バックグラウンド
Sapphire ReserveとPreferredはURポイントをトランスファーするのに必要なPersonalクレジットカードです(ビジネスクレジットカードならInk Preferredがあればトランスファー可能)
入会ボーナスの条件は48か月以内にSapphire ReserveやPreferredの入会ボーナスをもらっていないで、今現在Sapphire ReserveまたはPreferredを持っていないことです
The product is not available to either (i) current cardmembers of any Sapphire credit card, or (ii) previous cardmembers of any Sapphire credit card who received a new cardmember bonus within the last 48 months.
オンラインコースとコミュニティでシェアしているSapphire ReserveとPreferredを同時に作る裏技があります。
この方法を使うと本来ならどちらかしか1枚しか作れないはずのものをどちらも作ることができるので、ポイントが一気に貯まる。
しかし本当に同時に作る戦略は正しいのでしょうか?この記事で分析していきたいと思います。
入会ボーナス
Sapphire Reserveはずっと60k-70k。そしてSapphire Preferredは60-80k。同時に入会ボーナスが上がっている時に自分が作れるタイミングであることは非常に稀です。
理由はChaseの5/24ルールがあり、さらにSapphire PreferredとReserveの入会ボーナス条件の48か月ルールを満たした上でさらに両方ボーナスが上がっている確率は低い。
つまり、Reserveを70kでPreferredを80kで合計150kボーナスを同時申請できる確率はかなり低い。言い方を変えると2枚作ってボーナスでもらえる上限が150kポイント。平均値を考えるとSapphire Reserveが70kでPreferredは60kぐらいの合計130kで申請する人が多いと思います。
他のChaseクレジットカード
URポイントを貯める理由がHyattポイントのためならSapphire PreferredとReserve同時に作ってURポイント貯める価値はあります。しかし、Hyattポイント以外にもChaseが発行するクレジットカードで貯めたいマイルやポイントがある場合は再度検討が必要です。
例えば、AeroplanポイントやBritish airwaysのAviosも貯めたい。理由はAeroplanでANA予約したいし、Avios貯めてJAL予約したい。
と考えるとAeroplanクレジットカードとBritish airwaysクレジットカードの入会ボーナスはそれぞれ100kポイントで2枚作れば200kポイント貯まります。Sapphire PreferredとReserveをボーナスいい時期に作っても150kポイントでした。
確かにAeroplanやBritish airwaysクレジットカードのミニマムスぺンドはSapphire PreferredとReserveのミニマムスぺンドよりも金額が大きいですが、そこが気にならないのであれば同じ5/24の2枠使って200kポイントをボーナスとして貯めることが可能となりますよね。
一気に2枠使う
Sapphire PreferredとReserveを同時に作るとChaseの5/24の枠(カウント)を2つ同時に使ってしまうこととなります。3/24が5/24に、4/24だったら6/24になります。この2枠が消えるまで24か月待たないといけません。
Sapphire PreferredとReserveを同時に作る傾向のある人は、それだけで2つ。そして他にもいいPersonalクレジットカードが2枚(AmexやAAクレジットカードなどやCapital Oneなど)作ったとするとそれだけですでに4/24か5/24近くになってる状態だと思います。
しかし、上記の例を再び使って説明すると、もしAeroplanクレジットカードを2023年1月に申請して、British airwaysクレジットカードは9月に申請した場合、間が8か月ぐらい空いています。
すると当然の事ながら2025年1月にAeroplanの枠が5/24から消え、その8か月後にBritish airwaysクレジットカード枠が消える。5/24の枠の調整ができるという面では今後のクレジットカード申請の予定が立てやすいと思います。
文章だとちょっと表現しづらいのですが、1増えるのか2一気に増えるのかだと次に作っていけるクレジットカードの戦略が若干変わってきます。圧迫感があるというか、一気に2増えるからその分他に作れなくなる感が増すというか・・・
まとめ
本来同時にもらえない入会ボーナスを同時にもらえる裏技があるなら飛びついた方がいい。というのは間違いないです。だってマイル&ポイントを効率良く貯める一番の近道が入会ボーナスですから。
ただし、もし他にChaseが発行するクレジットカードでボーナスがいいものがある場合、最終的にどちらを作った方が入会ボーナスとしてもらえるマイル&ポイント数が多いのかを計算して最終判断するのがいいのかなーと思います。
というのもSapphire PreferredとReserveの入会ボーナスは過去5年以上はほぼ進歩なしですが、他のChaseクレジットカードの入会ボーナスは若干良くなってきている傾向があるからです。
何事も絶対的な価値が変わらなくても相対的な価値が変われば結論は多少変わってくるんだなーといういい例かと思います。
Ink系を作り続ければ5/24にカウントされることないけどURポイント貯め続けられますしね。
Ink Preferredは100k、Ink Cash/Unlimitedは75kで夫婦や友達と紹介リンク使いあえば紹介ボーナス40k入ります。つまり1枚のカードで115k-140k貯まる計算です。この記事で話をしたCSRとCSP同時に作る方法でもらえる入会ボーナスは130-150kでしたよね。効率がいい!とは少し言い難い。
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