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これからマイルを貯め始めたい方!どのようにすればマイルが貯まるか全てわかりやすく説明しているこちらの記事を参考にしてください。
2年目の年会費がアカウントにチャージされたら、クレジットカードキープするか解約するか悩む人が多いと思います。
実はキープと解約する以外にも選択肢はあるって知っていましたか?
それがプロダクトチェンジ=クレジットカード切り替えというものです。
この記事ではプロダクトチェンジに関する基本的なルール、ベネフィットそして注意点をシェアしたいと思います。
ブログ読者さんからメールで「プロダクトチェンジ」についての記事を書いて欲しいとリクエストをもらいました。ありがとうございます。記事で取り上げて欲しいトピックありましたらいつでもメール&コメントしてください!
プロダクトチェンジとは?
クレジットカードAを同じ銀行が発行するクレジットカードBに切り替えするという行為がプロダクトチェンジと呼ばれます。
この際クレジットカードAを解約すると同時にクレジットカードBを作るという意味です。
言い方を変えると、今まであったクレジットカードAがクレジットカードBに変わるだけなのです。
クレジットカードの見た目と年会費やポイントの貯まり方は変わりますが、その他のことは変更されません。これがプロダクトチェンジをする一番のベネフィットです!
プロダクトチェンジするベネフィット
プロダクトチェンジをすれば、実際にはクレジットカードAは解約された扱いになりません。
解約しないでクレジットカードBを作ることが可能なのです。
つまり、クレジットスコアが下がらない。銀行とのクレジットヒストリーをさらに構築できる。というベネフィットがあります。
理由は、クレジットカードBを作る際にクレジットレポートを銀行が使う必要がないので、新規でクレジットカードBを作る過程とは少し異なり、この時にクレジットスコアは下がりません。
クレジットカードAを解約するとその銀行とのクレジットヒストリーが途絶えますが、クレジットカードBをプロダクトチェンジしてもらえるためクレジットヒストリーが銀行とより長く続きます。
するとクレジットスコアが上がるスピードが増すわけです。
プロダクトチェンジルール
「じゃー全てのクレジットカードが2年目の年会費がチャージされたらプロダクトチェンジすればいいんじゃないの?」
と思う人も多いでしょう。ところが銀行側はそう簡単にはさせてくれないのです。
プロダクトチェンジに関するルールが2つあります。
12ヶ月待たないとプロダクトチェンジできない
クレジットカードAの入会ボーナスだけをもらってすぐにプロダクトチェンジされたんじゃー銀行は嫌ですよね。銀行は我々に2年目の年会費を支払って欲しいのです。むしろ、2年目の年会費がチャージされたことに気づかずに(結構このような人が多いようです)そのままず~っとクレジットカードを持ち続けて欲しいのです。
年会費があるクレジットカードAをすぐにプロダクトチェンジして年会費がないクレジットカードBにする=銀行にとっては儲けが少ないわけです。
なのでほとんどの銀行はクレジットカードAを作ってから12ヶ月ぐらいしないとプロダクトチェンジはさせてくれません。
場合によっては例外もありますが基本的に12ヶ月経過しないとプロダクトチェンジできないと理解して間違いはありません。
プロダクトチェンジできるクレジットカードは限られている
銀行は簡単にはプロダクトチェンジさせてくれませんよ~(笑)理由は上記の通りです。
プロダクトチェンジをする際同じマイル&ポイントが貯まるクレジットカードでないとプロダクトチェンジできないケースがほとんどです。
つまりクレジットカードAとクレジットカードBは同じマイルまたはポイントが貯まるクレジットカードである場合がほとんどということです。
例えば、
クレジットカードA=Arrival+クレジットカード
クレジットカードB=Arrivalクレジットカード
というような感じです。
全く違うマイルまたはポイントが貯まるクレジットカードにはプロダクトチェンジできません。
つまり、
クレジットカードA=Wyndhamクレジットカード
クレジットカードB=Arrivalクレジットカード
のようにホテルポイントが貯まるクレジットカードからキャッシュバッククレジットカード、またはエアラインマイルが貯まるクレジットカードにはできません。
あくまでも基本ルールは同じポイントまたはマイルが貯まるクレジットカードにしかプロダクトチェンジできない。
デルタならデルタ
ヒルトンならヒルトン
キャッシュバックならキャッシュバック
プロダクトチェンジの注意点
プロダクトチェンジしても入会ボーナスはもらえません(一部のアメックスクレジットカードのプロダクトチェンジオファーを除く)。
先ほどの例を使いましょう。
最初にクレジットカードAを作って入会ボーナスをもらいます。12ヵ月後にプロダクトチェンジしてクレジットカードBにしました。
この場合はクレジットカードBの入会ボーナスをもらうことができません。
たとえ過去にクレジットカードBを作ったことがないとしても入会ボーナスをもらうことはできません。
プロダクトチェンジしてクレジットカードBを作り、後日解約、数ヵ月後にクレジットカードBを新規で申請しても入会ボーナスはもらえません。
今まで作ったことがないクレジットカードにプロダクトチェンジした場合、新規で作ったとシステム上で扱われてしまいます。するとそれ以降に同じクレジットカードを作っても入会ボーナスはもらえません。
(2回目以降入会ボーナスをもらうにはこちらの記事で説明したルールに従ってください)
なのでプロダクトチェンジして長期でキープしたいクレジットカードがあるのであれば事前に新規で作り入会ボーナスをもらっておくのがコツです。
結論
プロダクトチェンジは一言で言っても結構色々ルールがあったり、気をつけなくてはいけないこともあります。
クレジットカードをキープするまたは解約する以外にプロダクトチェンジするという選択肢があるということを知っておくだけでもいずれ役に立つときが来ると思います。
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