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バックグラウンド
アメリカのホテルチェーンは宿泊費以外にResort feeとかリゾートではない都市のホテルにはDestination feeなどを1泊ごとにチャージしてきます。これは、Feeを除いた1泊の値段を安くみせられるけど、最終的には1泊の値段を高くチャージできるのでホテルの収益に大きく貢献しています。
また、1泊のレートをある程度抑えることで、Third party booking(Expediaや旅行会社など)へのコミッションも節約する効果があります。
皆さんはResort feeやDestination feeなどのベネフィットを利用しますか?そもそもどんなベネフィットがあるのか確認してからホテルに滞在しますか?
この記事では、意外にDestination feeに含まれているベネフィットで使えるベネフィットがある場合がある!というのをご紹介したいと思います。
HiltonとHyattの特典宿泊はResort feeとDestination feeが免除
ポイントを使って泊まる特典宿泊だとResort feeとDestination feeが免除になるのがHiltonとHyatt
IHGとMarriottは例えポイントを使っての特典宿泊でもこれらのFeeは毎日支払わないといけません。Resort feeが40ドルの場合、5泊したらFeeだけで200ドル+Tax支払わないといけないので特典宿泊のお得度がガクッと下がってしまいます。
「HiltonとHyattの特典宿泊はResort feeとDestination feeが免除」
と説明しました。支払わなくていいけど、Resort feeやDestination feeに含まれているベネフィットは滞在中利用できます。Resort feeとDestination feeは宿泊者みんなが使えるベネフィットなのですが、ホテルによっては色々な細かいベネフィットがついています。
ほとんどの場合は、「何でそんなベネフィットに毎日お金を支払わないといけないの?」というものから、「お、意外にこれ使えるんじゃない?」というベネフィットも時々あります。
この記事ではHyattのDestination feeで最近「お、意外にこれ使えるんじゃない?」と思ったベネフィットを紹介してみようと思います。
テキサスの高級Hyattブランド、アメリカのPark Hyatt & Thompson & Andaz、そしてカテゴリ―7-8ホテルを調べてみました。
ホテル周辺移動は無料でホテルカー利用可能
ホテルによって「半径3マイル以内なら無料」という感じでルールが異なるのですが、ホテルから近い場所にはホテルカーで送り迎えしてくれます。しかも無料。
我が家がこのベネフィットを使って特に便利に感じたのがAndaz Mauiでした。特にレストランやバーが近くにあるホテルだと運転してレストランに行く必要がないので安全に楽しめます。Uberとか使ったら往復20ドルぐらいはしそうなので節約にもなります
つい先日Thompsonに泊まりました。House Carは大きなBMWのSUVでした。とても立派で高級感があります。残念ながら利用する機会がなかったので写真とれませんでした。
Thompson Houston
Carmel Valley Ranch
Alila Marea Beach
Thompson Atlanta Buckhead
Andaz Scottsdale
ホテルレストランで使えるクレジット
ホテルによってはランチとディナー限定という条件がついていますが、10-15ドルのクレジットがついてくるホテルがあります。また、ホテルによってはこれが毎日なのか、滞在中1回なのか条件が異なります。
HR San Antonioは15ドルクレジットが毎日
BarでHappy hourにも使えるのでお得です。生ビールが7ドルでした
GH San Antonioは15ドルクレジットが毎日
HR Austinは15ドルクレジットが毎日
Thompson Seattleは10ドルクレジットが毎日
Andaz San Diegoは10ドルクレジットが毎日
Thompson Atlanta Buckheadは15ドルDrinkクレジットが1回
まとめ
上記のベネフィットの他にLaundryクレジットなどもあったり、本当にホテルによって色々あるので一回確認してみる価値はあると思います。
偶然かもしれませんが、評判がいいホテルがDestination feeのベネフィットもいい傾向があるかもしれません。例えば、Alila Marea BeachとThompson Atlanta Buckheadはそこまでいいレビューをみることはありませんが、それ以外はなかなか評判いいホテルが多いです。
ホテルの土地柄によるのか、オーナーによるのか、それとも多少ブランド(AndazとThompsonはホテルカーを提供している傾向)_が関係しているのかはっきりとした関係性は導き出せませんでしたが、偶然レストランで使えるクレジットを提供しているテキサスのホテルに私は全て泊まりました。そして3つのホテルどこもグローバリストに対するサービスもいいので、Destination feeのベネフィットも良いものにしているのかもしれません。
もちろんDestination feeやResort feeのベネフィットは定期的にアップデートされると思うので、自分が泊まる前に再確認が必要です。また、ウェブサイトに最新バージョンがアップデートされていない可能性もゼロではないので、ご注意ください。あくまでも参考にするとより快適な滞在ができ、さらにより自分のニーズにあったホテルを選べるのかなーと思いました。
最後に注意事項ですが、アメリカのホテルだとDestination feeのベネフィットの説明を詳しくチェックインでしてくれるホテルは少ないです。どんなベネフィットがあるのか一覧にした紙をチェックイン時にルームキーと一緒に渡されることがほとんど。Welcome drinkと記載があっても自分から言わないともらえないことが多々あります。
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