私は2017年2月1日に独自ドメイン取得後10日でアドセンスにアプルーブされました。この過程で学んだアドセンス審査を通過するコツを公開します。この記事の目的は、今アドセンス審査通過に向けて努力しているブロガーに1つのデータポイントとして私の経験をシェアし、ネットに出回っている「アドセンス審査通過のコツ」に対して私の意見をシェアしたいと思ったからです。
目次
バックグラウンド
ブログをしている人ならほぼみんなが知っているアドセンス。アドセンスをブログで導入したい理由のほとんどは自分のブログでお小遣い稼ぎをしたいからだと思います。アドセンスはブログに設置するだけでアクセスがある程度あれば何もしなくも広告収入でお小遣いを稼ぐことが可能というシステム。つまり不労所得源を作ることができる ツールの代名詞でもあります。
物を紹介して売ったり(アフィリエイト)しなくてもできるという気軽さで人気のアドセンスですが、その手軽さが故に使いたい人も増加し、2016年後期(11月ぐらい)から審査が厳しくなったという報告がネットのあちらこちらで紹介されています。
アドセンス審査の厳しさと対策を説明したブログ:
[2016年11月]Google アドセンス審査通過+審査通過のためにやったこと
さてルールが厳しくなっているようで、対策も様々あるようです。上記のブログがアドセンス取得するためにしたほうがいいと提案していることは以下のお通り
提案されているアドセンス審査通過するため必要事項
- 独自ドメインを使うこと
- 記事が10個以上であること
- 1つの記事が1000文字以上であること
- コンタクト、プライベートポリシー、About meをブログに記載すること
- ブログ作ってから1ヶ月以上経過していること
- 外部リンクは貼らないこと
- ブログ画像は自分が所持しているものだけを使うこと
10日でアドセンス審査を通過した私がしたこと
- 独自ドメインを使うこと
- 記事が10個以上であること
- 1つの記事が1000文字以上であること
- コンタクト、プライベートポリシー、About meをブログに記載すること
ネットでかなりアクセス数がある上記ブログのアドバイスを3つ無視しました。それでも1回で見事に審査を通過できました。つまり最低限私が行ったことをすればアドセンスは簡単に取得できるということです。
基本的に独自ドメインを使うことは必須ですが唯一例外があり、それはblogger.comで作ったブログであればアドセンスを導入できることです。blogger.comを使えばアドセンスを最初から使うことができ、審査も不要です。
とりあえずブログでお小遣い稼ぎをしたいけど、面倒なプロセス(アドセンス審査通過)はできるだけ避けたいという人にとってはblogger.comは最高でしょう。しかし弱点が1つあり、blogger.comのブログ以外ではアドセンスを使えないという制限があります。それにblogger.comに導入できるアドセンスは普通のアドセンスと同じ比率で支払いが計算されているのかは定かではありません。
1記事の文字数は多ければ多いほうがいいのか?
次にブログの記事数と1記事の文字数について、10記事以上、人によっては30記事以上、1記事最低1000文字以上は必要であるなど意見は様々です。私の場合はFC2ブログから引っ越してきたのですでに900件ほどありましたが、1000文字以上の記事は極々わずかでした。写真1つと文章1つという記事がたくさんありましたし、写真たくさん文章少なめの旅行記もたくさんありました。つまり、全ての記事が1000文字以上でなくても全く問題ない!という証拠です。
記事数が10以上で、1つの記事が最低1000文字以上のほうがいい言われる理由は、アドセンスを導入できるブログが何らかの使える情報を含んでいないといけないという証拠であると思います。グーグル(アドセンスを管理している会社)はブログを審査する時に、第三者にとって有用な情報が含まれているのか?ということを重視するようです。
これにはちゃんとした理由があります。第三者にとって有用な情報が含まれていないブログってどんなものでしょう?
「今日は○○を食べました」
「今日はどこどこへ行きました」
というようないわゆる個人日記の場合が多いように思えます。ブログ管理人以外の人(第三者)が見て何か情報が得られないのであれば第三者は次回そのブログを訪れません。理由は簡単です。見ても何も自分にとって有用な情報を得ることができないから。つまり全てのページが空白の教科書を同じようなものです。そんな教科書は誰も買いませんし、見ません。というかそれを教科書と呼びません。
グーグルは誰も得できないようなブログにお金を投じてアドセンスを使わせる必要はあるのか?グーグルは誰も見ないようなブログに広告を掲示して利益はでるのか?
答えは「No」です。
では上記の文章を以下のように変えたらでどうでしょう?
「今日は○○を食べました。○○には今話題のダイエット効果抜群△△が10グラムも入っています。(その後△△が何故ダイエットに効果的なのかを説明後、△△の10グラムは他の食べ物で摂取するとどれぐらいの量を食べないといけないかなどを説明)」
「今日はどこどこへ行きました。A地点からB地点までの行き方は5種類あり(その5種類を説明)、その中でもバスを使えば乗り換えなしで他の方法よりも30分も早く到着することができます。さらに移動費用も電車と比べると片道500円も安くてお得です!」
趣旨は全く変えていませんが第三者がこれらの記事を読んで先ほどと同じように、「あ、そう。だから何?」とは感じないと思います。つまりこの記事には第三者にとって何らかの有用な情報が含まれているという証拠です。
第三者にとって有用な情報をブログ記事に取り入れる場合、必然的にブログ記事が長くなる傾向があります。ほんの少し説明文を加えただけなのに文字数は2倍3倍になります。実際に上記の文を比べると文字数が増えましたよね?
有用な情報を発信=その情報を説明する必要がある=記事が長めになる。
それが理由で1つの記事1000文字以上を心がけましょうというアドバイスがネット上には転がっているのだと思います。しかし1000文字以上でなくても有用な情報が記事に含まれていれば、全く問題ないと思います。逆に、何の有用情報も含まないことを1000文字以上書いても全く意味がありません。
最終的にアドセンス審査の対象は、「第三者にとって有用な情報が含まれているブログか」ということに尽きると思います。
この点を理解できないと一生アドセンスを取得できません。
記事数は多ければ多いほうがいいのか?
誰でも1つぐらいは第三者にとって有用な記事を書くことができるでしょう。しかしそれを5回、10回、100回と続けていくことは案外簡単ではありません。ここ点でネット上で提案されている10-15以上記事がないとアドセンスは取得できないというアドバイスが重要になってきます。
1000文字以上の第三者にとって有用な情報を含まない記事を10個以上書いてもアドセンス審査を通過することは難しいでしょう。大切なのは第三者にとって有用な情報を含む記事を10個以上あるブログであるということです。グーグルは個人の経験、知識を基に書かれたオンラインの教科書的な存在のブログに対してアドセンスを使える権限を与えてくれます。
記事が10個あるブログで、自分にとって使える情報が書かれている記事が10個あるブログとそのような記事が1個しかないブログだったら次はどっちのブログを見たいと思いますか?答えは明らかですね。
このような統計を見て数値化すると1記事1000文字以上、10記事以上のブログというネットに出回っている数字を目にするわけです。
コンタクト、プライベートポリシー、About meは必要か?
グーグルが最後に確認したいことは、第三者にとって有用な情報を発信しているブログ運営者が責任を持ちブログを運営しているかどうかです。それを簡単に確認することができるのが、コンタクト、プライベートポリシー、About meの内容がブログに記載されているかどうかということです。
どんな人がブログを運営しているのかはAbout meで確認することができます。簡単な自己紹介(本名でなくても問題なし)と、ブログの趣旨について説明したものを書くだけで大丈夫です。
ブログの内容(情報)に関して質問がある場合連絡は取れるのかどうかはコンタクトページで確認することができます。質問がある際はどのように連絡したらいいのか?メールを直接ブログ運営者に送れるのか?ソーシャルメディア経由で連絡を取ればいいのか?それとも、コメント欄に質問を書けば後で返信をもらうことができるのか?を簡単に説明すれば十分です。
ブログ運営者はグーグルのルールを守ることができるのかを知るにはプライベートポリシーページを見ると一目瞭然です。グーグルアナレティックスやグーグルアドセンスを使っている場合はきちんと説明しましょう。私が使っているプライバシーポリシーをどうぞご自由にコピペして利用して下さい。
最後にネットに出回っている嘘情報について
以下のことをしなくても私は独自ドメイン取得後10日でアドセンス審査を通過することができました。つまりアドセンス取得には以下のことをしなくても問題ないという証拠です。
- ブログ作ってから1ヶ月以上経過していること
- 外部リンクは貼らないこと
- ブログ画像は自分が所持しているものだけを使うこと
第三者にとって有用な情報があるブログであれば1ヶ月経過していなくてもアドセンスは取得できます。1ヶ月というのはおそらく有用な情報を含む1記事1000文字のものを10個書くとそれぐらい時間がかかるという目安でしかありません。この1ヶ月という期間が絶対条件であれば私のブログはアドセンスの審査を通過しなかったはずです。
ネット上には自分が所有する画像、動画のみを使い外部リンクを使わないことを提唱する人もいます。私のブログは自分のブログ以外のリンクを含みます。画像もネットからダウンロードしたものを使っている場合もあります。ですので上記のルールは絶対条件ではない!
大切なことは他の人のリンクや画像を使う時、きちんと自分のブログに記載することです。「こちらは○○さんのリンク」「画像は○○.comより」といった感じです。簡潔に記載すれば全く問題ありません。
まとめ
独自ドメイン取得後10日でアドセンス審査を通過した経験を基に今ネットに出回っている「アドセンス審査通過のポイント」についての意見を紹介しました。キーポイントを抑えれば確実に審査通過できます。キーポイントは、
「第三者にとって有用な情報がブログに含まれていること」
「ブログ運営者が責任を持ちブログを運営していることを示すこと」
この2点です。
それでは、一人でも多くの有能なブロガーがアドセンス審査を通過できますように!
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