これからマイルを貯め始めたい方!どのようにすればマイルが貯まるか全てわかりやすく説明しているこちらの記事を参考にしてください
目次
バックグラウンド
マイル&ポイントにハマりすぎると転職する機会を逃す
↓
すると収入が増えにくい
↓
マイル&ポイントは現金化できないので自分の仕事にフォーカスした方がいい!
と記事でシェアしました。その際Alexさんからとても興味深いコメントを頂きました↓
Alexさんのコメント(記事のアイデアありがとうございます!)
「マイル&ポイント活動って、情報収集含め、けっこう時間取られますよね!
その時間、副業したほうがお金になるんじゃないか、とか思っています。
まぁ、結局やめられないんですがw」
もしかすると本当かもしれない!そう思って実際のところどうなのか?副業した方がマイル&ポイントを貯めるよりもお得なんじゃないか?
詳しく分析してみようと思いこの記事を書くことにしました。
はたしてマイル&ポイントを貯めるよりも副業をした方がお得に旅行できるのか?それともマイル&ポイントの方が凄いのか?
副業で得られるお小遣い
誰でも経験なしでできるウェイター&ウェイトレスとして週末2日びっちり働くと仮定して計算したいと思います。ウェイター&ウェイトレスは基本給が3ドルとかで他はチップというケースが多いのですが、計算上時給15ドルとして計算したいと思います。
働くのは週末の土曜日&日曜日、1日8時間働き、1年のうち2週間は休むと仮定。働くのは50週間。すると年間でウェイター&ウェイトレスとしてもらえる金額が
15 x 16 (8×2) x 50 = 12,000ドル
ここからTaxが引かれます(現金でもらっていても申請しないといけないんですよね本当は)
副業の他に本業があるのでTaxブラケットは22%と仮定します。するとTaxで支払わないといけない金額が
12,000 x 22% = 2,640ドル
すると実際手元に残る金額は
12,000 – 2,640 = 9,360ドル
9,360ドルを稼ぐのに費やした時間が800時間(16 x 50)
800時間というのは単純に365で割ると2.2時間です。つまり1日2.2時間以下マイル&ポイントに時間を使って9,360ドル以上の旅行が予約できればマイル&ポイントの方がお得という結論になります。
アメリカ⇔日本チケット値段
西海岸からだったら直行便がありセールもあるので安く手に入ることがあると思いますが、みんなが西海岸に住んでいるわけではなく乗り継がないと日本に帰れない人はたくさんいるため我が家が住んでいるオマハから成田の往復チケットの値段を参考に話をすすめたいと思います。
エコノミークラス:1,500ドル前後
9,360ドルあれば6人分の往復チケットが購入できます。子供が1-2人というブログ読者さんが多いので4人分購入すると仮定して話を進めましょう。
すると4人分のチケットは6,000ドルです。あと3,360ドル分余ります。
ビジネスクラス:4,900ドル前後
9,360ドルあっても2人分のチケットは購入できません。4人家族だったらビジネスクラスで日本に帰ることは到底できませんね。片道エコノミー&片道ビジネスクラスという場合、3,200ドルかそれ以上です((1,500+4,900)/2)
これでやっとギリギリ3人分がカバーできるかできないかです。
1年間で貯まるマイル&ポイント
クレジットカードを作るペースとどのクレジットカードを作るかによりますが、我が家は1年でアメリカンマイルだけでも700,000マイル以上貯めれました(もちろんその他にも貯めましたが話を簡単にするためにアメリカンマイルだけ例として使います)
アメリカ⇔日本ビジネスクラス往復は120,000マイルで予約できます。ほぼ6人分購入できてしまいますね。
アメリカ⇔日本ファーストクラス往復は160,000マイルなのでそれでも4人分は余裕です。
我が家は今年にモルディブへ旅行しますが、現金で支払うとするとフライト&ホテル合わせて最低でも30,000ドル以上はします。
マイル&ポイントを貯めていればこのようなありえない豪華な旅行を予約することができます。
この分析の盲点
この記事では単純に副業で得られる収入とマイル&ポイントで旅行できる旅行代金を比較しました。今回の分析で触れていないことは・・・
副業でもっと稼げる人もいる(ウェイター&ウェイトレスでなくてアプリ作ったりできる人はもっと稼げます)
副業で稼いだお金は旅行以外にも使える(投資もできますね)
週末がなくなること(本業に全く影響しないと仮定&家族の時間ほぼなしと仮定)
結論
ちょっと条件を変えたりすると結論が変わってくる可能性があります。
特に豪華な旅行(ビジネス&ファースト&5つ星ホテル)でなければ副業で稼いたお金を使って旅行するのは悪くないアイデアだと思います。
この記事を書いてみて副業の分を旅行に使ってもいいかも?と一瞬思いました。
しかし、それでも私がマイル&ポイントが好きな理由は肉体労働をしなくてもいい、現金ではできない豪華旅行ができる(マイル&ポイントには夢があります)からです。
普段できない体験がマイル&ポイントを使ってできなくなったら私は辞めます!それがいつ来るかわかりませんがその日が来るまで「今できることをやる!」という姿勢でマイル&ポイントを貯めていこうと思っています。
さて、この記事を読んだ皆さんは副業VSマイル&ポイントについてどう思われました?是非感想や意見をコメント欄でシェアしてください。
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Alex says
陸さん、
わざわざ記事にとりあげてくださってありがとうございます^^
素晴らしい比較&分析ですね!
自分は時間給としての副業は考えませんが、インターネットを使ったビジネスであればマイル&ポイントを超えるポテンシャルはあるかなーと思っています。
ただ、そうそううまくはいかないので、結局は確実なリターンがあるマイル&ポイント活動をおススメしている次第です(笑)
rikumiley says
Alexさん
記事のアイデアありがとうございました。
確かにインターネットを使って副業をするのであれば可能性はありますね。ただ確実に稼げるのはやはりウェイターなどの仕事ですよねー
GOOOO says
大変面白い記事ですね。
お金はマイル等と違い余ってもあればあるだけ良いので、副業で稼げる方はそっちに専念するのもアリですね。
自分はマイル等は基本旅行にしか使えないので、お金とは完全に切り離して考えておりあくまで趣味として集めているので情報収集は苦になりません。
ただ、マイルや特典宿泊等は貯めても会社員では本当に使うのが難しく、また有効期限があったりするので
特典の無料宿泊やマイルが有効期限切れになりそうになると、適当に週末弾丸旅行を設定して消化することもあります。
また、行きたい旅行先というよりも、持っているマイル等で行ける場所から決めなければいけないのでやはり現金にはかないません。
あと関係ないですが各マイル等の有効期限の管理が大変で結構負担に感じています。
(AwardWalletというのを使っていますが、対応していないマイルもあり完全ではないので)
陸さんはどのようにされていますか?
rikumiley says
GOOOOさん
全くおっしゃる通りです!マイルはお金ではなく、色々な規制(期限など)がついてくるため別物として扱う必要がありますね。
私はできるだけフレキシブルポイントとして持っておいて、使うときにだけトランスファーして使うというスタイルです。
なのでどのマイル、ホテルポイントがあるかある程度わかるためAwardwalletは使っていません。
「貯めたら使う」を繰り返しできる限りアカウントに貯めすぎている状態を作らない、貯めるならフレキシブルポイントというようにするのがオススメです。