バックグランド
AmexのPersonal Platinum (Charles SchwasにもMorgan Stanleyバージョンにもついてきます)にはカレンダーイヤーに1回使える$200のFine Hotels and Resorts (FHR)クレジットがベネフィットとしてついてきます。
このクレジットが徐々に使いづらくなってきている!というのをこの記事で解説していきたいと思います。
FHRベネフィット
FHRは高級ホテルばかり集めたリストです。FHRは1泊の予約で下記のベネフィットを受けられます↓
- 12pm check-in, when available
- Room upgrade upon arrival, when available†
- Daily breakfast for two
- Credit: US$ 100 Property credit to be used during stay
- Complimentary Wi-Fi
- Guaranteed 4pm check-out
部屋のアップグレードや朝食無料、100ドルクレジット、そして確約の4時pmチェックアウトなどはホテルのトップステータスを持って滞在するのと同じようなベネフィットです。
だからホテルのステータスなくてもFHRで予約すればトップステータスあるかのように快適に滞在できる!むしろ100ドルクレジットがあるので、トップステータスあるよりもさらにお得に滞在できる!というのが売りです。
インフレと共に高くなる宿泊費
今年日本に一時帰国して自販機の値段を見てびっくりしました。
「もう120円で買える飲み物はないんだ」(大阪には100円で買える自販機ちょくちょくみましたが)
そう、世の中インフレが進んでいます。ホテル業界も同じです。しかし、FHRの$200クレジットはここ10年ほどずっと$200です。これっておかしいんじゃないの?と思いませんか?
だってAmexのPersonal Platinumの年会費は当時450ドルでした。今は695ドルです。54%年会費が増えているけど、FHRクレジットは200ドルのままです。確かにFHRクレジット以外に色んなクレジットを追加して年会費を上げることを肯定化していますが、その分FHRクレジットは使いにくい、そして200ドルでは足りない!という現象が起きています。
東京のFHRをみてみましょう↓
大阪だって200ドルでは到底足りません↓
まとめ
今まではAmexのPersonal Platinumを作ったら$200のFHRクレジットあるから、年会費の695ドルのうち$200 FHRの価値は低く見積もっても$150ぐらいあるだろう!と思いながら使っていたけど、今はFHRに加盟するホテルの宿泊費がどんどん高騰するので、$200では全然足りない状況となりました。
だからこそ今、自分にとってFHRクレジットってどれぐらいの価値があるのかを改めて分析してみるといいのかなーと思いました。使えない、または使いづらいベネフィットは正直価値がありません。無理やり使って逆に出費が増えることだってあります。
Amexをはじめカード会社はそれを狙っています。$200クレジットあるから$500のホテルに泊まる。でも$300の予算があれば、ホテルをあえて安く抑えて余った分を食事や観光に使ったり、宿泊はポイントでカバーしてその300ドルは全てレストランに使うことだってできるのです。
無理に使う必要はない。それか考えをほぼ無料で高級ホテルに泊まることができた素晴らしいFHRクレジットから、FHRクレジットを使って普段泊まれない高級ホテルに格安で泊まることができるようになった。とシフトする必要があるのかもしれません。
そんなベネフィットにFHRクレジットはなりつつあるのではないか。そう思う今日この頃です。
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