これからマイルを貯め始めたい方!どのようにすればマイルが貯まるか全てわかりやすく説明しているこちらの記事を参考にしてください。
YouTube動画
毎週日本時間木曜日18:00にビジネス&ファースト&ラウンジのレビュー動画をアップロードしています。
日本を代表するエアラインJALのファーストクラスのサービス&機内食はどうだったのか?是非動画をチェックしてみてください↓
チェックイン
待ち時間はもちろんゼロ!そしてファーストのタグももらいチェックイン完了です。
ファーストとビジネスのチェックインカウンターこそ違いますが、対応はほぼ同じです。大きな違いはファーストの場合ほぼ待ち時間はゼロということ。そしてファーストクラス専用のタグをもらえることです。
ラウンジ
2019年4月にリニューアルオープンしたJALファーストクラスに行ってきました。JALファーストクラスラウンジの詳しいレビューはこちらの記事を参考にしてください。
シート
2017年に乗った時にシートについては詳しくレビューしたのでこちらを参考にしてください。
シートのデザインはJPA design、シートンの製造会社はSafran(旧Zodiac社)です。座席配置は1−2−1で2列。合計8席のみの特別な空間となっております。
今回の私のシートは2A。ちなみにこの時ファーストクラス搭乗客は8名で満席でした。
メンテがしっかりされているので見た目はピカピカでゴージャスですが、電源ポートの接続が悪くなっていたり、Wi-Fiが搭載されていても実際は遅すぎてあまり使えなかったり、収納ボックスを開けるボタンが押してもすぐに開かなかったりします。
シート自体が老朽化しているのは否定できません。
アメニティーキット&パジャマ
こちらがアメニティーキットの中身です↓
パジャマは2017年にJALファーストクラスに乗った時にもらったパジャマに比べると生地が薄いものになっていて、JALのロゴがパジャマについていませんでした。残念。
正直このパジャマはダサいんでないかなーと思います。着心地は悪くはないですが一度洗濯したらほつれたりするんじゃないかと思います。
機内食
和食と洋食が選べて私は和食を選びました。洋食だとキャビアの缶がそのまま出てくるのでとても魅力的ですが、日本発なので和食にしました。
和食は魚がメインで肉はほとんどでてきませんでした。どれも風味、食感、味付けが美味しかったです。
どれも日本のいいレストランで出てきそうな味なのは間違いありません。ファーストクラスの食事を担当していたクルー曰く洋食よりも和食の方がお勧めだそうです。
空の上でここまで美味しい和食が食べれるなんて凄いです。機内食と呼んではいけませんね。「空の上コースメニュー」が適しています。
ウェルカムドリンク
ファーストクラス担当のクルーの中にソムリエの免許を目指す方が乗っていました。1つ1つ丁寧に説明してくれてとても勉強になりました。その方のお勧めのシャンパン、クリスタルを気づいたら1人で1本開けていました。
1本3万円ぐらいする高級シャンパンらしいです。クルーの方は仕事が終わった後でも味見をできないらしく、どんな味なのか気になっていたようです。
串の盛り合わせ↓これは鶏肉がパサパサしていました
フミコの和食↓ビジネスクラスでも同じ物食べれます
メニュー
クルー&サービス
通常ファーストクラスキャビンは3人のクルーが担当するようですが、今回はファーストクラスのトレーニングを終えた人が1人加わり合計4人での対応でした。
飛行機オタクということもありクルーの方と話が盛り上がりました。私はどちらかと言うと寡黙なタイプですが、ファーストクラス搭乗客の中で一番クルーと話している時間が長かったです。
色々クルーとして働いているからこそ知っている情報を教えてもらったりしました。いや〜私のオタク話に付き合ってくれるJALのクルーは最高です。
ファーストクラス搭乗客なのに一番最初に降りるのではなく、ファーストクラス担当のクルーの方と話をしていたらいつの間にか一番最後でした(笑)
肝心のサービスですが、途中気流の関係で20分ほど機内サービスが中断されました。それでも1人1人のペース似合わせて食事を提供してくれました。
なので急いでる印象も受けなかったし、逆にサービス遅い!と感じることもありませんでした。絶妙なタイミングだったと思います。
結論
ハードプロダクト(シートなど内装)は外資系には太刀打ちできない日系エアラインですが、それをカバーするだけのソフトプロダクト(サービス)を提供できる。それを証明してくれたJALファーストクラスでした。
特に私が飛行機が好きでたくさんのエアラインを乗りまくっていると説明すると、クルーの方も飛行機が好きなので会話がとてもはずみました。JALって何かホっとします。
実は今回あちらこちらにコストカットされている部分に気づきました。
1. まず、サロンですが日本発限定です。つまりアメリカやヨーロッパ発のJALファーストクラスに乗っても飲めない!以前はそんなことありませんでした。そして、サロンの本数ですが1本のみ!以前は日本発が2本で海外発が1本でした。
サロンの本数自体があまりないということも考えられますが、以前の1/3というのはどうなんでしょう。本数限定されているならメニューに事前に記載した方が搭乗客としては助かります。
2. 次に機内サービスが終わったあとキャビンの前のカウンターにお菓子やお酒などをDisplayしておきますが、今回はこれ↓
ウイスキーと水のみ!お菓子やおつまみ一切なし。
3. 到着前の朝食ですがビジネスクラスと全く同じのフミコの朝食です。何故ファーストクラスは違う物を出さない??
4.パジャマが以前の物と比べるとロゴはないし、生地は薄いし縫い目が荒い。
コストカットでしょうか?それともデザインがモダンすぎてお洒落に疎い私には気づかないだけでしょうか?
5.JALファーストクラスラウンジの握り寿司サービスの質が劣化
ちょっと手抜きしすぎじゃない?JALさん!と思うのは私だけでしょうか?
いえそう感じるのは陸さんだけではないと思います。細かいところですがいろいろコストカットして少しでも利益を出そうとしているのが伺えます。会社として利益を求めるのは当然なのでそれを否定はしませんが航空運賃など年々上昇させているのならサービスも向上させて欲しいと思います。機内のスリッパもいつからか薄くなったように思います。そうなんです朝の和定食、ビジネスと同じじゃあまりですよね。しかもフミコの定食は飛行機の中という制限があるのは仕方ないにしても最初に出されるメインの食材と似てることが多く最近は注文する気も起きません。JALさんのもうひと頑張りに期待します。
TADさん
やはりそうなんですね。確かに仰る通り会社として利益を出すのは当たり前ですが、JALファンを減らすようなコストカットの仕方は如何なものかと思いました。
スリッパはもっとフワフワしていましたよね。ファーストとビジネスの食事を同じ物を出す!という考え自体浮かんだことに残念です。ANAとの差は開く一方かなと感じました。