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ブログ読者さんから
「2歳以下の子供(Lap child)と一緒に旅行する場合、大人は特典航空券だったら子供チケットはどうやって支払うんですか?」
という質問を頂きました。我が家がLap childのチケットを利用したのは昔のことですがアップデートも兼ね記事でまとめたいと思います。
支払い方は2パターン
2歳以下の子供用にシートが必要であればどんなに小さくても1人分のチケットが必要です。
しかし、親の膝の上=シートを必要としない場合、Lap child扱いとなり1席分のシートの予約が必要ありません。
シートは必要なくてもチケットは発行してもらわないと飛行機に乗ることができません。大人がマイルを使った特典航空券での旅行の場合、Lap childだとどうやって支払わないといけないのか?
ほとんどの場合大人のチケットの値段の10%を現金で支払う必要があります。
つまり、大人のチケットが1,000ドルならその10%の100ドル。ビジネスクラスチケットだと4,000ドルぐらいすることもあるので、その場合は400ドル。という感じ
チケットの値段に応じて10%の額も変動します。出発日が近くなると値段も跳ね上がる傾向があるので、できるなら空港カウンターではなく事前にエアラインに電話をかけて予約すると節約となります。
チケットの値段10%支払うのがほとんどですが、例外があります。
その例外のエアラインに乗ると現金ではなくLap childのチケットをマイルで支払うことができる!特にビジネスクラスに乗る場合はかなり節約となります。
マイルでLap Childチケットを支払えるエアライン
ANA, Asiana, AIr Canada, Korean Air, British Airways, & Virgin Atlantic
がマイルで支払えるエアラインです。その中でもアメリカ在住日本人が日本帰国の際に利用するエアラインは
ANA, Asiana, Air Canada, Korean Airの4社。こちらが詳細↓
ANA: 大人が利用する特典航空券の10%
「座席を必要としない幼児旅客は、同伴する大人の特典航空券と同じ搭乗クラスの必要マイル数の10%でのご利用が可能です」(ANAウェブサイト)
ちなみに以前まで(~2019年ぐらい)はマイルで支払いできませんでしたが、今ではできるようになりました
Asiana: 大人が利用する特典航空券の10%
Air Canada
エコノミー:$50 または5,000マイル
プレエコ:$75 または7,500マイル
ビジネス:$100 または10,000マイル
Korean Air: 大人が利用する特典航空券の10%
注意事項
上記エアラインでアメリカから日本への直行便があるのがANAとAir Canadaなのでその2社が一番使いやすいかと思います。
でも日本の都心部以外に住む人は国内線に乗る必要がある人も多いので、一度韓国経由で帰ってもさほど旅行している時間は変わりありません。なのでAsianaやKorean Airも使い方によっては便利
注意事項が2つ
1つ目
10%マイルで支払える条件として、上記のエアラインマイルを使って予約した自社フライトの特典航空券が対象となります。
つまり、ユナイテッドマイルでANA便を予約してもANAマイルで支払えない。ユナイテッドに電話してLap childチケットを発券してもらわないといけない。なので10%マイルではなく現金で支払うこととなります。
逆に10%のマイルで支払えるANAマイルを使ってAir Canadaのバンクーバー⇔成田便を予約してもANAのフライトではないので現金で支払う必要があります。
2つ目
Lap Childチケットが必要なのは国際線のみ。
アメリカの国内線は2歳以下であればチケットすらいりません。チェックイン時にカウンターでLap childと一緒なんだけどーと説明は必要です。
まとめ
幼児をつれての海外旅行にはLap Childチケットであれば大人チケットの10%の支払いが必要
ほとんどのエアラインは現金で支払わないといけないが、例外的にマイルで支払いOKしてくれるエアラインもある!
エコノミークラスだと10%はそれほど高くないので現金支払いで問題なしですが、ビジネスクラス以上となると高額になってきます。
そこで便利なのがこの記事で紹介したマイルでLap Childチケットを支払えるエアラインマイレージプログラム!
特に最近ANAは10%のマイルでOKとしてくれたので利用価値大
百人隊長 says
ANAがLap Childの支払いをマイルにしてくれたのは本当にいいですよね!
来夏の旅行で丁度ANAを予約したのですが、2歳未満は特典航空券購入ページでは予約できず電話のみでした。
電話予約なので手数料取られるのかなと思ったのですが、「Lap Childの予約はネットで出来ないので手数料は頂きません」との事で助かりました!
rikumiley says
百人隊長さん
これは助かりますね~!しかも今予約すればサーチャージないので最高です!ちなみに今日発見したんですが、ANAの空席はANA会員により多くリリースされているようです(詳細は後日ブログ記事で)
電話の手数料取られないのもありがたいです。キャンセルも3,000マイルでできてしまうので利用しやすいマイルですねーあと片道発券さえさせてくれれば文句ないのですが・・・💦そこだけがネックです
百人隊長 says
陸さん
え?そうなんですね。顧客として囲い込むやり方としてはいいと思いますが会員でない人には迷惑な話ですね。記事楽しみにしてます。
1番の競合のJALがマイルで片道発券できるんだからANAにも是非やってもらいたいですよね。
個人的にはもう一つ要望として、マイルの期限36カ月は廃止して無期限(または増減あれば延長する実質無期限)にしてもらいたいものです。
rikumiley says
百人隊長さん
そうなんです。でもスターアライアンスのマイルを使えば加盟パートナーエアラインに乗れるというのがアライアンスの売りなはずなので、自社会員でないと予約できない日を多くするとあまりアライアンスの意味なくなっちゃう気がします。
ANAマイル36ヶ月をリセットする方法も一応あるんですよ~ちなみにJALも同じ方法使うと延長できます。意外と知られていないかもしれないので、これも近々記事にしたいと思います。
百人隊長 says
陸さん
そうですよね、顧客にとっての利便性が下がるのでアライアンス加盟の意味がなくなりますよね。
え!36ヶ月のリセット方法があるんですか?
予約してキャンセルするとかでしょうか(でもそれだとマイル期限は大元のマイル期限に戻されると聞いたような気が)。
こちらの記事も楽しみにしてます!