みんなのマイルを使った特典旅行記―Hiltonを日本の北から南まで満喫 | Maruさん旅行記

帰任後、日本のヒルトン10拠点以上に宿泊。3年間で北海道から沖縄まで、家族で日本の四季を楽しむ

■米国クレカで日本旅行を楽しむ

米国クレカがきっかけで、旅行が趣味になりました。駐在中もそれなりに旅行に行きましたが、帰国後もポイントで日本旅行を満喫しています。日本は各エリアにそれぞれの特色、文化、観光スポットがあり、ごはんが美味しく、値段も安い。治安が良いので、子連れでも安心。外国人観光客が日本に押し寄せるのもわかります。

日本旅行は海外旅行に比べれば安いとはいえ、それなりにお金がかかりますので、クレカポイントをフル活用しています。基本的にホテル代と航空券代は、ポイントでカバーして無料にしています。米国帰国前にクレカを何枚か作ってポイントを貯めた分もありますが、日本帰国後も米国クレカを作成して、ポイントを適宜補給しています。

ホテルポイントは、ヒルトン、ハイアット、マリオット、IHGをそれぞれ貯めていますが、私たち夫婦にとって相性がいいのはヒルトンです。ヒルトンはAspireを持っていればダイヤモンドステータスが取れ、ホテル数が各地にそれなりにあり、子連れでも泊まりやすい印象です。ポイント補給の面でも、米Amexポイントからの交換レートがよいですし、ヒルトンカードも4種類あるので、NLLも活用すれば夫婦の2プレイモードでポイントを貯めやすいです。日本帰国後も各ホテルチェーンに泊まっていますが、ヒルトンに泊まることが一番多いです。私たちの日本での宿泊数の順は、多い方からヒルトン、ハイアット、IHG、マリオットとなります。

今回は私たちのメインホテルであるヒルトンに焦点を当てて日本旅行をレポートしたいと思います。すべて子連れでポイント泊のみです。子供用にもう1部屋取って、2部屋予約するケースも多いです。

■ニセコで年越しスキー（ヒルトンニセコ／3泊4日）

外国人に人気のニセコとはどんなところか見てみたくて、年末年始にニセコに向かいました。新千歳空港から小樽で途中下車して海鮮丼を食べてから、ニセコに行きました。

ニセコには初めて行ったのですが、たしかに外国人ばかりで、海外リゾートに来たような感覚に陥りました。子供たちは初めてのスキー体験になるので、スキーの家族レッスンを頼みました。日本人コーチが不足しているようで、レッスンは英語のみ。スキーをしない日も、家族で雪だるまを作ったりして遊びました。

個人的には温泉も雪景色でいい感じでした。ラウンジがないのでドリンク券をいただき、レストランなどで生ビールを飲みました。スキー→温泉→ビールのコンボは最高です。

夫婦でAspireを2枚保有しているので、年末と年始でクレジットを2回分×2人分とSurpassのクレジットも使い、できるだけ現金出費を減らしました。滞在中のスキーレンタルや売店の買い物、レストランの食事でクレジットを使えました。

■夏のニセコでのんびり（カサラニセコビレッジ／2泊3日）

夏に北海道を車で旅行していた道中で、ニセコにも寄り、SLH提携先のカサラニセコヴィレッジ（写真は公式サイトより）に泊まってきました。夏のニセコってどうなんだろうと興味本位で立ち寄ったのですが、冬とは対照的に静かでゆっくり過ごせました。

カサラニセコビレッジは2階建てのタウンハウスでめちゃくちゃ広かったです。家の作りが日本っぽくなく、アメリカ時代に住んでいた家を思い出しました。4部屋くらいあったので、子供たちも大喜び。ヒルトンの宿泊券で泊まれたので、お得に感じました。プライベート感もあり、のんびり過ごせたのが良かったです。

■夏の成田で鰻を満喫（ヒルトン成田／1泊2日）

成田で用事があり、 宿泊拠点としてヒルトン成田に泊まりました。ついでに伊能忠敬記念館に行ったり、うなぎ（写真は川豊のHPから）を食べて成田エリアを満喫しました。ホテルにはプールもあり、暑かったので一泳ぎできてよかったです。

■結婚記念日に雅叙園のラウンジでゆったり（雅叙園／1泊2日）

結婚記念日に都内でホテルを探して雅叙園に泊まりました。スイートルームでしたので子供たちも一緒に1部屋に宿泊しました。スチームサウナ付きの立派な部屋でした。
ラウンジの食事がとても美味しく、 家族に大好評でした。 ホテル内で鯉が泳いでいたり、トイレが豪華絢爛だったり、百段階段も見応えがありました。

■小田原で箱根駅伝観戦とプール三昧（ヒルトン小田原／2泊3日）

年始にヒルトン小田原に宿泊して箱根駅伝を見てきました。箱根駅伝はテレビではよく見ていたものの、やはり生で観戦すると迫力が違いますね。母校も応援でき、とてもいい思い出になりました。
ヒルトン小田原は年始でしたのでとても混んでいましたが、 和洋室の部屋にアップグレードをしていただき、とても広々とリラックスして過ごせました。 朝食では特別なおせち料理もいただきました。

プールは冬でも暖かく、子供たちもプールでたくさん遊べたので使い勝手がいいなと思いました。年始以外にも再訪して宿泊したのですが、ゲームセンターやボーリングなどもあり、古きよきリゾートホテルという感じで、予定のない休日にゆっくり楽しむには良いと思います。

■秋の軽井沢で買い物、蕎麦を啜る（旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクション／2泊3日）

軽井沢のキュリオコレクションには2回宿泊しています。和室付きの部屋にアップデートしていただいたこともあり、快適に過ごせました。よく結婚式をやっていて、こじんまりとしたホテルの館内では幸せな雰囲気が漂っています。
ホテル周辺では雲場池や白糸の滝などの観光スポットがあります。個人的には軽井沢の緑が綺麗で、散歩をしていると癒されました。あとは家族でアウトレットで買い物したりという定番ルートを巡りました。

ホテルから少し歩いたところに川上庵という蕎麦屋があり、そこで美味しい天ぷらそばを食べました。ラウンジでお酒を楽しんでから、少し歩いて天ぷら蕎麦で〆というコースもいいかもしれません。（写真は公式サイトより）

■紅葉ピークシーズンに京都旅行（ROKU KYOTO／2泊3日）

ROKU KYOTOにはゴールデンウィークと紅葉のシーズンに宿泊しました。紅葉の時期は隣のホテルの庭園が美しく、そのわりに空いていたのが良かったです。部屋の窓や朝食会場から日本の紅葉を堪能することができます。ROKUは窓が大きくて眺めが良いのと、部屋についている風呂が大きいのが好みです。ホテルにはコネクティングルームが1セットあり、2部屋とってコネクトして利用させていただきました。

私たちが宿泊した時はダイヤモンド会員にクレジットが大盤振る舞いされていたので、夫婦2人で2部屋分のクレジットをもらった上にAspireのクレジットもフル活用しました。ホテル内のレストランTenjinやスパ、隣のホテルのレストランを部屋付にして非日常の贅沢を楽しみました。
紅葉の時期にPark Hyatt京都にも宿泊したことがあるのですが、Park Hyattは施設も立地も食事も素晴らしかったです。ただ、ちょっと人が多くて疲れてしまいます。ROKUは主要な観光スポットから遠い分、人が少なくて静かに過ごすにはいいですね。

■夏も冬も、沖縄本島のヒルトン巡り（ヒルトン瀬底／1泊2日、ヒルトン沖縄北谷／2泊3日、ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城／2泊3日）

沖縄本島には夏と冬に行きました。夏はHyattメインに宿泊していたので、美ら海水族館の帰りにヒルトン瀬底に1泊だけでした。施設が綺麗で、ナイトプールが盛り上がっていた記憶があります。スタッフの方も優しく、住み込みで働いている話などを伺いました。美ら海水族館はイルカ体験学習、バックヤードツアーが安価で提供されており、おすすめです。

冬はヒルトン沖縄北谷とヒルトン那覇首里城に2泊ずつ宿泊。ヒルトン沖縄北谷はアメリカンビレッジ内にあり、とても賑やかで楽しかったです。夏にもまた来たいなと思わせるホテルでした。ヒルトン那覇首里城は宿泊に必要なポイント数が少なく、広い部屋をコスパ良く利用できました。

■宮古島で美しい海と景色を楽しむ（ヒルトン宮古島／2泊3日）

宮古島には2回行き、2回ともヒルトン宮古島に宿泊しました（1回はHyattと提携していた時期にシギラミラージュにも1泊しました）。施設ができたばかりで綺麗で、子供たちは屋外プールでも遊べて便利でした。

宮古島は高い建物が少なく、交通量も少なく、のんびりした“島”の雰囲気を楽しめました。海が綺麗なのはもちろん、ローカルの自然が残っていてヤシガニツアーなども子供たちにとって印象的だったようです。

■ポイントの貯め方について

ポイントの貯め方については、カード作成ボーナスがほぼ全てです。MSは使わず、通常の決済で賄える範囲でカードを発行するようにしています。

日本帰国後にどれくらいカードを作ったのか確認してみたところ、3年間で、夫婦で米国のクレジットカードを18枚作成していました。ポイントは使ってもまた増やせるので、もはや尽きないのでは？！と錯覚する時もありますが、いつか米国でカードが作れなくなる日が来るかもしれません。作れる限り、マイペースで作成していきます。

日本のクレジットカードは、ホテルポイントを貯めるには役立っていませんが、ANAマイルの補充には役立っています。日本のカードは米国に比べると魅力はだいぶ劣りますが、それでもANAゴールド、Amex Goldプリファード、ソラチカゴールドカードなど大きなキャンペーンが開催された時にマイルを補充しています。今後も良いキャンペーンがあれば、日米両刀で活用していくつもりです。

ポイントの貯め方を覚えたのは、もともと米国駐在中に陸さんのブログで情報を得てたことがきっかけで、それから米国のニュースサイトやブログなども活用して情報収集していました。帰国後は陸さんのブログとコミュニティに絞って、カードを作る時に確認させていただいています。ボーナスキャンペーンやNLLなどの情報をいただき、いつも大変参考になっています。何よりコミュニティの皆さんがポイントを使って旅行を楽しんでいるのが伝わり、それに共感したり次の旅行のヒントになっており、本当に感謝しています。

■今後について

帰国後の3年で、休暇を利用して主要な観光地を巡っているのですが、まだ九州や四国、中国地方には一度も行けていません。まだまだ日本の地方には行きたいところがたくさんあります。

日本国内もマイペースで巡っていきますが、海外にも久しぶりに出たいなと思っています。海外旅行は本当に高いので、マイルとホテルポイントをフルに活かせるなと目論んでいます。日本そして海外へと、またまだポイントの旅は続きそうです。