これからマイルを貯め始めたい方!どのようにすればマイルが貯まるか全てわかりやすく説明しているこちらの記事を参考にしてください
バックグラウンド
SPGとマリオットが合併するときに発表された特典チャートの変更のニュースです。
新しいカテゴリが設置されるとともに宿泊に必要なポイント数が需要によって変動します。
この変更点は以前から発表されていましたが、開始の日程が正確に決まっていませんでした。
今回発表されたニュースで新しいカテゴリーが導入されるのがいつなのかが発表されました。それが9月14日です。
この記事ではマリオットの最新ニュースを皆さんとシェアしたいと思います。
大きなニュースは4点
今回の発表で色々と新しいニュースがあったのですが、重大な内容は大きく分けて4つです。
Dynamic Pricingが導入されるのは9月14日から
今までマリオットは空室さえあれば1年365日の中でどの日に泊まっても同じだけポイント数が必要でした。
それが今回のDynamic Pricing導入につき、ホテルの需要によって必要ポイント数が変わってきます。
つまりホテルに空室がなければその分多くチャージし、空室が多くあるオフシーズンは必要ポイント数が少なくなると言うシステムです。
一番下のカテゴリーはハイシーズンには最大で5000ポイント多く必要となります。1番上のカテゴリー8は普段85,000ポイント必要なところ、ハイシーズンだと100,000ポイント必要となります。なので15,000ポイントも今までよりも多く支払わないといけません。
逆にオフシーズンだと今までのポイント数よりも少ないポイント数で特典宿泊が可能となります。
なのでホテルに宿泊する時はオフシーズンの時が多いって言う人にとっては非常に嬉しいニュースだと思います。
逆に、会社勤めで有給が好きなときに取れないって言う人にとっては今回のニュースは非常に迷惑です。
会社が休みの時の旅行はほぼ確実にハイシーズン価格ですからね。
ちなみに新しいカテゴリー8が追加されます↓
ポイント&キャッシュ
特典宿泊を予約するときにすべてポイントで予約するのではなく、キャッシュも少し使い予約することができます。それがキャッシュ&ポイントです。
今回のDynamic Pricing導入により、このポイント&キャッシュもハイシーズン、オフシーズン価格が導入されて、それぞれ必要なポイント数が異なります。
例えば、カテゴリー8のホテルはキャッシュが440ドルで、ポイントはオフシーズンで27,500ポイント。普段は42,500ポイント。ハイシーズンが57,500ポイントとなります。詳しくはこちら↓
5連泊で1番安い日が無料となる
今までのマリオットの特典宿泊は連泊で5泊すると5泊目が無料になりました。
ところが9月14日からは、5連泊の特典宿泊のうち、1番ポイント数が少ない日が無料となります。
つまり一日50,000ポイントで宿泊できる日が最初の4日間だとします。最後の5日目だけ必要ポイント数が60,000ポイント必要な場合は、今までだと60,000ポイント分が無料となっていましたが、9月14日からはポイント数が少ない日にち、つまり50,000ポイント分が無料となります。
このDynamic Pricingですが、おそらく週末が高い設定で平日が若干安くなると思います。となると5日連続で連泊すると、週末はポイント数がが多い可能性が高く、平日は必要ポイント数が少ない可能性が高い。
なのでオフシーズン、ハイシーズンに関係なく、今までと全く同じホテルに全く同じ日程でポイントを使い特典宿泊したとしても、若干多めにポイントを支払わなきゃいけないかもしれません。
オフシーズン、ハイシーズンとは言いますが、ここで言うシーズンは季節ものではなくホテルが忙しい期間をハイシーズンと言います。
なので冬の時期にビーチがある地域が普段より多くポイントが必要になるというよりも、ホテルの空室状況により変わるようです。
ちなみにオフシーズン、ハイシーズンを年間で見ると同じ日数だけ設定するようです。
つまり、今までと比べてもマリオットメンバーは損をしない!差し引きゼロ!それをマリオットは目指すとのこと(本当かよ?マリオット)
オフシーズン、オンシーズンは1か月単位でアップデートされるようです。
今ある予約
9/14からDynamic Pricingになりますが、9/14以前に予約しているもので9/14以降オフシーズン対象になるものは自動的に必要ポイント数は変更されません。
オフシーズンのポイント数で予約したければ9/14以降に一度キャンセル&予約を自分でしないといけません。
すでにマリオットの予約がある人は9/14以降に確認してみることをオススメします。
まとめ
合併に伴いかなりプログラムを変更してきたマリオットですが、これでしばらく改悪ニュースが終わりなのか?それとも、今回のニュースはこれからたくさんある改悪の序章なのか?
誰にもわかりません。
今回のニュースのほとんどの内容は事前に発表されていたので、改悪!とは呼ばないかもしれませんが、ポイントが使いにくくなるので改悪と呼んでいいと思います。
特にカテゴリー8のホテルは1泊最大で100,000ポイントも必要になってしまうということで、ヒルトンと同じレベルになります。今までヒルトンは特典宿泊に必要なポイント数が多い!ということでかなり批判を受けてきました。
マリオットはトップカテゴリーホテルが世界中にたくさんあるので、利用者にとってはヒルトンよりも打撃が大きい気がします。
今回の発表皆さんはどのように受け取りますか?まだまだマリオット派?それともそろそろ他のホテルチェーンに浮気しちゃいます?
ぜひコメント欄で意見をシェアしてください!
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陸さん
マリオットはDynamic Pricingといっても3通りのみなんですね。ヒルトンのDynamic Pricingはポイント数が3通りどころではないのでシステム的にはわかりやすい変更だと思います。ヒルトン宿泊必要ポイントは
https://pointsexplorer.hiltonhonors.com/ で確認できるのですが、最小ポイントで泊まれる日程が1年先まで見てもなかったりして、ホテルアメニティ変更の記事じゃないですけどホテルに都合のいい運用をしているなと1消費者としては感じています。
個人的には現在のHyattの様にいつ泊まっても同じポイントで宿泊できるというシステムが消費者には優しいなと思います。
百人隊長さん
一応必要ポイント数は3パターンのようですが、どうやら人気ホテルは年間を通してハイシーズンプライスになる可能性があるようです。
ハイシーズンとオフシーズンプライスは最終的に±0になるように調整されると発表があったのですが、実はマリオットホテル全体で見ての話で人気のないホテルは常にオフシーズンプライス。逆に人気のあるホテルは常にハイシーズンプライスとなるようです。
これ間接的に改悪してますよね。St. Regis Maldivesはほぼずっとハイシーズンプライスになると思います。
陸さん
”マリオット全体で±0”はひどいですね、だましにかかってるようにしか感じないです。
宿泊に必要なポイントを上げるなら獲得できるポイントも上げるべき(って計算が面倒になるだけですが)、と個人的には思います。
百人隊長さん
間違いなくひどいです!このことについて詳しい記事書いて来週公開します!