サマリー
Marriottの特典宿泊に必要なポイント数はDyanmic pricingとなったが、実は特典チャートが存在します。
今回の改悪で今までなかった特典チャートのカテゴリーが設定されました。それと同時にトップホテルの一部で必要ポイント数が20%ほど上がりました。
改悪されたホテルは
- St. Regis Maldives (108,000-198,000)
- Ritz-Carlton Maldives (108,000-198,000)
- JW Marriott Masai Mara (192,000-236,000)
- Ritz-Carlton Reserve Zadun (125,000-212,000)
- Ritz-Carlton Reserve Nekajui (125,000-212,000)
- St. Regis Red Sea (125,000-212,000)
- Ritz-Carlton Reserve Dorado Beach (163,000-254,000)
- Ritz-Carlton Reserve Nujuma (187,500-327,500)
- North Island Seychelles (443,000-605,000)
まとめ
Ritz-Carlton Reserveは以前から必要ポイント数が多めでしたが、それ以外は1泊150,000ポイントぐらいで予約が可能でした。それが今回の改悪で200,000ポイント以上にもなってしまいました。もちろんDynamic pricingなので日々変動はします。JW Marriott Masai Maraが毎日200,000ポイント以上するという意味ではありません。
上記の例はほとんどがRitz-CarltonまたはRitz-Carlton Reserveだから仕方ない!と結論づけてはいけない事実が存在します。それがホテルのカテゴリーです。
Marriottは特典チャートが存在しないのですが、実は秘密で各ホテルにカテゴリ―を割り振って必要ポイント数をきめているのです。
Frequent Milerからテーブルを借りてきました。2022年、2023年、そして今2025年を比べてみるとどれぐらい必要ポイント数が増えているかを示しています。
どのカテゴリ―のホテルでも上限が増えています。カテゴリ―自体は同じでも必要ポイント数が増えている。ということは実際はカテゴリ―が上がっているのと同じですよね?
例えばカテゴリ―5のホテルは2022年には40,000ポイントだったのが今は70,000ポイント前後になっている。これは以前のカテゴリー7と同じです。
さらに将来を不安にさせるのは、今までカテゴリ―が9までしかなかったのですが、今は何と17まで設定されているのです。Seal the Deal Travelsがまとめてくれました
カテゴリ―11と12はあるけど、10, 13-15のホテルはまだないらしいのです。しかし今まであったトップカテゴリー9よりも上ができたこと。さらに事実としてカテゴリ―が同じ設定でも必要ポイント数がどんどん増えていることを考えると今後Marriottにポイントで泊まるのはかなり難しくなってくると思います。
今回の改悪はRitz-Carlton Reserve中心に必要ポイント数が上がりましたが、カテゴリ―を見ると今後もどんどん改悪される。カテゴリ―が同じ設定でもどんどん必要ポイント数が増える。非常に不安材料たっぷりなニュースです。
Marriottポイントはホテルポイントの中だと貯めにくい部類に入ります。貯めにくいMarriottポイントなのにこれだけ必要ポイント数が増えたら使い物にならなくなります。いくらマイル&ポイント好きの私でもさすがにこれは「今後Marriottポイントなんて貯めてどうするの?」と言いたくなってしまうレベルです。
参考にしたブログはSeal the Deal TravelsとFrequent Miler
Leave a Reply