アメリカンマイル特典チャート&特典航空券ルール完全攻略ガイド

 

 

 

 

 

 

 

バックグラウンド

 

 

JALANAの特典チャート完全攻略ガイドが人気で、アメリカンの特典チャート完全ガイドも書いて欲しいと要望があったため書いてみます。

JALと同じワンワールド系のアメリカン(AA)のマイルを使い、アメリカン、JAL、その他のワンワールド系またはアメリカン航空パートナーの特典航空券を購入する際に注意する点やコツをまとめました。

 

 

アメリカン特典チャート基本ルール

 

 

ストップオーバー

 

 

ストップーオーバーとオープンジョーについての詳しい説明はこちらの記事を参考にしてください。

ストップオーバーは使えません。つまり乗り継ぎは国際線を含むチケットだと23時間59分がマックスです。

24時間を越える乗り継ぎは別々のチケットとして扱われます=2つ分必要なマイル数を支払わないといけない。

 

例1、

ニューヨーク→ロス→成田

ロスでの乗換えが23時間59分以下であれば、ニューヨークから成田まで片道35000マイルで特典航空券が購入できます。

理由はロスでの乗り換えが23時間59分以下で24時間以下なのでストップオーバーとみなされないため。

 

例2、

ニューヨーク→ロス→成田

ロスでの乗換えが25時間だと仮定します。

すると24時間以上なので

 

ニューヨーク→ロス

ロス→成田

 

というように2つのチケット扱いになります。アメリカ国内片道は12500マイル、アメリカ発日本行き片道は35000マイル。合計で47500マイルとなります。

 

乗り換えは片道3回までしかできません。

つまり、出発地→A(経由地1)→B(経由地2)→C(経由地3)→目的地

それ以上の乗換えがあると別のチケットとして扱われます=余分にマイルが必要になる。

 

 

オープンジョー

 

 

アメリカンマイルを使っての特典航空券は片道(往復チケットの半分のマイル数)でも発券できるのでオープンジョーは使える、使えないは関係ありません。

往復チケットの旅程にオープンジョーを付け加えたい場合は、往復チケットではなく片道チケットを2つ購入してオープンジョーを付け加えると同じことができます。

 

例3、

往路:成田→ニューヨーク

復路:ニューヨーク→成田

 

例3を往復チケットとして購入すると、単純に成田―ニューヨークの往復チケットにしかなりません。この場合必要マイル数はエコノミーで70000マイル。

ここにオープンジョーを付け加えるには往復チケットではなく片道チケット2つとして発券する必要があります。

 

例4、

往路:成田→ニューヨーク

オープンジョー:ニューヨーク→ロス

復路:ロス→成田

 

このように往路と復路を別々に発券することで間にオープンジョーを付け加えることができます。

ここで必要なマイル数は往路35000マイル、復路も35000マイルで合計70000マイル。つまり例3と変わりありません。

 

オープンジョーを2つ使うことも可能です。

例5、

往路:成田→ニューヨーク

オープンジョー1:ニューヨーク→ロス

復路:ロス→関空

オープンジョー2:成田ー関空

 

2つオープンジョーを加えても必要マイル数は例3、例4と変わらず合計70000マイルです。

 

 

手数料

 

 

特典航空券をキャンセルまたは変更する場合には150ドルの手数料がかかります。

同じアカウントからマイルを使って予約したチケット2人目以降25ドルでキャンセルできます。

例、

Aさんのアカウントから3人分特典航空券を購入し、キャンセルする場合。

Aさんのキャンセル料150ドル+他2人分50ドル(25ドルずつ)=200ドルでキャンセル可能。

 

Aさんのアカウントから2人分、Bさんのアカウントから1人分の特典航空券を購入し、キャンセルする場合。

Aさんのキャンセル料150ドル+1人分25ドル=175ドル。

Bさんのキャンセル料150ドル

この場合3人分をキャンセルするのに325ドル手数料がかかります。

 

先ほど変更するのにも手数料がかかると説明しました。

ここで言う変更は、出発地または目的地の変更。

キャリアの変更(アメリカンからJALにするなど)を意味します。

 

出発地+目的地とキャリアを変更しなければ、以下の2つは無料で変更できます。

①キャビンをアップグレードする

②日程を変更する

 

キャビンアップグレード①は今エコノミーで予約しているけど、ビジネスクラスに空席がある!だから変更したいという場合には無料でできます。

もちろんビジネスからファースト、エコノミーからファーストへのアップグレードもできます。

 

「5月に日本帰るように特典航空券予約したけど都合が悪くなって5月じゃ無理!」

同じルート&キャリアーであれば、6月でも、11月でも日程を無料で変更できます。

 

 

 

アメリカ発特典チャート

 

 

 アメリカカナダ&アラスカハワイカリビアン&メキシコ中米南米1南米2ヨーロッパ中東インドアフリカアジア1アジア2サウスパシフィック
エコノミー12500
(7500)
1500022500
(20000)
17500
(12500)
17500
(12500)
20000
(17500)
3000030000
(22500)
40000400004000035000
(32500)
37500
(32500)
40000
ビジネス2500030000400002500025000300005700057500700007000075000600007000080000
ファースト500005500065000500005000055000850008500011500011500012000080000110000110000

 

アメリカン航空での特典航空券の場合オフピークという期間が存在して、その期間での旅行は割引になるシステムです。

全ての目的地にオフピークが存在するわけではありません。オフピークと呼ばれるだけあって、目的地別のオフピークに相当します。

ここで注意が必要なのは、全ての区間がアメリカンでないとオフピークの値段が適応されないこと。

 

例6、

オマハ→シカゴ→成田

 

全てアメリカンだとオフピークで32500マイル。

シカゴ→成田がJALだと35000マイル。

このことは、JALだけではなくアメリカンのパートナー全てに適応されることです。

 

 

オフピークチャート

 

 

こちら↓オフピークを表にまとめました。オフピークの必要マイル数は(数字)で示しました。

 

 

目的地オフピーク日にち
ハワイ着12/25-3/12, 8/11-11/18, 11/24-12/10
ハワイ発1/7-3/19, 8/18-11/27, 12/3-12/25
カリビアン&メキシコ&中米9/7-11/4, 4/27-5/20
ヨーロッパ1/10-3/14, 11/1-12/14
日本着1/1-4/30, 7/1-11/30
日本発1/16-4/19, 5/2-5/31, 9/1-12/31
韓国着1/1-4/30, 7/1-11/30
韓国発1/16-5/31, 9/1-12/31
中国&香港着1/1-4/30, 7/1-9/30, 10/11-11/30
中国&香港発2/1-5/31, 9/1-9/19, 10/2-12/31
南米1/16-6/14, 9/7-11/14

 

日本発特典チャート

 

 

 アメリカカナダ&アラスカハワイカリビアン&メキシコヨーロッパ中東インドアフリカアジア1アジア2サウスパシフィック
エコノミー35000
(32500)
3750045000375003500022500225004500012500
(7500)
2000030000
ビジネス600006500080000725007500040000400007500020000
(15000)
3000040000
ファースト8000085000950008500090000500005000090000300004000060000

 

先ほどのオフピークは日本発でもアメリカ発でも適応されます。アメリカンのフライトが運行している地域であれば使えるベネフィットです。

日本発だとアメリカンでの旅行よりも、アメリカンのパートナーでの旅行が多くなります。

例えば、JAL、キャッセイ、カンタス、カタール、エアタヒチヌイなどなど。

パートナーでの旅行の場合でもこの表に表示されているマイルで特典航空券が購入できます。

 

 

経由ルール

 

 

アメリカンの経由ルールはANAのエリアルールとちょっと似ています。

簡単にまとめると、地域1から地域2に行くチケットで地域3を経由して地域2に行くことはできないというルールです。

他の地域には寄り道しないで直行便で行ってね~というルール。

例えば極端な例ですが、日本発ヨーロッパ経由でオーストラリアに行くチケットなんて1つのチケットとして予約できないわけです。

 

しかしアメリカンの直行便で全ての場所に行けるわけではないので、必然的にどこかを経由して目的地にたどり着かなくてはいけない場合があります。

それがこれから説明する経由ルールの例外です。

 

もちろんルールには例外が存在します。

 

  1. 北米、中米、南米とインドまたは中東の旅行の場合ヨーロッパを経由できる
  2. 北米、中米、南米とアフリカの旅行の場合もヨーロッパ経由できる
  3. 北米、南米とアフリカの旅行の場合カタール航空を使えば中東またはインドを経由できる
  4. 北米、中米、南米とアジア2の旅行の場合アジア1を経由できる
  5. インド、中東とアジア1またはサウスパシフィックの旅行の場合はアジア2を経由できる
  6. アフリカとアジア1の旅行の場合カタール航空を使えば中東またはインドを経由できる
  7. アフリカとアジア2の旅行の場合カタール航空を使えば中東またはインドを経由できる
  8. アジア1とヨーロッパまたはサウスパシフィックの旅行の場合はアジア2を経由できる
  9. ヨーロッパとアジア1の旅行の場合カタール航空を使えば中東またはインドを経由できる
  10. ヨーロッパとアジア2の旅行の場合カタール航空を使えば中東またはインドを経由できる
  11. ヨーロッパとサウスパシフィックの旅行の場合カタール航空を使えば中東またはインドを経由できる
  12. 北米とインドの旅行の場合、太平洋横断フライトがアメリカン、キャッセイで、それ以降がキャッセイ、スリランカ、またはジェットエアであれば可能

 

経由ルールを守らないと、1つのチケットとして扱われずに、2つのチケットとして扱われ余分にマイルを支払わないといけなくまります。

かる~く上記の1)から12)を要約すると、できるだけカタール航空を使うように中東またはインドを経由するように旅程を組み立てるとほぼ大丈夫です!

 

 

ハワイアン航空がパートナーなのにアメリカ⇔ハワイ特典航空券が購入できない

 

 

アメリカンとハワイアンはパートナーですが、アメリカとハワイ間のハワイアン特典航空券はアメリカンマイルを使って予約することができません(以前まではできましたが、今はできません)。

アメリカからアメリカンマイルを使ってハワイに行くには、アメリカンで行くか、アラスカ航空でいくかのどちらかになります。

 

不思議なことにハワイアン航空でもアメリカ⇔ハワイでなければアメリカンマイルで特典航空券を購入できます。

例えば、

ホノルル⇔マウイ

ホノルル⇔日本

 

ハワイアン航空の特典航空券は空席が比較的多いのでアメリカ在住の人にとってはとても残念な規制です。

 

 

アメリカンウェブサイトでアラスカ航空便を検索

 

 

以前まではアメリカンウェブサイトで簡単にアラスカの空席が表示されたのですが、最近は1作業しないと表示されなくなってしまいました。

①Advanced searchをクリックする

 

 

 

 

②下のほうにある検索エアラインがall airlinesであることを確認する

 

 

 

 

③検索したい情報を入力し検索

 

以上です。

②でほとんどの場合は最初からall airlinesになっていますが、①と②をスキップするとアラスカ航空の空席が表示されません。

簡単な方法ですが、あまりネット上では取り上げられていないのが現状です。

 

 

アメリカンマイルを使ってJAL&キャッセイ

 

 

以前書いた記事を参考にしてください。

アメリカンのウェブサイトではJALまたはキャッセイ(どちらもワンワールドパートナー)の空席が検索できません。

空席検索に使うウェブサイトは、ブリティッシュエアウェイズ、アラスカ、JAL、カンタスのいずれかを使う必要があります。

 

 

アメリカンマイルを使ってエアタヒチヌイ

 

 

以前書いた記事を参考にしてください。

無料でエアタヒチヌイの空席を調べるのはできなくなってしまったので、一番簡単に検索する方法はアメリカンの日本語デスクに電話で問い合わせるのが一番でしょう。

 

 

Saver awardとAnytime awardは混ぜて使えない

 

 

「1つのルートだけどうしても空席見つからないからAnytime awardにしてその区間だけは多く払おう!」

これはできません。1つの特典航空券はsaver awardかAnytime awardどちらかでないと発券できません。混ぜることができないのです。

 

 

特典航空券予約のコツ

 

 

アメリカンマイルを使う上手に使うコツを紹介します。

 

 

特典航空券のホールド

 

 

仮予約(ホールド)はなんと5日もできます!しかも無料で!

なので目当てのフライトに空席があればとりあえずホールドして、ほかの乗り継ぎの空席は後日検索したりすると便利な場合があります。

特に人気のルートやビジネスクラス&ファーストクラスに乗りたい時、希望のフライトに空席を見つけたらとりあえずホールドしましょう!乗り継ぎは二の次です。理由は、乗り継ぎの空席などを検索しているうちに希望のフライト(ビジネスとか特にファースト)の空席が誰かに予約されてしまうことを防ぐためです。

 

具体的に説明するとこんな感じです。

私はオマハ(OMA)発で成田までの往復チケットをマイルで購入したい。そしてJALに乗りたい。できればJALのファーストを体験したい!さらにJALのファーストなら成田発がいい!(ファーストクラスラウンジ使えるしね)

となると一番最初に検索するのは成田発のJALファーストでしょう。成田からアメリカまでのフライトでJALファーストがあるのが、シカゴ、サンフランシスコ、ニューヨーク、ロスです。

この中で一番乗りたい路線を選ぶと仮定します。成田→シカゴのJALファーストに乗りたい!

ということでこの区間を一番最初に検索して見事空席があったと仮定します。それで、シカゴーオマハまでの乗り継ぎを探さず、とりあえずJALファーストをホールドするのです。ホールドをした後にじっくりと乗り継ぎ便や往路の空席を探します。

ホールドして乗り継ぎなどを検索しても空席がない場合があります。でも5日ホールドできるので5日以内に空席が見つかれば問題はありません。

 

 

電話で予約=費用は無料

 

 

アメリカンのウェブサイトで空席を確認できないエアラインが旅程に含まれる場合(JALやエアタヒチヌイ、キャッセイなど)電話をして予約しないといけません。

この場合電話でチケットを予約する費用はかかりません。理由はアメリカンのパートナーなのに、アメリカンのウェブサイトで検索できない=オンラインで予約できない=電話かけるしか方法はないからです。

逆にアメリカンのウェブサイトで検索できるエアラインだけのチケットを電話で予約する場合には電話で予約する手数料を支払わないといけませんのでご注意を!

 

 

結論

 

 

以上がアメリカンマイル特典チャートの完全攻略ガイドでした。

JALやANAのようにパートナーはパートナー専用の特典チャートがあったり、専用特典ルールがあるわけではないので比較的簡単に理解できると思います。

アメリカンマイルを使っての特典航空券はストップオーバーが使えないのがとても残念な点です。

従ってアメリカから日本へ一時帰国する際に、ちょっとハワイに寄り道してから帰る。。。というようなことはできません(以前はできたんですよ~!)

 

アメリカンのパートナー航空会社はアメリカンのウェブサイトでご確認ください。

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3 thoughts on “アメリカンマイル特典チャート&特典航空券ルール完全攻略ガイド”

  1. リクエストに応えていただき有難うございました。

    上記以外で私が実際に予約するまで分からなかったことは、
    JALとAAを混ぜる予約において、予約クラスが何であれAA便はSAAverの空席からしか選べないこと、日本国内線はクラスJは取れないことでした。後者はJAL国内線の仕組みを分かっていれば当然でしょうし、前者は冷静にAA単独のチャートと見比べれば当然と今なら分かるのですが、当時はoneworld and partner airlines award chartだけ見ていたのでお恥ずかしながら電話をしてから判明しました^^;

    1. あと書かれていないのは、現状はJALなどオンラインで予約できない航空会社を含む場合は電話でしか予約できないこと、その場合の電話予約手数料は免除されること、一部区間であっても5日間無料でホールドできることでしょうか。
      JALで複数人数やファーストなど希少チケットを取るときは、意中の空席が見つかったら接続便を調べる前に仮おさえしちゃいます。

      1. sakiさん

        コメントありがとうございます。時間がかかりましたが以前リクエストされていた記事を書いてみました。
        ご指摘されている内容も付け加えたいと思います。ありがとうございます。

        アメリカンマイルを使ってJALの国内線を予約したことがないのでJが取れないということ自体も知りませんでした。コメントを拝見する限りsakiさんはかなりアメリカンマイルのプロですね!(笑)

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