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バックグラウンド
Chaseが発行しはじめたAir CanadaのAeroplanクレジットカードのレビューをして、詳しいベネフィットなどを解説しました。今までのエアラインクレジットカードとはちょっと違うベネフィットがついていて面白い!と説明しました。
この記事ではAeroplanクレジットカードがあるからこそ可能な「現金化」の方法を紹介します。
Pay yourself back
AeroplanクレジットカードはもちろんAeroplanポイントであるエアラインマイルが貯まります。しかしトラベルカテゴリーでPay yourself backが使えるというベネフィットがついてくるのです。
このPay yourself backを使うと1ポイント=1.25セントとしてトラベルカテゴリーで使うことが可能。Chaseのトラベルポータル経由せずに、直接ホテルやエアラインなどのチャージに対してポイントを使えます。
つまり、Expediaなどの3rd party bookingではないので、普段通りステータスも使えます。Expediaでホテル予約するとホテルのステータスベネフィット全く使えないし、ステータス取得に必要な宿泊数もカウントされません。これが多くの人が3rd party bookingを嫌う理由の1つ。
Pay yourself backはそれを気にすることなく使えるのでとても便利です。ポイントを直接現金化できるわけではありませんが、トラベルカテゴリーならポイントを使って支払いをするという点では現金化できると捉えることが可能です。
Aeroplanにトランスファーすればいい
AeroplanポイントをPay yourself backで使うにはAeroplanポイントが必要。AeroplanはChaseのトランスファーパートナーですが、実はAmexのMRポイントのトランスファーパートナーでもあります。
ということは、理論上MRポイントをAeroplanポイントにトランスファーしてPay yourself backを利用し、トラベルカテゴリーで現金化できるはずです。理論上とここで書いている理由は、実際この記事を書いている時点でAeroplanクレジットカードにまだPay yourself backが導入されていないため、誰も試したことがないためです。
Chaseがクレジットカードで貯めたポイントだけPay yourself backを使えるようにソフトウェアをアップデートするとは考えにくいので、おそらく大丈夫かと思います。
Amexで貯めAeroplanクレジットカードで現金化
MRポイントは貯めやすいです。理由はカテゴリーボーナスがあるから。
例えば、Personal GoldはGroceryやRestaurantsは1ドルに対して4ポイント貯まります。このようにして貯めたMRポイントをAeroplanにトランスファーしてPay yourself backを使うと・・・
使った金額:1ドル
使うポイント価値:5セント
となります。つまり、上記の例でPersonal Goldで4%貯めてAeroplanクレジットカード使えば常に1ドルに対して5セント貯めてることと同じという意味になりますね。
今アツいPlatinumはオファーによっては1ドルに対して10ポイントー15ポイント貯まるオファーもありますし、12/1まで期間限定であったx4の紹介ボーナスがある人は最大1ドルに対して19ポイント貯まります。
これをPay yourself backを使うと1ドルに対して23.75セントBackとなります(すごい!)
もうちょっとまとまったポイント数で話をしましょう。その方がわかりやすいと思います。10,000ポイントを貯めるのにx19オファーある人は526ドル対象カテゴリーで使えば貯めれます。
10,000ポイントをAeroplanにトランスファーしてPay yourself backを使うと125ドルとなります。526ドル使って125ドルってすごくないですか?入会ボーナス以外の普段使いでこんなにリターンが多いクレジットカードはないです。
ちなみにMRポイントを直接現金化するにはCharles Schwabが必要で、年会費が695ドル。1MR=1.1セントで現金化できます。なのでこのAeroplanの方法が安く、そしてよりいいレートで現金化できます(トラベルカテゴリーだけですが)
Pay yourself backを使って予約した航空券&ホテル宿泊
さらにPay yourself backは公式サイトから直接予約するので、飛行機だったら飛んだ分のマイルが貯まるし、ホテルだったらポイントも貯まる。さらに冒頭で説明しましたが、ステータスに必要な宿泊数などもカウントされる。
つまり、数字だけみると現金化は1.25セントでできるけど、それ以上のベネフィットがついてくると考えると👍です。
まとめ
フレキシブルポイントは今まで同じクレジットカード会社が発行しているカード間で現金化が可能だった。けどAeroplanクレジットカードの登場でAmex→Chaseとトランスファーして利用することで、AmexだけまたはChaseだけ使うよりもよりいいレートで現金化が可能となります。
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