サマリー
2021年からアメリカン航空とjetBlueが新しく提携しNY乗り継ぎが便利になる。
アメリカンはJFKからヨーロッパ、アフリカ、インド、南アメリカへの路線を拡大する。
現時点では2社のステータス&マイルベネフィットについての詳細は不明。後日発表するとのこと。
アメリカン航空
現時点ではアメリカン航空はJFKからの国際線の便数は多くありません。それが2021年以降徐々に増えていくとのことです。
手始めに追加される路線が
ニューヨーク(JFK)⇔イスラエルのテルアビブ(TLV)
ニューヨーク(JFK)⇔アテネ(ATH)
ニューヨーク(JFK)⇔リオデジャネイロ(GIG)
アメリカンの主なハブ空港はこちら↓
マイアミ(MIA)
ダラス(DFW)
シャーロット(CLT)
ロサンゼルス(LAX)
シカゴ(ORD)
ここにJFKを加えようという戦略のようです。
jetBlue
jetBlueはニューヨークとボストン周辺がメインのエアライン。
ボストンとニューヨーク以外にもフロリダのFLLもハブ空港です。
東海岸に住む人でニューヨーク周辺だと利用する人が多いエアラインがjetBlue
サービスもよく国内線ビジネスクラスであるMintクラスもあります。
NY発着が多いjetBlueのネットワークを生かしてJFKのアメリカン航空のフライトにつなげるという作戦らしいです。
jetBlueは国際線でJFKに到着した人をアメリカ国内(特に東海岸)に運ぶ役割を果たすという位置づけです。
こちらがjetBlueの就航路線マップ↓
面白いのはアメリカン航空はアラスカ航空とも提携していること
アラスカ航空は近々One Worldに加盟します。それに先立ちアメリカン航空(One World)と提携しています。
アメリカン航空はアラスカ航空のハブ空港であるシアトル(SEA)から国際線を飛ばす予定。
アラスカ航空は西海岸とハワイを網羅しているエアラインです。そしてシアトルがハブ空港。
西海岸の国内線はアラスカ航空に任せてアメリカン航空は国際線にフォーカスするという戦略なんでしょうか?
ちなみにこちらがアラスカ航空の就航路線マップです↓
(https://www.pinterest.com/pin/59602395052762619/より)
まとめ
私が好きなアラスカ航空とjetBlueがあまり好きでないアメリカン航空とパートナーになるのはちょっと複雑です。
ただし、就航路線を見る限りとても賢い戦略かなと思います。
jetBlueでNYでの乗り継ぎを便利にしてJFKからヨーロッパなど海外へ。
アラスカ航空のネットワークを利用して西海岸はシアトルに集め、そこからアジアなど海外へ。
つまりアジア方面はアメリカン、JAL、キャセイでカバー
アメリカ国内は西海岸はアラスカ、東海岸はjetBlue
ヨーロッパ方面はアメリカン、BA、イベリア、カタールでカバー
アメリカンの特典チャートが大きく変わらなければ(すでにDynamic pricingで使いにくいですが)とても便利なマイルとなります。
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