可です。
特典航空券の空席リリースを制限しているシンガポール航空。逆に言うと、スケジュールがリリースされてから(約12ヶ月前)の事前予約であればほぼ確実にシンガポール航空ビジネスクラスまたはファーストクラスが予約できるという点です。
我が家はこの方法で旅行のピークシーズン、年始にシンガポール航空ビジネスクラスでモルディブからアメリカに帰ってきました。
ちなみにKrisFlyerマイルを使うとシンガポール航空の最高峰スイートクラスも予約可能です↓
もちろんシンガポール航空ファーストクラスも予約できます↓
アビアンカ航空(Avianca)
MRポイントを使って一番簡単にスターアライアンスの特典航空券を予約しようと思うといくつか選択肢があります。
ANA
エアカナダ
アビアンカ
シンガポール
この中でサーチャージがかからないのがアビアンカです。そして特典航空券の必要マイル数もリーズナブル!
特にサーチャージが高いルフトハンザ航空ファーストクラス(300-500ドル)などを予約する場合は、アビアンカマイルを使うのがお得です。アビアンカマイルだと100ドル以下で予約可能です↓
ヴァージンアトランティック航空(Virgin Atlantic Flying Club)
Virgin Atlanticはアライアンスに加盟していないエアラインですがたくさんのエアラインと提携しています。そして特典チャートも各パートナーあるので複雑ですが、1つ1つ見ていくとかなりお得な特典チャートがあります。
その代表がANAとDeltaです。1つずつ見ていきましょう!
ANA
Virgin Atlanticポイントを使ってANAの特典航空券を予約できます。特典チャートがこちら↓
ルール:
往復のみ予約可能(片道予約はできません)
ANA便のみ(他のエアラインが含まれる特典航空券は予約できません)
予約は電話のみ(インターネットで予約不可)
往路と復路でキャビンを変えることができる(例、往路エコノミー+復路ファーストなど)
48時間予約をホールドできます
ANAビジネス、特にファーストクラス特典航空券がお得です。11か月先であればANAファーストクラス空席は結構空いています。特にシカゴ(ORD)とヒューストン(IAH)は空席が多い傾向があります。
私もMRポイント→Virgin Atlanticにトランスファーして去年ANAビジネス&ファーストを予約しました。レビューはこちら↓
日本⇔アメリカまたはヨーロッパは普段ファーストクラス往復が120,000VAポイントで予約できます。ビジネスクラス往復は普段95,000VAポイントで予約可能です。サーチャージが少しかかります。100-200ドルほど。
ちなみにANAファーストクラス往復チケットの値段は・・・約24,000ドル(250万円)!
片道ANAビジネス、もう片道ANAファーストクラスにすることも可能です。私はその方法でANAビジネスにも乗りました↓
Delta
1/2/2021アップデート:Deltaの特典航空券に必要なポイント数が大幅に多くなりました。改悪です
【2021年最初の改悪】Virgin AtlanticのDelta特典チャートが改悪💣
改悪前:
アメリカ⇔日本片道ビジネスクラス60,000ポイント改悪後:
SEA⇔HND片道105,000ポイント
LAX(MSP)⇔HND片道130,000ポイント
ATL(DTW)⇔HND片道165,000ポイント飛距離により必要ポイント数が変わりました https://t.co/LuAjcunS7Z
— アメリカ🇺🇸在住陸マイラーKaz (@rikumiley) January 1, 2021
Virgin Atlanticポイントを使ってDeltaの特典航空券を予約できます。
アメリカ⇔日本(ビジネスクラス):60,000VAポイント/片道
アメリカ⇔ヨーロッパ(ビジネスクラス):50,000VAポイント/片道
ルール:
片道予約可能
インターネット予約可能
Delta便のみ(他のエアラインを組み合わせることは不可)
ビジネスクラスがこんなに少ないポイント数で予約できるのはすごいですよね!しかもサーチャージはなし!
同じフライトをDeltaマイルで予約しようとすると、とんでもないマイル数が必要です↓
ちなみにDeltaビジネスクラス往復チケットの値段は・・・約 5,000ドル(50万円)
DeltaビジネスクラスであるDelta One Suiteはとても快適でした↓
BAと同様Virgin Atlanticはトランスファーボーナスが毎年2-3回あります。その時にトランスファーして上記で解説した使い方をすると、とんでもなくお得に特典航空券が入手できます!
まとめ
上手に使えばかなりお得なBAとVAにトランスファーボーナスがあるので、URポイントに比べると「得した!」と感じることが多いフレキシブルポイントだと思います。
OneWorld加盟エアライン直行便を予約するならBA
Star Alliance加盟エアラインを予約するならANAのみまたはアビアンカ
ANAビジネスクラス&ファーストクラスのみの予約はVirgin Atlantic
シンガポール航空長距離ビジネスクラス&ファーストクラスの予約はシンガポール
SkyTeam加盟エアラインDeltaビジネスクラス予約はVirgin Atlantic
MRの貯め方もクレジットカード作って使う以外にも方法がいくつかあるのがメリットです。特にRakutenポータルと紹介ボーナスが使えるのでポイントが貯まるスピードが断然UPです!
旅行の目標を作り、クレジットカードを申請しマイル&ポイントを貯める。
貯まったら計画していた旅行を予約。
この繰り返しが大切です。このMRポイント完全ガイドで今までよりも上手に貯め&使える人が増えると嬉しいです。
SANADA says
Amexオファーについて質問です。
オファーに10%バック(75ドルまで)とある場合、これは75ドルが戻ってくるのではなく、7500ポイントが加算されるのでしょうか?
rikumiley says
SANADAさん
オファーにドルで書いてある時はステートメントクレジット(=キャッシュ)で、MRポイントとある時はポイントで戻ってきます。
SANADA says
早速ありがとうございました。
MRポイントのオファーをほとんど見たことがないのですが、MRと書かれているときのみポイントで戻ってくるのですね。
ハラボ― says
陸さんはじめまして。中西部在住のハラボ―です。
Twitterフォローさせていただいて、色々勉強させていただきました。
ブログ一気に拝見して、まずはBlue Business Plusを作ろうと思いました。
Chaseの銀行口座は作ったので、もう少しスコアがたまったところで
Chase Sapphire Preferredもチャレンジ予定です。
夫婦でカードを作って良い旅行を楽しみたいと思っています。これからよろしくお願いします。
ちなみに、Blue Business Plusの紹介リンクがあれば、ぜひ教えてください。
rikumiley says
ハラボーさん
コメント&フォローありがとうございます!
中西部に駐在されてるんですね!私も去年まで約10年間中西部のネブラスカに住んでいました。
Blue Business Plusは持っていて絶対損しないクレジットカードですのでおすすめです。
こちらにブログ読者さんの紹介リンクありますので、ぜひお使いください。
Sapphire PreferredはChaseの口座があれば最短で4か月でアプルーブされた方知っています。Sapphire Preferredアプルーブされるといいですね!
ハラボ― says
陸さん
そうでしたか!私はオハイオですが、ネブラスカはまだ行ったことがないので、ぜひ旅してみたいです。
Blue Business Plus先ほど申し込みましたが、declineされてしまいました・・。
個人事業主で申請は出したのですが・・予想以上にクレジットスコアが低いのかもしれません。
気を取り直してちょっと間を置いてから別のカードを申し込みます。
この状況だと、AmexのパーソナルカードならEveryday Prefferedとかが良さげですかね?
なんとも情けない結果になりました。。
rikumiley says
ハラボーさん
オハイオなんですね~結構日本人多いですよね!出張で行ったことがあります。
Blue Business Plus作れませんでしたが💦Chaseはビジネスクレジットカード厳しくしましたが、Amexはまだ大丈夫かと思ってました。
もしかすると少しずつAmexもビジネスクレジットカード厳しくしてる可能性ありますね。
今はパーソナルが安全で狙い目です。ただ5/24にカウントされるのがデメリットです。
ハラボ― says
陸さん
そうですね、たまに日本人も見かけます!
ありがとうございます。ちょっと間をおいてパーソナルのカードを作ります。ANA USAしか持っていないので、5枚までなかなか行きつかなさそうです(笑)
今後ともよろしくお願いします。
kk says
Dr of Creditの中で
①バージンアトランティックでANAの片道特典が予約できるとの記事と
April 4, 2021 One Way ANA Awards Now Bookable With Virgin Atlantic Points – Doctor Of Credit
https://www.doctorofcredit.com/one-way-ana-awards-now-bookable-with-virgin-atlantic-points/
マイル数は多分改悪されているでしょうね。
②ANA 羽田と成田のラウンジがPriority Passに加えられた記事を見つけました。
April 2, 2021 ANA Haneda and Narita Lounges Added To Priority Pass – Doctor Of Credit
https://www.doctorofcredit.com/ana-haneda-and-narita-lounges-added-to-priority-pass/
rikumiley says
kkさん
Virgin AtlanticポイントでANAの特典予約する人ってアメリカ在住者と一部イギリス在住者だけなのかもしれませんね。意外に改悪にならないのでびっくりしてます。片道で取れるようになったので、以前よりも格段に使いやすくなりましたね!
kk says
Virgin Atlanticはコロナの一年目の時、会社潰れるかもと一寸心配しましたが、意外に改悪にならないという事、ほっとしています。 ANA片道でOK+ラウンジOK。多分コロナが収束したら変わるでしょうね。 ところで、最近忙しくて、あまりコミュニティのチェックしていませんでしたが、やっぱり毎日要チェックですねぇ。コミュニティの皆さんからの情報が随時入って来るので、何時どんな情報が出てくるか、一日も欠かせないと痛感しています。
まこと says
こんにちは。
たくさんの良質な記事のおかげでクレジットカードを決められました。
一つ質問なのですが、ビジネスクレジットカードとパーソナルクレジットカードは同じアカウントにつなぐことはできるのでしょうか。もしくは、違うアカウントを作らなければならないのでしょうか。
昨日パーソナル(先)とビジネス(後)を申請して、パーソナルで作ったアカウントにビジネスのものをつなごうとしても上手くいきません。これはビジネスでもらったCID#がtemporaryだからかもしれませんが、追加しようとした際あなたのカードはブロックされていますと出てしまい不安で。。
よろしければご教授いただけると嬉しいです。
rikumiley says
まことさん
コメントありがとうございます。
新しいカードが来てからActivateを今使ってるAmexアカウントのログインを使うことで自然と紐づけできますよー
パーソナル&ビジネス関係なく同じアカウントで管理可能です。例外としてHilton系やDelta系のビジネスクレジットカードだと違うログインID作らないといけないケースもあります
Makoto Doi says
お返事ありがとうございます。
調べると公式サイトでYou can enroll or link an eligible American Express Card to the Membership Rewards® program. By linking all your eligible Cards, along with any Additional Cards you have, you can maximize the number of points you can earn.
You can also choose to enroll any eligible Corporate Card issued in your name for a fee (on Green and Gold products). と出てきてさらに焦っていました…また届いたら更新させていただきます。
ありがとうございます。
Makoto Doi says
先日カードが届いたので電話してつなげてもらえました。情報ありがとうございました!
rikumiley says
まことさん
無事にできてよかったですね!