JAL特典チャート&特典航空券ルール完全攻略ガイド2017年版―これを見れば簡単に予約できる!

 

 

 

 

 

 

バックグラウンド

 

 

何故エアラインの特典チャートやそれに関するルールは難しく(理解しにくく)書かれている傾向があるのでしょうか?しかも提携エアラインと自社と別々のページでルールも特典チャートも別々に説明されています。時には比較しながら特典チャートとルールを見れたらいいなーと思うことも多々あります(よね?)

JALファーストも体験できとてもJALが好きになったので、このシリーズJALから始めます。目標は、JALのウェブサイトに書かれてある内容の中で実際にマイルで特典航空券を予約する際に知っていると便利な知識をわかりやすく説明したいと思います。

 

特典チャート

 

 

JALが発行する特典チャートは3つあります。どの特典チャートに従わないといけないか特典チャートのタイトルだけ見るだけだと意外とわからないものです。

 

JAL特典チャート

JMB提携航空会社特典チャート

ワンワールド特典チャート

JAL特典チャートはJAL便だけの特典航空券を予約する際に見る特典チャートです。つまり、

往路:シカゴ→成田 (JAL)

復路:成田→シカゴ (JAL)

といように全てのルートがJAL運行便である必要があります。

では逆にJAL運行便ではなくアメリカン運行便の場合はどうなるでしょう?つまり、

往路:シカゴ→成田 (アメリカン)

復路:成田→シカゴ (アメリカン)

この場合はアメリカン(JALの提携パートナー)で旅行なのでJMB提携航空会社特典チャートを参考にする必要があります。JMB提携航空会社はアメリカンの他に、ワンワールドメンバーとエールフランス、アラスカ、大韓航空が含まれます。

JMB提携航空会社特典チャートを使うには上記のエアライン1社だけの運行便である必要があります。つまり、

往路:シカゴ→成田 (アメリカン)

復路:成田→シカゴ (JAL)

または、

往路:シカゴ→成田 (アメリカン)

復路:成田→シカゴ (アメリカン)→シアトル(アラスカ)

 

などエアラインが2社以上混じった特典航空券の場合ワンワールド特典チャートを参考にしないといけません。簡単にまとめると、どの特典チャートを使うかは特典航空券で乗るエアラインが何社かで決まります。

 

JAL特典チャート(JALのみの特典航空券)

JMB提携航空会社特典チャート(JAL以外提携パートナー1社での特典航空券)

ワンワールド特典チャート(JALまたは提携パートナー2社以上での特典航空券)

 

必要マイル数

 

 

特典航空券購入するのに必要なマイル数は上記3つの特典チャートで変わってきます。なので自分はどの特典チャートを使うのかをきちんと理解しないとどれぐらいマイルが必要なのかがわかりません。

さらに特典航空券の購入プロセスを複雑にするため、上記3つの特典チャートにはそれぞれ特典航空券を購入するのに必要なマイル数が異なります。同じルートでも乗るエアラインが違うと特典航空券を購入するのに必要なマイル数も変わってくるということです。

例、

往路:シカゴ→成田 (JAL)

復路:成田→シカゴ (JAL)

往路:シカゴ→成田 (アメリカン)

復路:成田→シカゴ (アメリカン)

往路:シカゴ→成田 (アメリカン)

復路:成田→シカゴ (JAL)

だとルートは全く同じですが必要マイル数が変化してきます。

 

 

JAL特典チャート

 

 

JAL特典チャートはゾーンベースです。どこのゾーンからどこのゾーンまで旅行したのかで必要マイル数が変化します。この場合、日本からロスへの往復でも、日本からニューヨークへの往復でも値段は変化しません。ではJAL特典チャートを見てみましょう。出発地を日本と仮定し北米、ハワイまでの往復に必要なマイル数をエコノミー、ビジネス、ファースト別に表示しています。片道は半分のマイル数で購入できます。

 

 エコノミービジネスファースト
北米50000100000140000
ハワイ4000080000100000

 

どうでしょう?他のエアラインに比べるとJAL結構いいですよね?

 

日本⇔アメリカアメリカンユナイテッドANA
エコノミー650007000050000
ビジネス13000013000085000
ファースト160000150000150000

 

 

ただこれはJALが運行している空港までの必要マイル数で、それ以降のフライト(提携パートナー便)を付け加えるとこのマイル数では特典航空券が購入できません。それが最大の欠点です。

つまり、JALが就航している空港周辺(ロス、サンディエゴ、ダラス、シカゴ、JFK、ボストン、バンクーバー)に住んでいる人にとってはとても魅力的な特典チャートです。

 

 

JMB提携航空会社&ワンワールド特典チャート

 

 

では次はJMB提携航空会社特典チャートとワンワールド特典チャート同時に見てみましょう。この2つの特典チャートは飛距離ベースです。つまりチケットの飛距離によって必要なマイル数が変化します。

成田―JFKという特典航空券のほうが、成田―ホノルルーダラスーJFKという特典航空券よりも少ないマイル数で購入できます。JMB提携航空会社特典チャートとワンワールド特典チャートは若干違いますが、基本的にワンワールド特典はJMB特典よりもちょっと割高になります。

 

右側の太字はワンワールド特典の必要マイル数です

RTエコノミービジネスファーストエコノミービジネスファースト
1-10001.5万3.5万6.0万
1001-20002.0万3.5万6.0万2.5万4.8万7.2万
2001-40002.1万4.2万6.5万
4001-60003.7万6.0万9.0万
6001-80003.9万6.3万10.0万4.0万8.0万10.0万
8001-100004.0万6.5万10.0万5.0万8.0万11.0万
10001-12000
5.0万8.0万11.5万6.0万11.0万16.0万
12001-140005.5万8.5万13.5万7.0万11.0万16.0万
14001-200006.0万10.0万15.5万9.0万12.0万17.0万

 

日本⇔ハワイの往復が8000マイル以下なので

JMB特典(ワンワールド特典)

エコノミー:39000(40000)

ビジネス:63000(80000)

ファースト:100000(100000)

 

ビジネスクラスのチケットは多少差がありますがエコノミーとファーストはほぼかわりませんね。これが日本⇔アメリカ本土となると結構差が広がります。

 

日本⇔アメリカ本土の往復が10000~14000マイルなので

JMB特典(ワンワールド特典)

エコノミー:50000~55000(60000~70000)

ビジネス:80000~85000(110000)

ファースト:115000~135000(160000)

 

アメリカ⇔日本の往復のついでにハワイでストップオーバーをする場合とか、往路は太平洋をわたり、復路はヨーロッパ経由で大西洋を渡りアメリカに帰ってくる場合は14000~20000マイルぐらいでできます。

飛距離マイル例:

JFK-NRT:13460

DFW-NRT:12820

ORD-NRT:12520

LAX-NRT:10880

BOS-NRT:13360

HNL―NRT:7620

NRT-LHR:11980

LHR-JFK:6880

 

このように見てみると、米系エアラインマイル(ユナイテッド、デルタ、アメリカン)を使って特典航空券を予約するよりJALマイルを使ったほうが必要マイル数が少なくてお得です。しかしJALマイルを貯めるのは大変。特にアメリカ在住であれば貯める方法はSPGポイントを地道に貯めるという方法のみです。

従ってアメリカ在住の人で出張で頻繁にJALに乗らないのであれば、他のマイルを貯めた方が合理的です。

さて、ここまででJALの3つの特典チャートは結構魅力的だとわかりました。次はルールについて説明します。

 

 

JAL特典ルール

 

 

一番大切なルールは、自分のアカウントから誰にでも特典航空券購入することはできないことです。自分の友達の特典航空券を自分のマイルを使って購入してあげよう!(これできません)

会員本人、配偶者、2親等以内の家族、義兄弟姉妹のみ。

 

オープンジョー(地上移動)ーは同一エリア内かつ同一国内であることが条件です。

アメリカとカナダは同一の国&地域扱い

イギリス、フランス、ドイツ、フィンランドは同一の国&地域扱い

中国、香港、台湾は別の国扱い

日本国内のオープンジョーは不可(例外、海外発の特典航空券であれば日本国内でオープンジョー1回可能)

ストップオーバー(途中降機)も利用可能ですが、乗り継ぎのストップオーバー(途中降機)は日本国内ではできません。

特典ルールを表にまとめました。

 

 JALJMBワンワールド
最大区間数往路:3
復路:3
合計6合計8
日本国内乗り換え数往路:1
復路:1
往路:1
復路:1
全体で2区間
ストップオーバー
(途中降機)
なしオープンジョーと合わせて3回オープンジョーと合わせて7回
オープンジョー
(地上移動)
2回1回1回

 

ちょっとずつルールが違います。

JAL特典

最大区間数は往路と復路共に3区間まで、日本国内乗り換えは往路と復路各1回まで。

例、()内は日本国内乗り継ぎを表します。

往路:(A→B)→C→D

復路:D→E→(F→G)

または

往路:A→B→(C→D)

復路:(D→E)→F→G

 

ストップオーバーについては特に記載がありませんが、日本国内乗り継ぎの際のストップオーバーができないことを考慮すると使えないでしょう。

海外でストップオーバーするには、海外の目的地1から目的地2へJALで移動しないといけません(JAL特典チャートはすべてJAL運行便であるのが条件)。ほとんどの場合これは無理ですね。どういう意味か?

A(出発地)-B(ストップオーバー)-C(目的地)

ストップオーバーをするにはBの後に、もう一つ目的地Cが必要です。そして全てJALでいける場所でなければいけません。

A:成田

B:ハワイ

C:???

ハワイからJALでいける場所は?日本ですよね。

自分の国以外の2点を結ぶルートを 5th freedom flightといいますが、JALはありません(と理解しています)

つまりA(出発地)-B(ストップオーバー)-C(目的地)はJAL運行便のみを使ってはできません。これをするにはJALのパートナー運行便を使う必要があります。

するとJAL特典チャートではなく、JMB特典チャートかワンワールド特典ンチャートを使わないといけなくなります=必要マイル数が増えます。

鋭い人は出発を海外からすれば日本国内でストップオーバーできるんじゃない?と思う人もいるかもしれませんが、JALのウェブサイトに、「乗り継ぎのストップオーバー(途中降機)は日本国内ではできません。」と書かれてありますので、

往路:ハワイ→成田(ストップオーバー)→沖縄

復路:沖縄→成田→ハワイ

というようなチケットは予約不可です。

 

次にオープンジョーについて。JAL特典チャートによると2回使えます。オープンジョー(地上移動)ーは同一エリア内かつ同一国内であることが条件です。

JALのウェブサイトにある例を使って説明します。

 

 

 

オープンジョー1回使った例です。

往路出発地は東京、目的地がロス、復路目的地は大阪。

この場合東京と大阪は同一エリア内かつ同一国内なので可能です。

 

往路:東京→ロス

復路:ロス→大阪

 

 

 

オープンジョー1回使った例です。

往路目的地が北京、復路出発地が広州。

どちらも中国で同一エリア内かつ同一国内ですね。

 

往路:東京→北京

復路:広州→東京

 

ではオープンジョー2回使ったらどうなるか?JALのウェブサイトで2回まで使えるって書いてあるから使ったほうが得ですよね?

 

往路:東京→北京

復路:広州→大阪

 

これ↑がオープンジョー2回使った例です。

 

 

 

では次、往路出発地はバンクーバー(海外)、往路目的地が東京

復路出発地が大阪、復路目的地がロス(海外)。

往路:バンクーバー→東京

復路:大阪→ロス

 

この場合海外発日本国内を目的とするチケットなので日本国内のオープンジョーが可能です。

ルール上日本国内で乗り換えが往路と復路共に1回できるので、上記をこのようにもできます。

 

往路:バンクーバー→東京→北海道

復路:沖縄→大阪→ロス

 

 

次にJALのウェブサイトが利用できない例としてあげているルートをどのようにしたら利用可能にできるか見てみましょう。

 

 

 

 

最初は、往路出発地がバンコク、往路目的地が沖縄

復路出発地が東京、復路目的地がバンコク

往路:バンコク→東京

大阪→沖縄

復路:東京→バンコク

 

バンコクと東京の往復に大阪―沖縄の便を中に組み込み、東京から大阪まで、沖縄から東京までを地上移動するパターンです。

何が問題か?まず、例として複雑。片道チケットが3つ、これを無理やり片道2つ=往復1チケットにすることはできないのです。

オープンジョーを2回使うとどうなるか?

往路:バンコク→東京→大阪

復路:沖縄→東京→バンコク

 

このようにすれば見た目は片道2つのチケットになりましたね。つまりこのようにルートを組まないと予約できません。バンコク発なので海外発です。つまり日本国内の地上移動(大阪ー沖縄)が1回使えます。

日本国内の乗り換えも往路と復路ともに1回ずつです。区間数は往路2回、復路2回でルールのちゃんと守れてます。

 

 

特典航空券を理解する裏技

 

 

どのようにすれば簡単に上記のようにルートを分析し、予約可能か判断できるのか?コツを説明します。飛行機に乗っていない区間(オープンジョー=地上移動)と目的地でチケットを区切る!さて、実際やってみましょう。

 

 

 

 

1:札幌→東京

2:大阪→ホノルル

3:ホノルル→東京→札幌

 

東京―大阪は地上移動と書かれてあるので区切りました。ホノルルが目的地なので、大阪―ホノルルのあと区切りました。

日本⇔ホノルルの往復チケットです。つまり、2と3は日本⇔ホノルルなので問題ない。問題なのは1のチケットです。じゃー1と2を一緒にしてしまえばいいではないか?

1+2:札幌→東京→大阪→ホノルル

3:ホノルル→東京→札幌

 

何が問題でしょう?

1+2のチケットは日本国内の乗り継ぎ画2区間あります。3のチケットは日本国内乗換えが1回。合計で3回。ルールは日本乗り継ぎは往路と復路共に1回ずつでしたね。

乗り継ぎの回数を2回までにするには1+2のチケットの乗り換えを1回にすればいいのです。

ではどう直せば利用可能か?3パターンあると思います。

パターン1

往路:札幌→東京→ホノルル

復路:ホノルル→東京→札幌

 

パターン2

往路:札幌→大阪→ホノルル

復路:ホノルル→東京→札幌

 

パターン3

往路:東京→大阪→ホノルル

復路:ホノルル→東京→札幌

 

出発地が札幌でなくてもいいのであればパターン3で問題なしです。

日本国内の乗り換えも往路と復路ともに1回ずつです。区間数は往路2回、復路2回。(パターン3はオープンジョー1回)全てルール内です。

 

次の例、

 

 

 

1:バンコク→東京

2:大阪→ロス

3:ロス→大阪→東京→バンコク

 

東京―大阪が地上移動と書かれてあるので区切りました。目的地がロスなので大阪―ロスのあと区切りました。

上記のようになりますね。このチケットはバンコク⇔ロスの往復、つまり3のチケットはルール内の片道です。ということは、最初の2つに問題があります。問題は2つのチケットが途切れてしまっていること(地上移動)

じゃーつなげればいいわけです。するとこんな↓感じになります。

 

往路:バンコク→東京→大阪→ロス

復路:ロス→大阪→東京→バンコク

 

日本国内の乗り換えも往路と復路ともに1回ずつです。区間数は往路3回、復路3回。ルール内です。結果的にオープンジョー(地上移動)を乗り除き、東京と大阪の区間を飛行機で移動するようにしました。

JALウェブサイトには。

乗り継ぎ地における地上移動区間を含んでいるためご利用になれません。(地上移動区間を乙上した場合は利用可)

表現は違いますが、私も同じことを言いましたよね?

 

 

JMB特典チャートルール

 

 

JAL特典チャート使用ルールとほとんど同じですが、オープンジョーとストップオーバーを合わせて3回までできます。その代わりオープンジョーは1回のみです(JAL特典チャート使用すれば2回まで可能でしたね)

目的地とストップオーバー3回使えるということは、4ヶ所滞在できるということです。

例、

往路:ニューヨーク→ロス(ストップオーバー)→ホノルル

復路:ホノルル→ダラス(ストップオーバー)→マイアミ(ストップオーバー)→ニューヨーク

 

 

 

 

 

 

というチケットも空席さえあれば予約可能です。上記のチケットで滞在できる都市は、ロス、ホノルル、ダラス、マイアミの4都市です。

 

 

 

ワンワールド特典チャートルール

 

 

最大区間数は8回でオープンジョーとストップオーバーを合わせてナント7回までできます。そのうちオープンジョーは1回です。可能性は無限大ですね!

日本発着のチケットの場合、日本国内でストップオーバーができませんのでご注意を!

ではどんなことが可能なのか?世界一周の例を1つ紹介します。

 

東京→ホノルル(ストップオーバー):3810マイル

ホノルル→ロス(ストップオーバー):2550マイル

ロス→ニューヨーク(ストップオーバー):2470マイル

ニューヨーク→スペイン(ストップオーバー+オープンジョー):4354マイル

イギリス→シドニー(ストップオーバー):10600マイル

シドニー→ジャカルタ(ストップオーバー):3430マイル

ジャカルタ→東京:3630マイル

 

 

 

 

 

7区間、1オープンジョー、6ストップオーバー、合計30844マイル。

この特典航空券を購入するのに必要なマイル数は

エコノミー:150000

ビジネス:200000

ファースト:300000

 

となります。これだけ観光できるのであれば上記必要マイル数はそこまで悪くないと思います。エコノミーの2倍で全てファーストに乗れるのであれば間違いなくファーストがお勧めです。

ワンワールド特典でもJMB特典で説明したオープンジョーとストップオーバーを両方利用した裏技が使えます。

 

 

結論

 

 

3つの特典チャート、3つのルール。複雑で理解するのに時間と根気が必要ですが複雑故、理解した人にとってはとても魅力的なマイルです。可能性無限大の使い方ができます。

JALの成田ファーストクラスラウンジファーストクラスは最高でした。また乗りたいな~

特典航空券の空席チェックサービスを提供していますので、もしお手伝いが必要であればいつでもメールください。

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