バックグラウンド
- アメリカ本土→ハワイでストップオーバー→日本ビジネスクラス往復90,000 Dividend マイル(記事1 & 記事2)
- アメリカ⇔日本JALファースト片道 AA62,500マイル
- Deltaマイルでアメリカ本土→ハワイでストップオーバー→日本片道チケット(ブログを始める前でした)
- Etihad First class apartment (今EtihadのA380飛んでません)
- Intercontinental Bora Bora Thalasso 60,000ポイント
- Intercontinental Bora Bora Le Moana 60,000ポイント
- Conrad Bora Bora 89,000ポイント
- Conrad Maldives 95,000ポイントでOverwater villa
- Hilton Moorea 80,000ポイント
- 10,000ポイントでPresidential Suite
我が家が実際にマイル&ポイントで予約して乗ったエアライン&泊まったホテルです。どれも改悪されて必要マイル&ポイント数が大幅に多くなりました。物によっては予約すら不可能になった物もあります。
マイル&ポイントは徐々に改悪されます。しかし、だからこそ面白い!この記事はなぜ改悪があるから面白いと言っているのか?についてです。
なぜ改悪はあるのか?
そもそもなぜマイル&ポイントの世界には改悪があるのか?について説明します。理由は2つあります。
まず1つ目の理由は、インフレと同じように毎年同じ金額(=ポイント数)ではエアライン&ホテルにとっては採算合わなくなってくる。だからその時の状況に応じて必要ポイント数を変える=改悪があるのです。
ホテルのレートも全く同じホテルでも10年前と比べたら高くなってるホテルってありますよね?特にハイエンドのホテルは5年前、いや3年前に比べたって値段高くなってるところがほとんどです(日本のように今隔離や入国制限かかってる国は別)
なのでポイントの価値が当時と同じだったとしても、ホテルのレートが上がっているなら必要ポイント数も上げないといけない。という理論です。
2つ目の理由が、マイル&ポイントはLoyality programです。できるだけお客さんに同じエアライン、またはホテルを今後も使ってほしい。リピーターの客を作るために考え出されたものです。
たくさん泊まったらトップステータスあげる。それあればラウンジ使えるしスイートにもアップグレードしてあげる。だから今後もずーっとうちのホテル利用してください!は数年は続くかもしれませんが、キャッシュで払わないような高級リゾートでポイントが使える選択肢があれば、何年かかってもずーっとポイント貯め続ける人がいます。
つまり、ポイントを使って夢のような旅行ができる!とセールスしているわけです。これがないと数年で飽きて違うホテルまたはエアラインに乗り移られてします。それを防ぐためにエアライン&ホテルはわざとSweet spotを用意します。
最初は知る人ぞ知る!みたいなSweet spotも徐々に多くの人が体験すると、当然のごとく噂で広まります。するとどんどんSweet spotを狙う人が多くなる。多くなりすぎると上記1の理由で説明したように採算が合わなくなります。そうなったら改悪。この繰り返しです。
究極にコスパ高い=Sweet spot
1ドル使って欲しいものが1つ買えるのと、全く同じ値段で2つ買えるなら2つを選ぶでしょう。誰でもコスパいい物が好きです。理由は自分で苦労して稼いだお金をできるだけ有効に使いたいから。
マイル&ポイントだって同じです。全く行動しない人は貯まりません。知識を身に着け情報収集して行動することで貯まります。お金ではないけど苦労して貯めているという点ではお金と変わりないと考えることができます。だからコスパのいいSweet spotがみんな好きなんです。
どうやったらSweet spotだとわかるのか?
答えは簡単です。全体で見て他よりも明らかにマイル&ポイントが効率よく使えている場合がSweet spot。全ては他の物との比較で決まります。
例えばアメリカ⇔日本のファーストクラス片道特典航空券をマイルで購入する場合、必要マイル数がこちら↓
- Alaska: 80,000
- UA: 110,000
- AA: 80,000
- ANA: 82,500
- Virgin: 60,000
- Avianca: 90,000
- Singapore: 107,000
Virginの60,000が明らかに少ない。これがSweet spot。そしてAlaskaとAAとANAの80,000代もねらい目だとわかります。でもこれは全体像を知らないと判断できません。つまりANAマイルにだけ詳しくてもわからない。色々知識を広げないと見えてこないのがSweet spot
ゲームです
マイル&ポイントを貯めている人は多いと思います。でもたくさんマイル&ポイントを貯めている人は全人口比率だとそんなに多くありません。
そのマイル&ポイント貯めている人の中でいろんなエアラインマイル&ホテルポイントのSweet spotを理解できている人はさらに少ない。
そして実際にSweet spotの航空券やホテル滞在を全てマイル&ポイントでできる人も多くはない。
Sweet spot到達までに試行錯誤しないといけない。まるでゲームのようです。というかゲームです。
Sweet spotを予約して旅行できたら最高に楽しい。ゲームも何か達成感を得られるシナリオが待っていますよね。同じです。でもゲームは永遠に続かない。いずれ終わりが来ます。終わったらもう一回して極める人もいますし、違うゲームをする人もいる。
マイル&ポイントも同じです。一度クリアしたら(Sweet spot味わったら)同じ系統のSweet spotを試したり、ちょっと違うタイプのSweet spot試したり(航空券VSホテル滞在みたいに)する人もいるでしょう。
そしていつかファミコンがスーパーファミコンになったり、プレステが登場したりどんどん変化していきます。変化後にもやはり何かSweet spotがある。それを追い求めてゲームを続ける。
私もマイル&ポイントの世界に魅了されて早10年。まさか自分がここまでハマり、ここまで同じ趣味を続けているなんて10年前の自分は思ってなかったでしょう。
まとめ
物事には何か終わりがあるから頑張れる。大学卒業だって単位数取って成績良くないと卒業できません。でもその目標があるから頑張れる。
マイル&ポイントの改悪もある意味同じような位置づけなんじゃないかなーとも思います。改悪があるからこそ楽しいという一面があります(と言っても改悪は好きじゃないです💦)
マイル&ポイントを貯め始めた頃は改悪があると、なんで自分必死にマイル&ポイント貯めてるんだ。改悪なって使えないじゃん!
と思いがちですが、上級者になってくると改悪されそうなSweet spotを狙ってマイル&ポイント貯めて使う。それがワクワクして楽しくなります。
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