バックグラウンド
Marriott Bonvoy Brilliantがリニューアルされて持ってるだけでプラチナステータスになります。Hilton Aspireは持ってるだけでダイアモンドステータス
どっちも似たような感じだけど、どちらか1つ作るならどっちがいいの?
この記事で分析していきたいと思います。
カードスペック比較
主なベネフィットをまとめるとこんな感じです↓
Marriott Brilliant Hilton Aspire
年会費 $650 $450
入会ボーナス 150,000 ($5k spend) 150,000 ($4k spend)
ステータス プラチナ ダイアモンド
無料宿泊券 85k以下無料宿泊券1枚 週末無料宿泊券(どのホテルでも)
クレジット $300 dining credit
($25/mo)$250 resort credit
$250 airline credit
Priority pass 同行者2人までOK 同行者2人までOK
分析
一覧にして比較すると明らかですね。年会費安くボーナスは多く、credit系が多いHilton Aspireが圧勝です。
1つ1つ詳しく見ていきましょう。
年会費
200ドルMarriottが高い年会費です。高くてもそれに伴ったベネフィットがあれば問題ありません。最終的にベネフィットの価値を計算して年会費との比較でプラスなら👍マイナスなら👎
全てはついてくるベネフィットの価値によります。
入会ボーナス
どちらも150k。ではどっちがいいのか??
答えを探すには各ホテルチェーンで一番ポイント数が多く必要な、高級ホテルで1泊はどれぐらいポイントが必要なのかをチェックするのが一番。
MarriottはRitz Maldivesなどのトップが120k
HiltonのトップWaldorlf Astoria Maldivesが150k
ということは両者入会ボーナスで1泊一番いいホテルにできるということになります。Marriott Brilliantは25k余るのでほんの少しだけMarriottに軍配が上がるでしょう。
でもミニマムスぺンドがBrilliantは1,000ドル多いのでほぼ同じとして考えていいかと思います。
ステータス
Marriottのステータスはプラチナ、チタン、アンバサダーとありますがプラチナがあればラウンジあるホテルは使えて朝食も無料となるのでプラチナが使えるステータスとして認識されています。
それと同じようにHiltonのダイアモンドステータスだと朝食無料、ラウンジあるホテルでラウンジ使えるのでプラチナと同等のステータスです。
ここは引き分け!と言いたいのですが、Marriottはプラチナよりも上のステータスがあるため、部屋のアップグレードなどはチタンやアンバサダーがより優先されます。
Hiltonはダイアモンドステータスが一番上なので自分がダイアモンドステータス持っていれば一番いい待遇を受けることができます。
なので同じようなベネフィットがついてくるステータスレベルですが、Hiltonの方が部屋のアップグレードも含め勝っていると私は考えます。
特に日本だとMarriottステータス保持者がHiltonに比べて多いので、プラチナ持っていても全然歯が立たない場面にも出くわすでしょう。これ↓百聞は一見に如かずってやつです
こんな案内チェックイン時に見ちゃうとエリート会員はエリートじゃない気がします😭 pic.twitter.com/1Jlx7q27y0
— とらたろ┃ アメリカLA生活 🇺🇸 (@torataro0525) September 22, 2022
無料宿泊券
Marriottは1泊85k以下で使える無料宿泊券が2年目以降アニバーサリーボーナスでもらます。1年目はもらえません。そして追加で15,000ポイントまで使えるのでこの無料宿泊券+ポイントで100,000ポイントするホテルに泊まることができます。
あれ、上記でMarriottの一番いいホテルは120,000ポイントすると説明しました。ということは無料宿泊券とポイント追加で使っても一番いいMarriott系ホテルには泊まれないということになります。
逆にHiltonの場合、Aspireを作れば1年目から無料宿泊券がもらえて、2年目以降もアニバーサリーボーナスとしてもらえます。そして1泊何万ポイントのホテルでも関係なくどこでも1泊泊まることができます。
2022年までは平日も利用可能ですが、この無料宿泊券は週末限りという条件付きです。週末は金ー日の3日間。つまり3/7ってことですね。
ホテルに泊まる時は週末はさむことが多いと思うし、バケーションで行っても泊まる日のどれかが週末という可能性が大。なので週末限定という条件は使えない!という感じではないので、やはりHilton Aspireの無料宿泊券の方がMarriottよりも価値があると思います。
クレジット
これは言うまでもなくHiltonの勝ちです。なぜMarriottのホテルクレジットカードなのでDining statement creditなのかは不明です。
ただし、アメリカ在住から日本帰国した人にとってはHilton AspireのAirline creditはほぼ使い物にならないので250ドルのHilton resort credit vs $300 Dining creditで比較する必要があります。
日本でResort creditを使えるのは小田原とROKU(ぐらいですね)。それならレストランで使える$300のDining statement creditがいい!と感じる人もいるかと思います。私がもし日本に住んでたらDining statement creditの方が嬉しいかも。
ということで、一見Hiltonの圧勝に見えますが、どこに住んでいるかで使えるクレジットが変わってくるのでアメリカ在住ならAspire圧勝。日本在住ならTieという感じでしょうか。
まとめ
分析してみると圧倒的にMarriott Brilliantがいい!というカテゴリ―は特にありません。ホテルがHiltonよりもMarriottの方が圧倒的に好き!という人はBrilliantの方がいいかもしれませんが、特にこだわりなくコスパのいいカードを作りたいならHilton Aspireの方がおすすめです。
Marriott Brilliantリニューアルされてボーナスも良くなり、プラチナもついてくるようになったので注目を浴びてますが、Hilton Aspireと比較するとよりHilton Aspireのスペック/コスパの高さを目立たせることになってしまいました。
長期で考えるとMarriott Brilliantに軍配が上がるかなと思います。保有するだけでやり方次第では修行不要で最短10年でライフタイムプラチナのステータスをゲットできるので、ライフタイムステータス取得後カードを解約すれば生涯のトータルコストは圧倒的にAspireより安くなるのでは~。現行の制度が改悪されない、が前提ですが(笑)
でもマリオットはポイント宿泊でもリゾートフィーがかかるので、そこは微妙です。(リゾートフィーが$50/日とかだとそれなりに痛い)
KENさん
確かに今のベネフィットがKeepされればライフタイム目指した方がコストはかかりませんよね。でも日本のMarriottでもチタンにはラウンジアクセスあったりとプラチナと差別化しているホテルもあると思うので、今後その傾向が他でも出てくるんだと思います。
となると、10年後にライフタイムプラチナでも今よりは全然劣るプラチナになってしまうので、その分年会費支払った価値が出てくるのかは不透明な点です。
かなり前にお世話になりましたpikaと申します。
日本へ本帰国して既に2年以上たちますが、ヒルトンのaspireだけはいまだ保持しています。
先日北海道のニセコビレッジでポイントを使用して宿泊した際、子供の朝食分だけ実費で払うことになり、aspireのカードで支払いました。
そしたら、この支払がリゾートクレジットでまかなえていました。
日本でリゾートクレジットが使用できるホテルは2軒くらい(小田原ともう一か所どこでしたっけ?)と思っていたので驚いたのですが。
もしかして日本の各地ヒルトンホテル内でのルームサービスやレストランの支払いなどでもリゾートクレジットは使用できるのでしょうか?教えていただけると嬉しいです。
pikaさん
お久しぶりです。コメントありがとうございます。
以前までは日本でResort creditが使えるホテル小田原とROKUぐらいしかなかったのですが、最近アップデートされたらしく結構多くのホテルで使えるようになってきたみたいです。
ニセコも完全にリゾートですもんね~