サマリー
2024年2月29日にANAから発表があり、4月18日以降発券の特典航空券の必要マイル数が変更になります。
キャビン(エコノミー、ビジネス、ファースト)、路線、ANAかパートナーエアラインか関係なく以前より改善された所は1つもありません。ほぼ全て20-35%増しになりました。アメリカ在住者にとって利用することが多い路線をみてみましょう。
北米⇔日本のANA便(往復)
上の段がビジネスで下がファースト
ハワイ⇔日本のANA便(往復)
上の段がビジネスで下がファースト
パートナーエアラインの北米⇔ヨーロッパ(往復)間のビジネス
米人ブロガーはアメリカとヨーロッパの往復が88,000マイルだったので結構使える!ということで知られていますが、4/18以降は100,000マイルとなります。
一言
インフレに対応しての改悪だと思いますが、日系マイレージでもインフレに対応しガッツリ値上げできるのに、なかなか給料の賃上げ物の値上げができていないというのは面白い現象だと思いました。
ANAマイルのメリットは他のプログラムよりも遥かに少ないマイル数でビジネスクラスが予約できたことでした。だからこそマイルが3年で切れても、片道発券できなくても、サーチャージが高くても、ANA特典枠が少なくても貯める価値がありました。
しかし今回の改悪はそのメリットをかき消すかのように大ダメージ。これでサーチャージはチャージしません!となればまだ使える余地があるのですが、サーチャージも高いならわざANAマイルを貯める理由は今後ないと思います(在米の人は)。唯一例外は世界一周特典は改悪なくそのままで利用できる人にとってはとても価値があることです。
北米から日本へのビジネスは片道50,000マイルからですが、AAマイルなら60,000マイル+5.6ドルで予約可能です。ANAの場合はサーチャージが500-600ドルかかります。
ハワイ路線もハワイアンだったらサーチャージもかからないし65,000マイルでビジネス乗れます。ANAなら確かに片道40,000マイルからですが、サーチャージ必要です。
1年ぶりの日本行ってきます!🥰🥰✈️マイルで取ったビジネスクラスは破格の65000片道でした。 #Joy旅 #在米クレカ部 pic.twitter.com/n6DWVaG5Ct
— Joy💃ハワイと米国お得情報🇺🇸 (@Joy_Hawaii_Zouk) January 17, 2024
もしANAがマイルを売ることでかなり儲かっているなら今回の改悪は大事です。ここまで改悪するとANAマイルを貯めたがる人が極端に少なくなると思います。
私はANAマイルの使いにくさで非常に悩まされたのでしばらくはANAマイル貯める気は一切ありません。
TAD says
これはこれは大幅UPですね。以前日本にいる友人から航空会社は使われずに眠ってるマイルを早く使わせたいと考えていると聞いたことがあります。その時はふ~ん、会計処理の関係なのかねえ~なんて話をして終わりましたがそんな事情もあるのかもしれませんね。
ANAは特典航空券も取りずらいしこの大幅UPもありということでANAを利用されている方には厳しい変更ですね。
rikumiley says
TADさん
なかなかANA思い切って改悪してきましたね。この影響でどれだけJALに流れるかも気になります。JALに流れた分だけANAの特典がとりやすくなればいいのかもしれないですが、あまりに空席少ないので空席に関しては変化なさそうです。
TAD says
だめですだめですJALに流れては。せき止めないと😁