バックグラウンド
Hyatt Businessクレジットカードが発表されて、ボーナス&ベネフィットを分析した結果、年会費無料のInk系の方がいいじゃん!ってコメントがオンラインで飛び交っていました。
果たして本当にそうなんでしょうか?
この記事で深く分析したいと思います。
年会費
Hyatt Businessは195ドル。Ink Cash/Unlimitedは無料
ということで誰が見てもInk系がお得というでしょう。Ink系でURポイントを貯めてHyattにトランスファーして使うという発想ですが、年会費無料のInk系からは直接Hyattにトランスファーできません。
Premiumカードと呼ばれる年会費がかかるChaseクレジットカードが必要でした。一番安いPremiumカードでも95ドル(Sapphire PreferredかInk Preferred)です。
URポイントとして貯めればエアラインやHyatt以外のホテルにトランスファー可能ですが、URポイントのトランスファー先で一番価値のあるのはHyattでしょう。ということでHyattポイントVSURポイントの議論はしないことにします。
はい。この時点でHyatt Businessの年会費195ドル。Ink系ポイントをHyattにトランスファーするのに必要な年会費は95ドルです。
Hyatt Businessには100ドルステートメントクレジットがついてきます。Hyattで50ドル以上使うと50ドルもらえて、それが合計2回もらえる。なので合計100ドルクレジット。
これを年会費から差し引くとHyatt Businessは実質95ドルとなりInk系と同じ実質年会費となります。年会費という点では引き分けです。
入会ボーナス&ミニマムスペンド
Ink系は3か月で7,500ドル使えば75,000ポイント。
Hyatt Businessも3か月で7,500ドル使えば75,000ポイント。
ここでも引き分けです。
ポイントカテゴリー
Hyatt Businessは
- Hyattが4%
- 12/31/2022まで下記のカテゴリーの中で一番金額使った3カテゴリーが2%
- dining
- airline tickets purchased directly with the airline
- car rental agencies
- local transit and commuting
- gas stations
- internet
- cable and phone services
- social media and search engine advertising
- shipping
- ジム&フィットネスクラブで2%
- その他は1%
Ink Unlimitedはすべてが1.5%。Ink Cashは
- At office supply stores & internet, cable and phone servicesが5%
- Gas & restaurantsが2%
- そのほか1%
CableやInternet, PhoneのカテゴリーはInk Cashの勝ち。GasとRestaurantsは引き分け。Office supply storesで買い物が多い人にとってはInk系が圧倒的に有利です。
そうでなければInk系が若干強いかなーぐらいですが、大差ないのではないでしょうか?
ステータス狙うなら・・・
今のところほぼ引き分けです。Ink系はそのほか特にベネフィットありませんが、Hyatt Businessはまだあります(詳しくはレビュー記事を)
Hyatt Business使って宿泊実績もらえるし、50,000ドル使えればその年の特典宿泊は10%オフになる。Ink系に比べるとまだ伸びしろがある感じです。
さらにHyatt Leverage membershipというのがHyatt Businessにはついてきます。通常年間50泊以上しないと使えないレートでHyattの予約が可能。キャッシュでHyatt泊まることが多ければ節約にもなります。
まとめ
初見はHyatt Business何か欠けているなーとは感じました。確かに同じようなミニマムスペンドとボーナスのInk系の方がお得な印象も受けました。
でも実際分析してみると、それほど大差ないということがお分かりいただけたかと思います。一般的にInk系はとてもいいオファーとして捉えている人が多いです。ということはHyatt Businessも結構悪くはないんじゃない?と思います。
皆さんの意見をぜひコメント欄でお聞かせください。
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