バックグラウンド
777-300ERに登載されているANAビジネスクラスとファーストクラスシートがこれから徐々に新しいシートにアップグレードされます。今のところ新しいシートが登載されるのは国際線777-300ERのみとのことです。
最初に導入される路線が8/2からの羽田―ロンドン線(NH211&212)です。
シートデザインはイギリスのデザイン会社Acumen、シートの製造はSafran(旧Zodiac)
ファーストクラス
今までと同様に1-2-1の座席配置で2列の合計8席。シートはA380のファーストクラスシートと同じシートです↓
以前のファーストクラスシートに比べてアップグレードされた点が
モニターが世界初4K
ドアつき
という点です。シート周辺を時代に合わせてアップデートした感じですね。ドアがついていてデザインがモダンなこと以外は他のエアラインファーストクラスに比べても、特に指摘する点はありません。
ビジネスクラス
ファーストクラスシートは現行のものとほぼ変更しなかったのですが、ビジネスクラスシートは違うようです。
座席配置は現行のものと音字1-2-1ですが、前方向きと後方向きシートが組み合わされています。カタール航空のQSuiteに似たデザインですが、これはSafranのFusioというシート↓
このビジネスクラスにはドアがついてきます
24インチのモニターはパナソニックの4K
QSuiteと同じぐらい座り心地や使い勝手がよければ相当な改善です。ただ傾向的にSafran(旧Zodiac)のシートはQSuiteを作っているUTC(旧BE Aerospace)に比べて使い勝手が悪いので、今回の新しいANAビジネスクラスシートの評価は実際使ってみてからでないと判断できないかなーと思います。ちなみにこちらがQSuite↓
後日YouTubeでレビュー動画アップロードしますのでお楽しみに!
まとめ
新しいシートにアップグレードされるのはとても嬉しいことです。特にビジネスクラスはドアつきでより一層ファーストクラスに近づく快適さを提供できると思います。
わざわざファーストクラス乗る必要がなくなるんじゃないの?とちょっと考えてしまうのは私だけでしょうか?
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