「これであなたもアメリカ陸マイラー!」シリーズで説明したように、一日に複数クレジットカードを申し込むとクレジットスコアがあまり下がらないので安全です。
そして、90日以降にまた同じように複数のクレジットカードを申し込める。とお話しました。
つまり1年間でこのようなサイクルでクレジットカードを申し込むことが可能なのです。
1月3~4枚
4月3~4枚
7月3~4枚
10月3~4枚
一年に4回、一回につき4枚ぐらいまで可能!
もちろん、一回につき1枚でも2枚でもオッケーです。しかし5枚以上はお勧めしません。
なぜならば、minimum spending requirementをクリアしなければならないからです。枚数が増えればその分minimum spending requirement も増えるのです、なので5枚以上は大変だと思います。(例。三ヶ月以内に$3000x5=$15000のminimum spending requirement)
Minimum spending requirementをクリアした後の話はまだブログではしていませんでしたね!
2点について考える必要があります。
① Minimum spending requirementをクリアした後のクレジットカードをどうするか?
② 約1年後の年会費はどうするか?
まず①についてですが、陸とマイの場合は8割のクレジットカードはボーナスをもらった後もう一度使うことはありません。他の2割のクレジットカードで日々の生活費を支払っています。
普段使うクレジットカードは用途別に使い分けます。
例えば、外食、旅行関係の費用を支払うときはChase Sapphire Preferred(1ドルに対し2ポイントつきます)
ガソリンとスーパーなどで買う食材費はAmerican Express Premier Rewards Gold(1ドルに対し2ポイントつきます)
それ以外はすべてAmerican Express Starwood Preferred Guestで支払う。などなど。
つまり支払いをする時、買ったものに応じて一番マイル&ポイントをもらえるクレジットカードを選び、使います。それ以外は机の引き出しに入れてしまっておきます。
クレジットカードは使わなくてもクレジットスコアが下がる要因にはなりません。そして、使ってないからといって銀行がどうこう言ってくることもないので安心です。
では②について。
大半のボーナスがいいクレジットカードは年会費が初年度のみ無料です(もちろん例外もあります)。翌年以降は$100前後の年会費を払わなくてはなりません。どうしますか?
陸とマイはほぼ全て解約する予定です。ほぼ全てと言ったのにはちゃんと理由があります。
年会費を払ってでも使いたいクレジットカードがあるからです。それらは、Chase Ink Bold (Plus)とChase Sapphire Preferred。
Chase Ink Bold(Plus)の最大の魅力はoffice supply storesで使うと1ドルに対し5ポイントもつくこと。そしてこのポイントををいろんな航空会社とホテルに移動できるので。
Chase Sapphire Preferredは旅行、外食が1ドルに対し2ポイントつき、このポイントもいろんな航空会社とホテルに移動できるからです。
つまり、一つ一つのクレジットカードのbenefitと年会費を天秤にかけて考える必要があるわけです。
年会費を支払う価値があればkeepそうでなければ、解約しちゃいましょう。
もちろんどのカードの年会費を支払うかは人それぞれですが、あなたがよくお金を使うカテゴリーで1ドルに対し1ポイントしかつかないのは基本的にさよーならーです!
同じ金額でできるだけ多くのポイントを獲得することが「陸マイラー」の使命ですから!!
どのようなクレジットカードを作ればより早くマイル&ポイントが貯まるか知りたい方!
Jiro says
陸さま
いつも参考にさせていただいております。
一点お伺いしたいのですが、カードをApplyしてボーナスマイルを獲得した後は、次年度年会費が発生する前に解約する、ということを耳にするのですが、初年度中にボーナスマイルを獲得した後はいつ解約してもいいのでしょうか?獲得したボーナスマイルが無効になるようなことはないでしょうか?
陸 says
Jさん
ボーナスマイルをもらったあとであればそのマイルがクレジットカードを解約することでなくなることはありません。
ここで大切なのは、[太字]エアラインマイルとホテルポイント[/太字]は大丈夫ということです。
クレジットカードを解約するとなくなってしまうポイントは銀行のポイントです。
chase ultimate rewards point, amex membership reward point, citi thankyou point, amex SPG pointがそれに当たります。
上記のポイントがなくならない条件は、解約するクレジットカード以外に同じ銀行のポイントが貯めれるクレジットカードが一つでもあればその銀行ポイントはなくなりません。
今すぐに解約しなくてはいけない!という理由がどうしてもないのであれば2年目の年会費がついてから解約した方がクレジットスコアにとってもいいですよ。