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バックグラウンド
メキシコシティはTacosが有名!ということでとりあえずひたすら毎日Tacosを食べました。4日間ですが色んなタイプのレストランに行ってみた感想をシェアしたいと思います。
特に観光地とAndaz Mexico City Condesa周辺のレストランが気になる人にとって重宝する情報だと思います。
お腹の弱い人でも結構大丈夫
実は私、昔からお腹が弱めです。特に油物に弱い傾向があります。なのでギトギトの肉系料理を食べたりするとすぐにお腹を壊してしまいます。
メキシコシティでのTacosは脂っぽそうだから自分のお腹が大丈夫なのか心配でした。それにTacosにかけるソースは辛いのしかないので、脂たっぷりな肉に辛いソースをかけて毎日食べるとなると不安要素しかありませんでした。
ところが実際メキシコシティで昼と夜はTacosを食べ、おやつにチュロスを食べたけどお腹を壊すことはありませんでした。Tacosの中身は肉がほとんどでしたが、脂ぎっとりな感じではなかったです。
なので私のようにお腹が弱い人でもメキシコシティのTacosは十分楽しめると思います。
食のレベル&値段
アメリカで食べるTex Mexとは全然違います。そしてどこで食べてもテキサスのメキシカンレストランで食べるよりもおいしかったです。
値段はメキシコだからどこでも安い!と私は何となーく考えて旅行していたのですが、実際行ってみるとそうでもないことに気が付きました。逆にものすごく安くて、ものすごく美味しいTacosがあることも体験できました。
これから説明しますが、値段は色んな要素により変動するけど、ほぼどこでTacosを食べてもアメリカのメキシカン料理に慣れた人なら美味しく感じると思います。そして面白いことに値段が高いレストランの方がTacosの種類が必ずしも多い、または美味しいとは限りません。
値段が高くなる要素
メキシコシティだと
「値段が高ければより美味しい!」
という方程式はあまり信頼できないと感じました。だったら値段が安い方が旅行中も楽しいですよね?では値段が高くなる要素って何なのか?これから説明していきます。
下記のリストに当てはまるレストランは値段設定が高くなる傾向があります。
- 英語メニューがある/英語が話せるスタッフがいる
- レストランが完全室内
- クレジットカードが使える
- 観光地近くにある
- アルコールをおいている
- シーフードを扱っている
極論、上記にリストアップした条件に当てはまらないレストランが安くて美味しいです。そのようなレストランで食べている客はほぼローカルの人のみです。これが狙い目です!
考えてみると上記のリストはコストを上げる要因ですね。でもここまで目に見えてはっきりわかったのは私にとってメキシコシティが初めてです。凄く美味しく安い店を見つけられた時の喜びが半端ないです。
Tacoレストランをお勧め順にリストアップしていきます。
お勧めレストラン
Taqueria La Chiquita
あまりにも美味しく、そして安かったのでレストランの正面写真を撮ること自体を忘れてしまいました。Andazから徒歩10分ぐらいで英語のメニューはないし、スパニッシュしか通じない、現金のみ、アルコールをおいていない、そしてTacoショップの壁を取っ払ってイスとテーブルを外に並べたまさにこれぞメキシコのTacoレストラン!という感じです。
Tacosは全て12ペソで、どれを食べても美味しい!我が家がオーダーしたのは
- Maciza(豚肉のチョップ?)
- Oreja (豚の耳)
- Corazon(心臓)
- Cachete(ほほ肉)
- Lengua(牛タン)
ソースは1つととてもベーシックですが、あまり辛すぎないので日本人でも大丈夫なレベルです。ソースが辛すぎるとTacosにかけれなくなります。すると味も単調なものとなるので、ソースが辛すぎないというのは非常に大切なポイントです。
塩もテーブルに用意されてあるので1-2振りかけてあげると👍です。
ここはまたメキシコシティに行ったら絶対に行きたいレストランです。ここは自信をもってお勧めできます。ドリンク3本、Tacosは15こほどで250ペソくらいでした。
Los Compadres Taquerias
Andazから近く徒歩5分、ビールが安い、そしてローカルの人がたくさんいるレストランです。Condesaのエリアでホテルから近く、この値段でこんなに美味しいTacosが食べれるんだーと思ったレストランです。
完全室内のレストランではありませんが、雨が降っても大丈夫なようにカバーがあって外からいい風が入ってきます。支払いはクレジットカードが使えます。英語は通じませんでした。ここでオーダーしたのは
- 1Lビール
- ソフトドリンク2つ
- Pastor(中東のGyroみたいなやつ)x3
- Lengua(牛タン)x3
- Tripa(小腸)
- Cachete(ほほ肉)x3
- Campechano(わかりません)
- Bistec(牛ステーキを細かくしたもの)
- グアカモレ
どれを食べてもジューシーでそれぞれの肉の味がして美味しかったです。1つ1つのTacoに乗っている肉が結構たっぷりで良心的な値段でした。ビール飲みながらゆっくりTacosを楽しみたい人にお勧めです。430ペソぐらいでした。
Taqueria La Reyna
実は上記のTaqueria La Chiquitaに行った数日前にここに行きました。Taqueria La Chiquitaの隣のレストランでちょっと広めの店内です。
値段もお隣と同じ全て12ペソです。我が家3人でかなりお腹いっぱい食べてドリンク1つずつオーダーして260ペソぐらいです。もちろん英語は通じません。
この日はあまりお腹が減っていなかった坊ちゃん、quesadillaをとりあえず1つオーダーしてみたところ、あまりにも美味しかったので追加で3つオーダーしてました(笑)テキサスで食べるquesadillaとは違うんですよね。チーズじゃなく肉が入っていて衝撃的に美味しい。今までquesadillaの定義が変わった瞬間です。
Tacosに関してはどれをオーダーしても似たような味でした。1つ12ペソでこのクオリティのTacosが食べれるんだーと感動したレストランです。しかしTaqueria La Chiquitaの方が断然おすすめです。ここでオーダーしたのは
- ソフトドリンク3本
- Surtido(肉Mix?)
- Maciza(豚肉のチョップ?)
- Costilla(リブ)
- Oreja (豚の耳)x2
- Corazon(心臓)
- Cachete(ほほ肉)x4
- Higado(レバー)
- quesadillax4
ここも現金のみ。
お勧めしないレストラン
Colegio Superior de gastronomia
半日ツアーでずっと外で歩き回った後にお腹が空いたのでどこかクーラーが効いているレストランに入りたいと思って入ったレストランです。
この店のいい点は、クーラーが効いてること、トイレも綺麗なこと、そして英語が通じてクレジットカードが使えることです。
料理は美味しくない!味が薄っぺらい感じで値段も高めです。
Mariscos El Pezazul
ホテルから近めのレストランでセビーチェが有名、そしてレビューもいいので入ってみました。ディナーの時間帯だったけどだれも客はいませんでした(この時点で席に座らずに違う店に移動すれば良かったかも)
2種類のセビーチェAguachileとCoctelesはまーまー美味しかった(驚くほど美味しくはない)ですが、Tacosが美味しくなかった。アメリカのシーフードタコスと同じような感じで値段も同じような感じ。
何と合計1,100ペソ越えでした。66ドルぐらいなのでアメリカなら悪くないのかもしれませんが、メキシコシティなら他にもっと美味しく安いレストランがあるのでここはハズレ。
だからこそディナーの時間帯に誰も食事してなかったんでしょうね。普通のローカルの人たちはこんな高い食事食べれないでしょう。明らかに観光客を狙ったレストランだと思います。
屋台
アメリカで言うフードトラック的な感じ(博多の屋台、タイの屋台)のも沢山ありました。場所によってはメキシコシティの下水の匂いがするので、衛生的にあまり信頼できないというマイの意見を尊重して、我が家は今回屋台には挑戦しませんでした。
もし次にメキシコシティ行く機会があるなら挑戦してみたいなーと思う反面、この記事で紹介したおすすめレストランでもアメリカの値段に慣れた我が家にとっては十分安いので、わざわざ未知数の屋台に挑戦しなくてもいいかもという気持ちもあります。私一人なら確実に屋台試しますけどね(笑)
まとめ
メキシコシティのレストランは非常に面白い!特に値段=クオリティじゃないところが顕著なので、色んなレストランを開拓したくなります。
学生時代にメキシコ人の友達と練習したスパニッシュ程度の私でも英語が全く通じないレストランでもどうにかなったので、結構大丈夫だと思います。翻訳アプリなどを使えばもっとスムーズにいくだろうし、英語が通じないレストランで食べること自体が思い出になるのでとても楽しかったです。
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