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バックグラウンド
以前「17インチのLaptopが入るトラベルBackpack」という記事を書きました。その記事の結論としては、意外に選択肢が少ない。自分の希望の条件に対してどこか1-2つ妥協しないといけないというものでした。
今回悩みに悩んで色々比較して決めました。同じように17インチのLaptopが入るトラベルBackpackを探している人の参考になれば嬉しいと思いシェアします。
Timbuk2 Spire Laptop Backpack 2.0
値段はBlack Fridayセールで85ドルぐらいでした(定価$109)26LのBackpackです。
このBackpackが自分の中で一番の候補です。理由は値段が高すぎないこと、そして結構中身が入りそうなこと、オフィスにも持っていける見た目だし作りが丈夫らしいのでハイキングなどにも持っていけるかなーと思ったからです。
こちらが今まで私が使っていたPorterのカバンとの大きさ比較です。
17インチのLaptopを入れてみました。余裕で入ります。そしてLaptopの下が地面に当たらないような工夫もされている点もGoodです。写真だと分かりにくいですが、Laptop以外にもスペースが十分あります。
気になったことは、実際担いだ時にもし荷物をたくさん入れて重くなったら肩が痛くなりそうだとすぐ感じたことです。恐らく肩のStrapの部分のPaddingと背中の部分のPaddingも少なめだというのが理由かなーと思います。これは写真だと絶対わからないので難しいですよね。旅行の時に持っていって荷物で少し重くなった物を担ぐ時に肩が痛くなるようなBackpackだと必然的に使わなくなってしまいます。
見た目と触った感じだけだと正確に判断できないけど、使ってる材料が薄っぺらい感じで本当に丈夫なのかな?と疑問を持ってしまいました。安めのBackpackだけど、それでも100ドル近いBackです。このモデルだけなのかもしれませんが、材料はAmazonで30ドルぐらいで売っているようなBackpackとそんなに変わりない感じがしました。ジッパーもどこか頼りがいのない感じ。
ということで17インチのLaptopは問題なく入るけど、(Laptopしか入れてないのに)肩が痛くなりそうだと感じたので泣く泣く諦めました。
The North Face Router Pack
REIでセールしていて定価$159が$115ほどでした。このBackpackは40Lなので大きすぎるかもしれないけどとりあえず買って試してみよう!というノリで購入しました。
というのもあまり大きすぎるBackpackを探していなかったからです。自分にとっては25-33Lぐらいで十分だろうと思うからです。こちらが私の使ってるPorterカバンとのサイズ比較
早速17インチのLaptopを入れてみました。余裕で入るしPaddingが非常に厚い。もちろん地面につかない仕様になってます。ちょっとぶつけたり落としたとしてもLaptopは大丈夫そうなぐらいです。さらに追加でモニターなども入りそうです。
Laptopを入れて担いでみるとPaddingが良く、快適です。メインのStorageも大きく何でも入る感じ。自分の用途には少し大きすぎる気がするけど、これ1つあれば旅行、オフィス、ハイキングにも使えるなーと思いました。
下記のM23が届いた時に実際に2-3日間でLaptopありで旅行する場合の荷物を全て入れて担いで比べてみました。このNorth FaceのBackpackは40Lの容量ですが、Compartmentがいくつかあるせいで実は見た目ほど荷物は入らないことが分かりました。
そして重くなった時に担ぐと、すぐにその重みが集中して肩へずっしりと感じられ、これを長時間の旅行でずっと持ち歩くのは大変そうだなーという結論に至りました。
Goruck M23
丈夫なトラベルBackpackを探していると必ずGoruckにたどり着くと思います。理由はLifetime warrantyで理由問わず修理&交換してくれて、丈夫な材料を使っているからです。RuckingというBackpackにWeight plateを入れて歩くスポーツ?用のBackpackなので40-80パウンド入れても壊れない仕様になってます。
大きさとスタイルはNorth Faceのような感じよりは、Timbuk2 Spire Laptop Backpack 2.0のような感じが好きです。同じようなのがGoruckでもありました。26Lの大きさです。お値段は$25クーポン後でも$230なので完全に予算オーバーですが。
こちらがPorterカバンとの比較
Laptop専用のCompartmentが背中に接する部分にあります。早速17インチのLaptopを入れてみました。ちなみにウェブサイトには”fits most 16” laptops”と記載があります。余裕です。
LaptopとPortable monitorを同時に入れてみました。背中に近い方からLaptop, sositePortable monitorというように入れました。ギリギリ入りました。
Laptopだけなら問題ありませんが、モニターも一緒に入れて担いでみると、背中のクッションが硬い関係と、モニターとLaptopが作り出す真っすぐな面の関係で背中とバッグに隙間ができやすくちょっとぎこちない感じになりました。その点North FaceはLaptopを入れる場所とは別にさらにモニターなども入れるスペースがあるので、どちらも携帯するならNorth Faceの方が快適そうです。ただし、私はモニターも同時に入れて担ぐことは恐らくありません。理由は、もしモニターも持たないといけないならCarry-onを一緒に持っていくと思うからです。
ちなみに荷物が重くなっても疲れにくいだろう!とすぐわかる感じの作りです。肩はNorth Faceの物よりもしっかりPadがあり痛くならないです。
実際に旅行にいく準備をして荷物を入れて上記のNorth FaceのBackpackと比較しました。North FaceのBackpackと同じか、もしかするともう少し多く荷物が入るかもしれません(North Faceは40L、M23は26Lというのが公式表示です)。そして重くなったBackpackを担いでみてビックリ!肩が痛くありません。感動するくらい肩と腰が楽です。North FaceのBackpackは肩に重みが集中するのに対し、このM23は重みが分散されてどこか一点が痛いという感じは全くないです。
中はこんな感じ↓メッシュのポケットと、その下に大き目のポケットあります。中に何が入ってるか一目でわからないのは不便といえば不便です。
使われている材料はゴツイ感じではないけど(とは言えかなり丈夫そう)、万が一破れても修理&交換無料なので安心です。
Timbuk2 Spire Laptop Backpack 2.0の材料グレードアップして、すごく担ぎやすく改良し、さらにLifetime warrantyをつけた感じです。旅行、オフィス、ハイキングなどのアウトドアにも使えそうです。
私(174cm)が担ぐとこんな感じです。ちなみにちょっと寝ぐせついてますが気にしないで😇若干大きい気がするけど17インチのLaptopが入るBackpackは必然的に大きめになってしまいます。
Goruck Rucker Long Range 33L
こちらもGoruckでセール品でした。M23とは違い一般的なBackpackでジッパーで閉まるタイプで容量が33Lです。値段はセールをしていても$215で予算オーバーです。こちらがPorterカバンとの比較
上記M23とは違いBackpackをガバっと開けるタイプ(Clamshell typeと呼ぶようです)で、Weight plateを入れる専用の場所が中にあるのですが、ウェブサイトで記載されている寸法によると、ここに17インチのLaptopが入るはず!と思って購入しました。もしここにLaptopが入ればトラベルBackpackとして使えるはず。というのが狙いでした。どれだけ調べても17インチのLaptopが入るかどうかの情報は出てきませんでした。
早速17インチのLaptopを入れてみました。緊張の瞬間・・・
余裕で入りました。マジックテープがあるので頻繁に取り出すには多少不便ですが、想像していたよりは不便ではなかったので、これはこれでありかなーとは思います。Laptopを入れるポケットは中にあるので、その分荷物を入れれるスペースが少なくなってしまうのはデメリットです。
M23とは大きく違うのがポケットがたくさんあり、ポーチみたいなのが内臓されています。これがあることにより、中でバラバラにならないというのがメリット。メッシュなので取り出す前に外から見えて、何が入っているかわかりやすいのも使いやすそう。メインのCompartmentとは別にこのCompartmentがあります。
今まで使っていたBackpackにはたくさんポケットなどの収納ができるスペースがなかったので、正直どう使っていいかわからないのですが、恐らくこの収納スペースを上手に使えたらかなり便利なんじゃないか?とは思いました。余計なPacking cubeとか必要ないですしね。
荷物を実際入れて担いでみるとM23と同じ感じで担ぎやすいです。これなら重くても問題なさそう。
Backpackの素材はM23に比べるとよりしっかりしたものです。そしてしっかり形状があるのでBackpackが何か硬い物に当たった時に中の物への衝撃は断然このRuckerの方が少ないだろうと予測できます。
Ruckerが120ドルとかなら即決このBackpackですが、M23とほぼ同じ値段となると決断が難しいです。Laptopのポケットはやはり別になっていると便利なので自分が探し求めているのはRuckerではないと判断しました。
GoruckのBackpackについてるロゴはマジックテープのワッペンみたいな感じなので取り外し可能です。取り外すと黒いGoruckのマークがうっすらと見えます。一番大きいBackpackなはずなのにそこまで大きく見えないのは不思議です↓
Goruck GR1 26L
送料無料のキャンペーンをやっていたので上記2つに加えて値段が高いけど気になってる物をオーダーして比較してみました。
定価が345ドルですが10%となっていて310ドル+Taxなので私にとっては破産案件です。M23と同様に背中の裏にLaptop専用スペースがあります。問題なく17インチのLaptopが入りました。
バッグがパカっと開いて中には仕切りなど何もありません。自分の好きなように使えるのがいいですね。メッシュのポケットがこれだけあれば私には十分な気がします。
最終的に候補としてGR1とM23が残りました。2つの差額は約80ドル。GR1の方が高いです。パカっと開くので便利、そしてThe backpack的な見た目なので、デザインはGR1は飽きにくいだろうと思いました。長持ちしそうな素材はGR1です。Backpackの底にクッションがあるのはGR1
実際に荷物を入れるとこんな感じ↓四角いフォルムがちょっと和らぎます。私は上記の四角いフォルムがスッキリ見えるのでカッコいいと思いますが、妻はこの四角さがダサい!と言います。下記のゆがんだ四角は確かにちょっと微妙
Goruck GR2 26L
GR1に比べるとよりトラベルに特化したBackpackという位置づけらしいです。お値段は405ドル!10%引かれたので365ドル+Taxでした。GR1と同じ容量の26Lですが、値段の差は55ドル。
構造はほぼ同じです。Laptop専用スペースも同じと思ったのですが、GR1よりも小さいです。Laptopがギリギリでした。
違いはメインのStorageエリアとは別に仕切りがあり、メッシュのポケットがあったりで収納しやすい感じになってます。荷物を分けることができるので便利と言えば便利ですね。備え付けのポーチみたいなのもあります。これが55ドルの差です。
この仕切りがある関係でGR1と比べると厚みのある設計となっています。厚みがあるのでGR1に比べるとその分背の高さが低い。
実際同じ荷物をGR1 とGR2に入れてみたら、GR1の方が荷造りしやすかったです。なので私の中ではGR2は速攻選択肢から外れました。
せっかくなのでGoruckのバッグを全部並べてみました↓
左からGR1, GR2, Rucker Long Range, M23
まとめ
今回Backpackについて色々調べました。たくさん情報があり選択するのがとても難しかったです。17インチのLaptopが入るBackpackは数は多くはないので簡単に決まるだろうとは考えていましたが、YouTubeの動画見ても、ブログ記事を読んでも担ぎ心地などは実物を使わないとわかりません。
Laptopが入るスペースの寸法が記載されているブランドもあれば、16インチのLaptopならほとんど入る!という記載の方法を取っているブランドもあります。そして実際Laptopを入れてみると全然余裕があったし、実際自分で物を入れてみるか、自分と同じサイズの物を入れている動画やブログを見つけないとはっきりわかりません。
そしてバッグは〇〇Lという表記で大きさが表されています。バッグの体積を元に計算された容量みたいですが、実際は26Lと記載されているのに、40Lと同じかそれ以上に物が入る!なーんてことも起きたりします。奥が深すぎます。
これだけリサーチして悩んだのですが、途中で「200ドル前後のチケットやホテルなら即決できるのになぜBackpackだとここまで時間かかるのか?」と自問自答していました。
まさかBackpackがブログ記事になるとは思ってませんでした。トラベルにも使えるBackpackなのでまーそれもそれでありかなーなんて思ってます。
ちなみに最終的に購入したのはM23です。最後GR1とかなり悩み、息子にどっちがカッコいい?と聞いてM23の方を指指したのでM23にすることにしました。でも再度ブログ記事にまとめて読み返してみるとGR1もいいですよね😅どっちも違うタイプなのでそれぞれの良さがあります。まるで家探ししてる時にTownhouseかSingle family homeの間で悩む感じに似てます。
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