バックグラウンド
Hilton, Marriottに続き、2019年12月4日にHyattがピーク&オフピークで特典宿泊に必要なポイント数が変動するシステムを導入すると発表しました。
この記事では今後Hyattプログラムがどう変更されるのか?詳しく紹介します。
[結論:ピーク&オフピークプライス導入は改悪です]
サマリー
- ピーク&オフピークプライスは2020年3月から導入
- オフピーク、スタンダード、ピークプライスの3種類になる
- オフピークプライスはスタンダードプライスよりも1泊1,500-5,000ポイント少なくて済む
- ピークプライスはスタンダードプライスよりも1泊1,500-5,000ポイント多く必要
- オールインクルーシブはピーク時3,000-4,000ポイント多く必要になる
- 今ある特典予約がオフピークになった場合、自動的に差額がアカウントに入る
- 今ある特典予約がピークになった場合はそのまま予約キープ
- 2020年1月29日からHyattポイントをスパ&レストランの支払いで使える
(詳細はHyattのウェブサイトよりチェックしてください)
ホテル特典チャート
今までの特典チャートがスタンダードプライスとなり、それを挟むようにオフピーク、ピークプライスが追加。スタンダードプライスは今までと同じ。
オフピーク&ピーク導入で1泊に必要なポイント数が1,500-5,000ポイント変動します。こちらが新しい特典チャート↓
スイート、クラブルームもポイントを使い予約できますが、ほとんどの利用者はポイントを使いスタンダードルームを予約すると思うので割愛します。
また、ポイント+キャッシュも同様にオフピーク&ピーク導入されます。詳細を知りたい方はHyattのウェブサイトへ
オールインクルーシブ特典チャート
上記と同様でオフピーク&ピークが導入されてポイント価格帯が3タイプに。
オフピーク&ピーク導入で1泊に必要なポイント数が3,000-4,000ポイント変動します。オールインクルーシブは1部屋2人まで。3人目は子供でも追加でポイントが必要です。この人数追加に必要なポイント数も1泊2,000ポイント変動します。
こちらが新しい特典チャート↓
つまり、人気カンクンにあるHyatt Ziva Cancunで家族4人(大人2人+子供2人)クリスマスに旅行する場合、今までは1泊2部屋=50,000ポイントで予約可能でした。
これがピークプライスとなるので1泊2部屋=58,000ポイントとなります。3泊以上する人がほとんどだと思うので実質4人家族の場合24,000ポイント今までよりも多く必要となります。
スパ&ダイニングクレジット
今までもHyattポイントを使いスパやレストランでの出費に当てることができていましたが、レートがあまり良くないので使う人はいませんでした。
それが2020年1月29日から変更され使いやすくなりました↓
FAQ(よくある質問を一部抜粋)
Q1:どのようにオフピーク、スタンダード、ピークが決定されるのか?
A1:ホテルの需要により決定される
Q2:オフピークの日にちがスタンダードになったり、ピークの日にちがオフピークになることはあるのか?
A2:一度オフピーク、スタンダード、ピークと決定されたら変更されない
Q3:何日ピーク&オフピークになるのか?
A3:一年中ほとんど(Majority)の日がスタンダード
Q4:オフピーク、スタンダード、ピークは各ホテルがコントロールするのか?それともHyatt?
A4:オフピーク、スタンダード、ピークの決定はHyattが全てする(つまり各ホテルに権限がない)
陸の一言
オフピークに旅行するのが好きな人にとっては今回の変更は改悪ではありません。
しかし!
ほとんどの人はピーク時に旅行します。オフピーク時に旅行するならポイントを使わず現金で支払う方が安くつく場合が多々あります。
なので、明らかに改悪です。
スタンダードのポイント数を変更されていません。Hyattとしてはオフピークとピーク足して2で割ればゼロなので、これは改悪ではなく利用者にとってポイントをより使いやすくした!オフピークに旅行すれば今までよりも使うポイント数は少なくて済む!
というのが売りだと思いますが、実際に使うポイント数はほとんどの人の場合今までよりも多くなること間違いありません。
これを理解してか、ポイントをスパ&レストラン&ルームチャージで使えるレートを良くしました。ここは唯一いい点ですが、Hyattポイントは貯めにくいのでスパやレストランたために使う人はほぼいないでしょう。
3月になる前にできる限り今のレートで予約しましょう!特にトップブランドのPark Hyattやオールインクルーシブホテル。
(特典チャートはHyattのウェブサイトから借りました)
ショックです!!!
ハイアットファンでヘビーユーザーなのでこれは残念です。
さちさん
残念ですよね。。クレジットカードについてくるカテゴリー1〜4までの無料宿泊がどのように扱われるのかも気になります。それによってはhyattクレジットカード💳の価値も下がります。
陸さん、
Hyattクレカについてくる無料宿泊は、カテゴリ4のピークでも大丈夫なようです!
https://thepointsguy.com/news/4-new-things-to-know-about-the-big-changes-to-world-of-hyatt/?utm_medium=social&utm_source=twitter&tw=1&utm_term=editorial&utm_campaign=thepointsguy&utm_content=39321198-1774-11EA-B0BE-C89D4744363C
ただ、ピークでスタンダードルームの空室があるのか、というところが疑問ですが・・・
Alexさん
情報ありがとうございます🙏
これってhyattクレジットカードの無理よ宿泊はオフピーク&ピーク関係ないということでしょうか?それならGOODです。というか現状維持の状態からですね。
そういうことですね、クレカ特典の無料宿泊は改悪にはならず、現状維持ということですね。とりあえず安心です(笑)
Small Luxury Hotelsは除外されるかなと淡い期待を抱きましたがしっかりここも適用になってますね…残念。
開業したばかりのPark Hyatt 京都を予約しておこうかなと検索したのですがポイント宿泊が全く出てきません。Hilton Points Explorerの様にポイント宿泊可能日が10日分くらい一気に検索できる機能がHyattにも存在するかご存知でしょうか?電話して聞いた方が確実で早いのかもしれませんが。
百人隊長さん
カテゴリー8は今のところSLHだけですが、Park Hyattなどが徐々にカテゴリー8になっていきそうですよね。。。Hyattの空室は一気には調べられないと思います。電話かツイッター聞くのが早そうですね。
陸さん
カテゴリー8になって大体いつもピークプライスになると、ちょっと、、、になってしまいますよね。
やはりハイアットの空室一気調べはできないですか。
記事にあるように3月になる前に電話してパークハイアットをポイントでおさえてみます!
百人隊長さん
いやー人気のPark Hyattはいずれカテゴリー8で、需要がある時期は確実にピークプライスになりますよね。。ポイントが貯めにくいだけに厳しいです。