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バックグラウンド
誰もが考えるリタイア後の自分の生活。
今まで毎日がんばって働いたからリラックスしたい
今まで時間がなくてできなかったボランティア活動をしたい
自分の趣味に没頭したい
孫と時間を過ごしたい
今までやったことがないことに挑戦したい
妻または夫と海外旅行をしたい
クルーズ旅行に出かけたい
リタイア後に色々としたいことがある人が多いと思います。この記事はリタイア後にしたいリスト=バケットリストについて話をしたいと思います。
バケットリスト
バケットリストとは、自分がやりたいことのリストです。
リタイアして自分がこの世からいなくなるまでにしたいリストをバケットリストと呼びます。
リタイアしてからだから時間がありできることもバケットリストに含まれているでしょう。
上記で挙げた例はほんの一部だと思いますが、結構多くの方が同じような考えを持っているのではないでしょうか?
しかし、このバケットリストには大きな問題点があります。
バケットリストの問題点
バケットリストの問題点はずばり、自分がリタイアまで、そしてリタイア後も元気でいると仮定していることです。
日本人の平均寿命は医療の発達と共に右肩上がりですが、それはあくまでも統計であり、同じことが自分にも起こるというデータではありません。
統計データと同じように自分もリタイア後は15~20年時間があると仮定してバケットリストを作るのは危険だと思います。
自分がリタイアする直前または直後に病気になったらどうしますか?
待ちに待ったリタイア生活だったのに、健康でない状態でバケットリストを1つ1つクリアしていくことは困難だと思います。
自分は大丈夫だと思っている方!本当に大丈夫ですか?自分の親戚や家族でリタイア前に大病を患った人はいませんか?
私の叔父さん
私の叔父さん家族は子供3人(みんな20歳以上)の5人家族で関東に住んでいます。叔父さんは去年会社の検診でひっかかり精密検査の結果、胃ガンと診断されました。
一昨年の検診では異常なしだったようですが、去年発覚した時にはガンは初期ステージではなかったようで去年大学病院で胃の摘出をしました。実後は特に合併症などはなく順調なようでしたが、毎日具合がいいというわけではなく具合が悪い時期も続いていたようです。
叔父さんは叔母さんと仲がよく子供たちが高校を卒業してから2人で遠くまで車で出かけたり、2人の時間を楽しんでいました。
ドライブして田舎の方に遊びに行き、都会ではなかなか味わえない新鮮な野菜、魚などを食べるのが好きな夫婦です。
自分の畑で野菜を作ったりするのも好きで、近くの畑を借りて仕事の合間畑作業をし、収穫した野菜を家族で食べることが好きな人です。
リタイア後(本人は65歳ぐらいまで働く予定だったようです)は、夫婦で畑で時間を過ごしたり、ドライブで旅行に行ったり、将来孫の顔を見るのを楽しみにしていました。
ところが胃ガンのせいで計画通りには行かなくなってしまいました。
65歳まで働く予定が60歳手前にして仕事ができない状態になってしまった。
食べることが好きだったのに、食べれる物に制限がかかりました。
今は体力がなく畑仕事ができない。
ドライブが好きだったけどすぐ疲れてしまうため運転ができない。
まだ60歳で統計上はまだまだ人生に時間があるはずの年齢です。
叔父さんは「まさか自分がガンになるとは思っていなかった」
と言っていました。そのため精神的にもかなりダメージを受けたようです。
これからやりたいこと(バケットリスト)がたくさんあったのに、できない。
他人事ではないので聞いているととても切ないです。
先日叔父さんと叔母さんは2人の好きな田舎巡りの旅行に行ったそうです。
今回はドライブができないためバスと電車を使っての旅行です。
移動にその分時間もかかるので、今までよりはゆっくりとしたペースで旅行をしたそうです。
そのついでに私の実家にも数日泊まっていったと母から聞きました。
そこで叔父さんは冗談交じりに
「もう体力がなくなってきたから、これが最後の旅行かもしれない。だからお世話になった人&場所にもう一度来たかった」
と言っていたらしいです。
昔から冗談とか言う楽しい叔父さんでしたが、この冗談はさすがに面白くないですね。
リタイアを楽しみに今まで30年以上も働いてきたのに、そのほとんどができなくなってしまっているという状況を聞くとリタイアを区切りに物事を考えるのは違うのでないか?
と思うようになってきました。
解決方法
アーリーリタイアと旅行を扱う当ブログが提案できるのは2つ
- バケットリストはリタイアまで待つ必要はない!
- アーリーリタイアすればいい
年を重ねるにつれて若い頃できていたことが徐々にできなくなってしまいます。マイル&ポイントも同様です。できる時にしておく!
後で後で・・・と考えていると最終的にできなくなります。できなくなってからでは遅いのですよね。残るのは後悔だけ。
やりたいことをリタイア後の楽しみにとっておく必要はないと考えます。
今やりたいと思っているのであれば、今やったほうが絶対にいい!
だから私はマイル&ポイントを使ってできる限り旅行したい。
家族、親戚、知り合いと時間を過ごすために旅行したい。
一生に一度でもいいから行ってみたかった場所に旅行したい。
一般的なリタイアする年齢(60?65?)まで働かなくても生きていけるようにスマートに節約&投資してアーリーリタイアを実現したい。
もし私の叔父さんが55歳でアーリーリタイアしていたら少なくても4年間は好きなことができる時間があったと思います。
結論
リタイア後の生活に夢を膨らますよりも、今したいこと、できることを今できるうちにやることで後悔をできるだけ減らすことができると思います。
それを実現する1つの方法がアーリーリタイアだと思います。旅行が好きな人はマイル&ポイントを使いできるだけバケットリストに残らないようにリタイア前に行ってみたい場所に旅行するのもお勧めです。
リタイアが仕事をしなくても経済的に自分の好きなことをできる通過点であるとするならば、リタイア年齢は1人1人違うべきであるべきです。周りの人と同じ年齢である必要は全くないと思います。
そして、リタイア生活が楽しみにしている人ほどアーリーリタイアを目指すのも悪くないと思います。
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