バックグラウンド
マイル&ポイントのコツをつかむと、たくさん貯めることができるようになります。それと共にマイル&ポイントの使い方や考え方も徐々に変化していきます。
この記事では一般的なマイル&ポイントを貯める人が陥りがちな考えのパターンを紹介、そして今私が直面している状況をしていきたいと思います。
マイル&ポイントを使って旅行が無料
最初はマイル&ポイントを使えば今まで現金で当たり前の様に支払っていた航空券やホテルが無料となることに感動するでしょう。
感動しすぎてもっと同じような旅行をしたい!そう思ってマイル&ポイントをたくさん貯めたいと思うでしょう。貯めたポイントは旅行に使って、財布から出ていく現金を減らす使い方にフォーカスすることになります。
我が家の場合は、日本への一時帰国とハワイ旅行などが無料となってかなり嬉しかったし、スタバのマグカップを集めにアメリカの色んな州に飛びました。
ポイント単価を気にし始める
旅行はマイル&ポイントを使えば無料でできることを学んだ先にあるのが、マイル&ポイントを使わなきゃできない経験をした時です。つまり、自分で現金を支払ってする旅行では絶対にこんな場所に泊まらなかっただろうなーとか、こんな豪華なファーストクラスは現金なんて無理無理と感じる時。
2018年以前まではJALのファーストに乗ったり、Unitedビジネス、Lufthansaビジネスなどに乗って旅行しましたが、開眼したのはボラボラの水上コテージに泊まった時でした。
この段階で気づくことは、マイル&ポイントにはものすごい可能性がある。高級ホテルやファーストに使った方が効率がいい。ポイント単価を気にし始める頃はこのぐらいからでしょう。
ポイント単価が微妙ならポイントを使わずに現金を使って、ポイントは超高級ホテルに使おう!と考えるようになります。
ポイントを現金化
素敵なバケーションをマイル&ポイントで貯めれるようになってくると、マイル&ポイントを貯めるのも以前より上手になっていきます。そしてマイル&ポイント活動をして月日も経って、年齢も重ね、収入も前よりは多くなるでしょう。それと同時に出費も増えることがほとんどです。
出費が前よりも増える=前よりもミニマムスぺンドに使える=よりたくさんマイル&ポイントが貯まる
ということで、旅行に使う以上に手元にマイル&ポイントが残ることもあるでしょう。
ここで次のステージに入ります。「使わないマイル&ポイントは価値がない」んだった。なら(特にフレキシブルポイント)ポイントを現金化した方がリスクヘッジにもなる。
ポイントを現金にしてそれを旅行に使ったり、物を買ったり、貯金や投資したりと使い方は人それぞれだと思います。
MRポイントはCharles Schwab Platinumを使えば1.1セント、Business checkingを持っていてBusiness Platinumを持っていれば1.0セントで現金化可能です。
URポイントはPay yourself backを使って1.1セントか、Statement creditにして1.0セントで現金化が可能です。
ポイント単価を気にする必要ない?
マイル&ポイントを貯め始めて13年目の私ですが、今この段階にいます。
旅行は無料で行ける。ポイント単価が高い使い方をして、現金だと絶対に泊まれないような経験ができている、そして余分なポイントは現金化してリスクヘッジできている。
もうこれ以上改善できないぐらい上手にマイル&ポイント活動できているのに、今更ポイント単価を気にしてあえてポイントを現金化した現金でホテルなどに支払うのは効率が悪いのではないか?と最近考えるようになりました。
例えば、Hyattポイントは最低1.7セント以上じゃないと現金を使うようにしている場合で考えてみましょう。
200ドルのホテルが15,000 Hyattポイントで予約できるとします。ポイント単価は1.33セントです。ポイント単価が良くないから現金で支払った方がいい。と今までの経験上瞬時に判断できるはずです。
だから現金で支払ってHyattポイントを節約して、Park HyattやAndaz、Alilaで後日使う。それが正解だったはずですよね?
でもね、ポイントを現金化する時は最大1.1セントしかできません(裏の方法はありますが、正規法だと1.1セントです)。1.1セントで現金化したキャッシュを使って、ポイント単価が1.33セントのホテルを予約したら逆に効率悪くないですか?
同じ例を違う表現で再度説明します。
余分にあるURポイントを1.0セントで現金化して、泊まる予定のHyattホテルのポイント単価が1.7セント以下の1.33セントだからいつも通り現金を使う。1.33セントを同じレートで現金化するには1.33 URポイントが必要です。でも1.0セントで現金化したので1 URポイントを使ったのです。
そう、特にHyattの宿泊の場合、現金化するレートの方が普通に考えるとホテルポイント単価よりも低いことがほとんどです。MRポイントはHyattにトランスファーできないから、1.0セントで現金化して、そのキャッシュを使って1.33セントの単価で予約する価値はある。と考えることもできますが、それが1.5セントだったらどうでしょう?または1.6セントだったら?結構難しい話になってきますね。
まとめ
手持ちのマイル&ポイント残高が少ない時と、余分にあってポイントを現金化できる状況では同じポイント単価を判断するのでも結論が変わってくる場合がある。
とても不思議ですよね。そしてマイル&ポイントの世界は奥が深いです。
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