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Bank Account Bonusとその条件
$4,800!!
こちらはこの1年で我が家が獲得したBank Account Bonusの合計です。
Bank Account Bonusは各銀行が新規に口座開設をした人向けに与えるボーナスで、一定の条件を達成すると開設した口座にキャッシュで振り込まれます。一般的に$100-$500のボーナスが主流ですが、場合によっては$1,000を超えるものもあり、その分条件が厳しくなります。
よくある条件としては$10,000ドル以上を90日間維持、90日以内に合計$5,000のDirect Deposit(DD)等がボーナスを受け取る為に求められます。前者はシンプルですがDDは少しトリッキーです。
最も代表的なDirect Deposit(DD)は会社からの給料振込だと思います。各銀行は定期的に大きい金額が振り込まれる給与振込を取り込む為に、DDの設定をボーナスの条件にしています。
一方、毎度Bank Account Bonusを貰う為に給与振込み口座を変えるのは非常に手間かと思いますし、会社にも何をやっているんだと思われてしまうと思います。
ここで裏技が効いてくるのですが、現在保有している違う口座からの送金、費用の掛からないACH(Automated Clearing House)の送金でもDDと認識される場合があるのです!各銀行でどの銀行からの送金がDDとして認識されるのかは違います。
Doctor of CreditにてDD認識される送金口座がリストになっていますので、こちらを参考してください。
Why Bank Account Bonus?
ブログの読者さんはクレジットカードでのポイント獲得をメインに考えられていると思います。確かにクレカのポイントやマイルの方が$1,000、$2,000といった大きな旅行費用をカバーできて夢がありリターンは遥かに巨大です!
一方、いくらポイント、マイルがあっても旅行をすれば多少のOut of pocket expenseはつきもの、それらを補足する為にボーナスを狙ってみたり、ボーナスが入る度にアクセサリーを買ったり、スパに行ったり、高級な外食に行ってみたり、プチご褒美に使ってみるのは如何でしょうか?
Bank Account Bonusをクレカ申請と同時に今進めることのメリットは以下!
- 口座を持っているとその銀行発行のクレカがアプルーブされやすい
- ソフトプルなのでクレジットスコアが下がらない
- クレジットヒストリーもあまり関係無いので渡米直後でも挑戦しやすい
- ミニマムスぺンドが無いのでコロナ禍の支出少ない中でもできる
- 外出を控えたい中でもオンラインで完結できるものが多い
今外出が制限されている中でも各銀行はアグレッシブにボーナスを出していますので、挑戦してみるのは如何でしょうか?
条件の良いBank Account Bonusとは
もちろんやるからには簡単に達成できて大きい金額が貰えるボーナスが良いですよね。
自分がボーナスを選ぶうえで重要視しているポイントが幾つかあります。
<ボーナスの金額>
各銀行はその時々でボーナスの額を小まめに変動させています。多く預金を集めたい時はボーナスを増やしたり逆もしかり。ボーナスは一度貰ってしまうと2年やそれ以上もらえない場合もあります。また、それなりに手間も掛かりますので、なるべく金額が大きくなっているボーナスを狙います。目安は$300以上。条件が簡単な場合は$200もやります。
<預ける金額の大きさと期間>
基本的に銀行は大きい金額を長く置いて欲しい為、$15,000を60日間、$10,000を90日間といった条件を付けます。特に駐在初期の方は寝かせておける纏まった金額は少ないと思いますので、この条件が緩い方が良いと思います。預ける必要ある金額、期間が共に少ないのが良いボーナス。
<Direct Deposit(DD)は手持ちの銀行口座送金で可能か>
前にも説明したようにDDは難関でもあり、裏技(銀行送金で達成)可能ならば逆にとても容易な条件。なぜなら上記のように纏まった金額が拘束されず、銀行送金、引き出し、銀行送金、引き出しと繰り返せば、お金が拘束されず容易に達成可能です。DDの裏技が使えるかはこちらで確認。
<その他の条件>
他は細かいですが、ボーナス達成後に即座に口座解約できるならそれもプラス(No Early Termination Fee)。ボーナスが条件達成直後に振り込まれる場合もプラス。殆どは達成後90日や口座開設後90日と3ヵ月単位で待つことが必要になりますが、稀に即時貰えるものもあります(Discoverの例はこちら)。
これまで貰ったBank Account Bonus
この1年で我が家が貰ったボーナスの総額は一人$2,400、夫婦合計で$4,800になります。とても大きい金額ですよね。クレカと違うのはMSやクレヒスを気にせずよいので、夫婦同時申し込みでどんどんできること。
我が家は思い出した時にふらっと申請して3ヵ月放置、思い出したころにボーナスを貰い、また新たな口座開設、といった感じでのんびりやっていましたので、改めて集計してみてこの金額に驚きました。もっとアグレッシブにやればこの倍近くの金額も可能だと思います。
一方、クレカボーナスとの大きな違いは銀行ボーナスはTaxable incomeとして税金が掛かってしまうこと。これはクレカボーナスとの大きな違いになります。また、クレカボーナスのように使い方(例えば高級ホテル予約、ビジネスクラス予約)によって$3,000、$4,000のコストがセーブできるというような爆発的なアップサイドは無いので、あくまでおまけ程度なのかとは思います。
上記表のオススメ度は条件達成の容易さ、早さ、貰える金額の大きさを考慮して付けてみました。主観も入っていますが参考までに(Discoverは裏技で即ボーナス貰えたので気にいっています)!
詳細が知りたい方は幾つか記事にもしていますので参考にしてみてください。これからもお得なBank Account Bonusがあれば記事にて紹介していきます。
やーまだ says
陸さん
1件ご参考にシェアします。
以前、BoAの支店でSaving Accountの口座開設ボーナスを説明されて開設及び預金を行ったのですが、
担当者の説明が間違っていたためボーナスは入りませんでした。
相当クレームしましたが、全く相手にしてもらえませんでした。
ボーナス説明のチラシは誤解しやすい内容になっていたので(そのため担当者も間違えた)、
BoA の対応は問題と思いますが、担当者の説明を真に受けずにT&Cをきちんと見るべきでした。
rikumiley says
やーまださん
データありがとうございます。私もCitiのボーナスで苦労しました(結局もらえませんでしたが)
どうやら口座開設のときに使ったクーポンコードとか簡単にみれないみたいですね。なのでそれ以降は使ったクーポンコードとオファー内容のスクリーンショットをとって保存するようになりました。
あとアメリカのカスタマーサービスのあるあるですが、テキトーなこと言う人もいるので注意が必要ですね。
BBB says
陸さん
自分は記事の中で書かれていましたが、DDに関して、給与の振込先を何度も変える手続きを社内で取るのが億劫で銀行口座開設は1度しかやっていませんでしたが、裏技を参考にさせてもらいます。
ちなみに、銀行口座のキャンセルに関して、もし過去に記事にされているようでしたら、教えて頂けますと助かります。
(イメージですが、クレジットカードのキャンセルより大変そうだなと思っていて、それもあって作っていないこともあります。)
宜しくお願いします。
まのすけ says
陸さん、情報ありがとうございます。自分もコロナウイルス 禍では銀行口座作るかなと思いながらもインビテーション無かったんで、Wells Fargoのリンクを活用させてもらいます。
ところで、今までに開かれた口座はどうされてますか?自分の場合、Citi, Chase, BOA, TDが、あり、管理が面倒ですが、Savingだけ閉じてCheckingのみ残し銀行とのリレーションシップを維持してますが、、、
rikumiley says
まのすけさん
今までBank Bonusをもらうために作った口座は基本的にもらったらCloseしてますが、今後その銀行が発行するクレジットカードを作るならそのままキープするのはありだと思います。
Bank bonusを繰り返しもらえる条件として今口座を持っていないということが条件にしているところ多いので、Bonus狙いならCloseが👍
まのすけ says
ありがとうございます。
口座閉じて、また開設ボーナスチャンスがあるのはGoodですね。
今後、重要性の高くない口座はCloseしていきます。