写真はJR東日本ウェブサイトから
バックグラウンド
アメリカだとクレジットカード使えないで困ることはそこまでありませんが、日本はクレジットカード使えないけどSuicaで支払える!みたいな所が多く存在するようです↓
キャッシュが一切無い我が家。
行きたいラーメン屋は全てクレカ不可。電車で移動しようとICカードを買おうとするもクレカチャージ不可、切符も現金のみで詰む。一旦家に戻ってWi-Fi環境下でSuicaダウンロードしてようやく電車のれた。。このくだり絶対外国人も同じ事してるぞ。日本なんとかして。— そぜ in 🇺🇸 (@keizy_soze) March 21, 2022
アメリカ在住者が日本一時帰国する際に支払いはどうせならクレジットカードでしたい。ですよね?でもクレジットカード直接使えないならクレジットカード使ってモバイルSuicaにチャージすることで間接的にクレジットカードを使い支払うことができます。
するとミニマムスペンドにも貢献するし、ポイントも貯まります。そしてSuicaはトラベルカテゴリーなのでx3ポイントが貯まるクレジットカードもあります(Amex Personal Greedなど)
しかしモバイルSuicaのチャージにはFELICAシステムが使われているので日本以外に住む人にとっては厄介なんです。特にアンドロイドユーザー。
この記事ではアメリカでアンドロイドユーザーの私が日本一時帰国の際にどうにかモバイルSuica使いたい!そう思ってリサーチした結果をシェアします。
iPhone 8以上か日本で販売しているアンドロイド
モバイルSuicaを使う方法として一番知られている方法はアメリカで使っていたiPhone 8以上をそのまま使うこと。でもアンドロイドユーザーはそもそもiPhoneないですよね。あっても昔の古いバージョン。アメリカで購入したiPhoneは8以上じゃないとモバイルSuica対応ではないので使えません。
スマホを使う方法としてiPhone以外にアンドロイドを使ってモバイルSuica使う方法がありますが、日本で販売しているアンドロイドだけがモバイルSuica使える仕様となっているようです。そして日本で販売しているアンドロイドを使うには日本のスマホ契約する必要がある??
では日本帰国中はiPhoneか日本のアンドロイドを借りればいい!そうすれば問題なくモバイルSuica使えるはずですね。でもスマホのレンタルは意外と高額で、パスポートなどの個人情報を色々提出する必要があり面倒です。
そして滞在中に今使っているスマホをWifiに常につなげておきたいと思った時、日本でスマホをレンタルしてもWifi飛ばせる設定じゃないことが多いので無意味です。結局ポケットWifiを借りる感じになると思います。
ということで海外でアンドロイドを使ってる人にとってはスマホを使い一時帰国時にモバイルSuicaを使うというのは結構ハードルが高いのです。
スマートウォッチ
モバイルSuicaはiPhoneやスマホ以外でも使えるようになってきました。今はスマートウォッチにモバイルSuica機能がついてくるようになってます。ただし、FELICAは日本特有の支払いシステムのため規制があり、どのスマートウォッチが使えるのか吟味する必要があります。
2022年4月現在でスマートウォッチでモバイルSuica使えるのは4社ほど。
- Fitbit
- Apple Watch
- Garmin
- SonyのWena 3
GarminとSonyのスマートウォッチは値段が高額のため一時帰国時にモバイルSuicaを使うためだけの目的で購入できるような値段ではありません。そしてアンドロイドと同じで日本で購入しないと使えないので海外在住者にとってはとても不便。
Apple Watchはアメリカでも購入でき、対応モデルがありますが、アンドロイドユーザーはそもそもApple IDなどなかったりします。Apple Watchの初期設定でiPhoneと連動させたりしないといけないようなのでiPhone自体ないアンドロイドユーザーは使えません。
Fitbit
唯一候補として残ったのがFitbitです。Fitbitもモデルによっては日本で売っているFitbitしか使えないので注意が必要です。
“Fitbit Charge 4, Fitbit Charge 5, Fitbit Sense, and Fitbit Versa 3 are compatible with Suica”
“Certain Fitbit Charge 4 trackers sold in Japan are compatible with Suica”
“Sense and Versa 3 must be running Fitbit OS 5.2 or higher”
“For Sense and Versa 3, the Fitbit app must be on version 3.43 or higher. For Charge 5, the Fitbit app must be on version 3.47 or higher”
つまり海外でFitbitを購入する場合、Fitbit Charge 5, Fitbit Sense, and Fitbit Versa 3のどれかであればモバイルSuicaを使うことができるはずです。しかもFitbitの英語のサイトに書いてあるので明らかに日本人以外に向けての説明文です。そしてCharge 4だけは日本で売っているモデルのみ対応と記載があります。
Fitbit Sense, and Fitbit Versa 3はお値段的に300ドルぐらいなので一時帰国時のためだけに購入するにはちょっとお高い。
でもCharge 5は180ドルほどです(ちなみにused iPhone 8も同じような値段)
なので一時帰国前に海外購入して日本でモバイルSuica専用に使うならFitbit charge 5が一番かなーというのが私のリサーチ結果です。
問題は海外購入したFitbit charge 5が本当に日本で使えるのか?ですよね?
さらにリサーチしてみるとアメリカで購入して日本でモバイルSuica使った経験をブログに書いてくれた人を見つけました(こちらのブログ)ukringoさんありがとうございます
チャージの支払いはGoogle payに登録したクレジットカードでできたそうです。Google payを使ってどのアメリカ発行クレジットカードを使うとどのカテゴリーでどれだけ貯めるのかは2021年に変動があったようで、はっきりとしたリストを見つけるのは難しかったです。Google payだとAmex Personal Greedはx1しか貯まらないというデータも見かけました。しかもChaseクレジットカードはGoogle payではチャージできないらしいですね。
ということはChase以外のクレジットカードをGoogle pay登録してFitbit Charge 5経由でモバイルSuicaにチャージすると間接的にChase以外のクレジットカードを使ってSuica使えるということになるかと思います。
Chaseが発行するクレジットカードをモバイルSuicaで使いたいならiPhone一択。カテゴリーボーナスとかなくてもいいからとりあえずクレジットカード使えればいい!という人は上記で説明したFitbit charge 5の方法がおすすめです(まだ実際使ってないのですが)
ちなみにFitbit SenseとVersa 3ならDellで売っているのでBusiness PlatinumのDell200ドルクレジット使えばほぼ無料で手に入ります
まとめ
アンドロイドユーザーで家にiPhone 8とか一切ない!という場合、一時帰国でモバイルSuicaを使うにはFitbit charge 5が一番よさそうです。日本での支払いはクレジットカード使うよりもSuica使う方がキャッシャーで時間もかからないのでスムーズにいきます。
ただしFitbit charge 5が200ドルほどなので、それだけの金額を支払ってもモバイルSuica使いたいのかを自問しないといけませんね。
それかiphone 8を中古で購入してChaseクレジットカードも登録できるモバイルPasmoを使うのもありなのかもしれません。それにしても日本のContactless paymentシステムはアプリ(モバイルSuica&モバイルPasmo)、支払い方(直接チャージ、Apple pay、Google pay)など複雑すぎるし同じモデルでも海外で購入した物は使えないなど規制が多すぎですね💦
フローチャートで簡単にまとめるとこんな感じです↓
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