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荷物の多くなりがちな日本への帰国。エアラインによって預け荷物の個数が異なることをご存知ですか?
この記事では北米⇔日本のエコノミーチケットの預け荷物の個数について詳しく書いていきたいと思います。
なぜ無料預け荷物の個数の把握が必要か
1人での旅行でお土産を持って帰ってこないならスーツケース1つ、またはCarry onを1つでも十分でしょう。しかし、お土産を買ってきたい場合、そして荷物が多くなる冬の旅行にはスーツケース1人1つぐらい必要になってきます。
我が家は調味料、麺類、服、お酒など日本で買い物をしてアメリカで少しずつ使うのが昔からの楽しみです。円安で物価もアメリカに比べると安いので、同じブランドの全く同じ物を買うのでも日本で買って帰った方が安いのです。それが理由で私のもう1つの趣味ランニング用品も色々買う予定です。
最寄空港から日本へ直行便に毎回乗れる人は心配あまりありませんが、乗り継ぎが必要でしかも別々のチケットで予約する人にとっては預け荷物の個数は厄介な問題なのです。
例えば、チケット1で最寄空港から西海岸へ行き、チケット2は日本への国際線。この場合、預け荷物の料金が2回かかります。チケット1でアメリカ国内の預け荷物料金(35ドル前後)、そしてチケット2は無料でない場合は国際線の預け荷物料金(75-100ドル前後)。
往復だとさらにその2倍の料金が必要となります。だから無料預け荷物の個数の把握が必要なのです。
エアライン別預け荷物個数
ANA JAL Delta/United American Hawaiian Singapore
エコノミー 0-2 (23kg) 2 (23kg) 1-2 (23kg) 1 (23kg) 2 (23kg) 2 (23kg)
プレエコ 2 (23kg) 2 (23kg) 2 (23kg) 2 (23kg) 2 (23kg) 2 (23kg)
ビジネス 2 (32kg) 3 (32kg) 2 (32kg) 2 (32kg) 2 (32kg) 2 (32kg)
ファースト 3 (32kg) 3 (32kg) 2 (32kg)
はっきりと〇個と記載がない場合は要チェックです。例えばANAのエコノミーが0-2です。どのチケットを予約するかで無料で持って行ける個数が変わります。1つしか無料にならないチケットもありますし、ANA特典航空券なら2つ。予約の仕方によっては0の場合もある(らしい)
DeltaとUnitedはBasic economyは1つで、普通のエコノミーが2つまでなら無料というのがルール。
注意点
JALのエコノミーは2つまでが無料ですが、AAのサイトからJALのコードシェア便として予約すると飛ぶ機体はJALでも預け荷物が1つまでしか無料にならないことがあるようです。
マイルを使っての特典航空券も注意が必要。例えば、ANA特典航空券は2つまで無料だけど、ANAマイル以外のスターアライアンスマイルで予約した場合はどうなるのか?例えば、United, Aeroplan, Aviancaなど。
さらにLAX-HNDのJALやANA便だけの予約ならそのエアラインのルールが適用されますが、乗り継ぎがある場合で違うエアラインは入ってくる場合はどうなるのか?
例、DFW-LAXはアメリカン、LAX-HNDはJALの場合、2区間全て2つ無料となるのか、それとも1区間目がアメリカンだから1つまで無料でLAX-HNDがJALでも1つまでとなるのか。などなど意外に難しいのです。
まとめ
上記の話はステータスがない場合の個数です。ステータスがあれば、どのステータスかによりますが、個数が変動します。
一昔前(10-15年?)はどのエアラインでもエコノミーならどのように予約しても2つ無料でした。あの時は全く考えないで楽だったなーと思います。それが今は通用しません。エコノミーでスーツケースたくさん持って帰りたい人はぜひ各エアラインの預け荷物ルールをチェックしてみてください。
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