これからマイルを貯め始めたい方！どのようにすればマイルが貯まるか全てわかりやすく説明しているこちらの記事を参考にしてください。
目次
バックグラウンド
アラスカマイルで上海（PVG）ー香港（HKG）ーシカゴ（ORD）の特典航空券を70,000マイルでとりました。
アメリカのマイラーの中でマイルを使ってのファーストクラスと言えばキャッセイのファーストクラスの話をすることが多いので、以前から非常に気になっていました。
待ちに待ったキャッセイのファーストクラス！実際乗ってみてどうだったのか？皆さんにシェアしたいと思います。
YouTube動画
毎週日本時間木曜日18:00にビジネス＆ファースト＆ラウンジのレビュー動画をアップロードしています。
今回はSkyTraxの格付けで５つ星のキャッセイパシィフィック航空のファーストクラスのレビュー動画です。最近コストカットされているキャッセイのファーストクラスはどうだったのか？動画をぜひチェックしてみてください↓
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チェックイン
香港空港ターミナル１のチェックインカウンターAにファーストクラス搭乗者専用チェックインカウンターがあります。
もちろん待ち時間はゼロ！1−2分ほどでチェックインは完了です。
ラウンジ
香港にあるキャッセイのラウンジはとても評判がいいことで有名です。特にファーストクラスラウンジのThe WingとThe Pierは飛行機によく乗る人たちの間では人気です。
詳しいThe WingとThe Pierのレビューはこちらを参考にしてください。
シート
シートの話をする前に搭乗するドアについて話をしたいと思います。キャッセイはなぜかファーストクラスとビジネスクラス搭乗者みんなドアL1（コックピットのすぐ後ろのドア）から乗り込みました。
ビジネスクラス搭乗客がファーストクラスキャビンを通り過ぎてビジネスクラスキャビンに行くという流れです。
私がこの時点で乗ったことのある国際線ファーストクラス（JAL, Etihad, Qantas, Singapore）でビジネスクラス搭乗客がファーストクラスキャビンを通り過ぎるのはキャッセイだけです。
キャッセイのファーストクラスの座席配置は1−1−1が２列で合計６席のみの特別なスペースです。
座席は進行方向に対して多少窓側に角度がつけれらているリバースへリングボーンです。1Aと2Aは左側の通路を使いますが、残りの4席は右側の通路を使います。つまり1Aと2Aがよりプライバシーがあるシートなのです。
もちろん私はそこらへんを考え1Aにしました。シート幅がかなり広い！スキニーな人であれば余裕で2人横に座って座れると思います。
IFEモニターとリモコンはタッチスクリーンでリスポンスがとても早く使いやすかったです↓
ただしシートコントロールはタッチしても反応が鈍く何度か押さないといけませんでした。
ちなみに本物の花が飾られてありました↓
アメニティー＆パジャマ
こちらがもらったアメニティーキットの中身です↓
Boseのヘッドセット
パジャマはこんな感じ↓
肌触りがいいパジャマです。前が全部ボタンというパジャマは今までなかった気がしますが、私は嫌いじゃありません。パジャマが入った袋にスリッパとアイマスクも入っていました。
機内食
最後のアイスクリームが出てくるまで飛行機が動き出してから2時間45分かかりました。決して早いわけではないですが遅くはありません。
肝心の味ですが・・・素材が美味しい物は美味しかったです。例えばキャビアはおいしかったし、チーズも美味しかった。あとはアイスクリームも！その他は正直そこまで美味しくなかったです。
JALやANAビジネスクラスの機内食の方が美味しいです。
Caviar
イタリア産の20グラム
Lentil Harissa soup
Salad
Braised Abalone
Cheese plate (Shropshire blue, Steinerberger, Camemberr Le Pere)
Ice cream & coffee
ヌードル
朝食（フルーツ＆飲茶）
夜のスナック↓
メニュー
メニューを見てちょっと？？？と思ってしまいました。14時間半のフライトなのにメニューが多くない。選べる食事の種類もJAL＆ANAビジネスクラスとほぼ変わらない。
アルコールの種類は今まで乗ったファーストクラスの中では一番少ないと思います。明らかにカタール航空ビジネスクラス6時間フライトよりも種類が少ない。
クルー＆サービス
当日はファーストクラス搭乗者が４名。担当のクルーが2名。ものすごく一生懸命働いていました。特にクルーマネージャーじゃない若い方のクルー
自分の席についてすぐに自己紹介があるのかな〜なんて期待していましたが、残念ながらありませんでした。Mr.○○と名前でちゃんと呼んではくれましたが。
サービスはとてもよかったです。食事に合うワインを勧めくれたり、機内が暗くなる前に休む時はベッドメイキングをしたいので教えてくださいと言ってくれたり。
機内の温度がちょっと下がってから寒くないかブランケットを持ってきてくれたり、もちろん食事中にグラスが空っぽになることはありませんでした。
キャッセイファーストまとめ
食事＆ドリンクの種類が少ないこと、そしてファーストクラスの食事にしてはあまり美味しくないこと以外を除けばキャッセイのファーストクラスはとても快適です。
シートは広く厚いPadが使われています。
ベッドにした状態での上半身を動かせるスペースがとても広いため寝返りがうちやすいとうメリットがあります。これが理由でキャッセイのファーストクラスベッドは寝心地最高だ！と言われているのだと思います。
サービスは機内ではできるだけそーっとしておいて欲しい、クルーの人とは特に話はしなくてもいいというタイプの人には最適だと思います。
逆にファーストクラスの醍醐味は心のこもったおもてなしサービスを満喫すること！という方にはキャッセイオススメしません（偶然私を担当してくれた2人のサービスのスタイルがそうだっただけかもしれませんが）
この違いはクルーがファーストクラス搭乗客を「客」と捉えてサービスしているのか、それとも「一人の人」としてサービスをしているかで違ってくるのかなーと私は考えます。
私は心のこもったおもてなしをファーストクラスでは体験したいと考えます。何年経っても鮮明に覚えているのは心のこもったおもてなしをしてくれたクルー＆エアラインだと私は思うからです。
ビジネスクラスとファーストクラスの差はこのクルーの「もてなす心」ではないか？と思いますが、皆さんどうお考えですか？是非コメント欄でシェアしてください。
YouTube動画概要欄内容
キャッセイパシフィック航空ファーストクラスで香港（HKG）からシカゴ空港（ORD）に移動した際の搭乗レビューです。キャッセイパシフィック航空は香港を本拠地とするSkytrax5つ星のエアラインです。
キャッセイのファーストクラスがある機材は777-300ERで座席配置は1-1-1で2列のみの合計6席とスペースが贅沢に使われています。JALやANAのファーストクラスは1-2-1の座席配置なのでキャッセイのファーストクラスシート幅は他のエアラインファーストクラスよりも広く設定されています。
マイルを貯めているマイラーの間で北米⇔アジアのファーストクラスで人気があるのがキャッセイのファーストクラスです。1つ1つのシートが大きく作られていること。ベッドにした時に寝心地がとてもいいこと。サービスが丁寧なことが理由です。
そんなサービスもいい歴史のあるキャッセイですが、2017年までの数年間は赤字経営で厳しい状況でした。しかし2018年にはプロフィットを出し黒字に戻り経営も安定しています。
Skytraxでは毎年5つ星をもらっているキャッセイですが、経営を立て直す際にコストカットとしてファーストクラスの食事の質を若干下げてしまったようです。
キャッセイは日本からの以遠権フライトが結構多くあります。こちらがキャッセイの以遠権ルート↓
名古屋（NGO）⇔台北（TPE）
関空（KIX）⇔台北（TPE）
成田（NRT）⇔台北（TPE）
ソウル（ICN）⇔台北（TPE）
ニューヨーク（JFK）⇔バンクーバー（YVR）
シンガポール（SIN）⇔バンコク（BKK)
ドバイ（DXB)⇔バーレーン（BAH）
ファーストクラスラウンジで知らない人はいないぐらい有名なキャッセイファーストクラスラウンジのThe WingとThe Pierの詳しいレビューはこちら↓
今回のキャッセイパシフィック航空ファーストクラスチケットはマイルを使い購入しました。私のようにたくさんマイルを貯める方法を知りたい方はこちら↓をチェックしてみてください。
https://rikumiley.teachable.com/p/0d06da1
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フライト情報
エアライン：Cathay Pacific
機材：B777-300ER
レジストレーション：B-KPX
座席：1A (ファーストクラス)
出発地：Hong Kong International Airport (HKG)
目的地：Chicago O’Hare International Airport (ORD)
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