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以前記事でシェアしたAspireのリゾートクレジットの裏技が5/1から使えなくなります!
この記事では変更されたルールと年会費を支払いAspireをキープする価値があるのか?について解説したいと思います。
Aspireリゾートクレジットルールのアップデート
私と同じBoardingAreaブロガーのTravel with Grantが最初にシェアした情報です。
彼は自分のAspireのステートメントを読んでいて、今までと違うルールが加わっていたことに気づいたのがきっかけで記事にしました。
こちらが問題の文章↓
Summary of Changes, Effective May 1, 2020
The benefit terms for the $250 Hilton Resort Credit benefit are being updated to add clarifying language that statement credit(s) received during the reward year may be reversed if the eligible purchase is returned/cancelled, or if you engage in abuse or misuse in connection with the benefit (for example, if you do not maintain an eligible Card Account for the duration of the reward year).
2つ重要なポイントがあります。
- リゾートクレジットをもらった後にリターンまたはキャンセルしたり、ベネフィットの乱用と判断された場合はリゾートクレジット没収される可能性がある
- ベネフィットの乱用の例で、リゾートクレジットをもらった年の途中でクレジットカードを解約することと記載がある点
ポイント1は仕方ないです。元々特定のリゾートホテルで使った宿泊費以外の費用をカバーするように設定されたクレジットです。
今まで裏技が使えた理由は、Amexのシステム上リゾートの宿泊費がリゾートクレジットとして扱われてきたからです。システムをアップグレードして本来の目的でリゾートクレジットを使ってもらうという趣旨ですね。
問題はポイント2。今までになかったルールです。
リゾートクレジットをアニバーサリーを待たずにクレジットカードを解約するとリゾートクレジットが没収される可能性がある。
リゾートクレジットはReward yearでカレンダーイヤー(1/1-12/31)ではありません。なのでAspireを作った日から数えて1年がReward year
3/1/2020にAspireを作った場合、上記ルール導入前はリゾートクレジットを2回もらえました(これをDouble dipと呼びます)。1回目=3/1/2020-2/28/2021。2回目=3/1/2021-4/1/2021
2回目がもらえる理由は、2年目の年会費がチャージされて30日以内に解約すれば年会費は支払わなくていいからです。
つまり、1年分の年会費450ドルでリゾートクレジットが合計500ドル(250ドルx2)をもらえていたのが、5/1以降250ドルしかもらえなくなります。
毎年キープする人にとっては影響ありませんが、1年で解約しよう!と思ってい人にとっては250ドルのダメージです。
5/1以降しなきゃいいんでしょ?
DDさんがとてもいい質問をコメント欄に残してくれました。
「でもこれって要は5月までにやればいいってことですっかね?それともクレジットゲットしてても5月以降に没収される可能性があるという事でしょうか?」
確かにEffective May 1, 2020なので、それ以降に適用されるルール=それまでにやってしまえば心配ない!と理解できますね。
一方でMarriott Bonvoy Brilliantも同じルール適用されていますが、このように書かれています↓
Statement credit(s) may be reversed if the eligible purchase is returned/cancelled or if we, in our sole discretion, determine that you have engaged in abuse or misuse in connection with the benefit or that you intend to do so (for example, if you do not maintain an eligible Card Account for the duration of the reward year). Card Members remain responsible for timely payment of all charges.
If we, in our sole discretion
とあるので5/1に新ルール適用されても、Amexが5/1以降に予約キャンセルなどを過去にしていたと気づいたらクレジット没収される可能性が高いと私は思います。
例えリゾートクレジットを5/1以前にもらい、クレジットカードを解約したとしても
Card Members remain responsible for timely payment of all charges.
とあるので請求が来る恐れあります。
Aspireは毎年キープする価値がないクレジットカードになってしまたのか?
まずはAspireの毎年もらえるベネフィットのおさらい(Aspireのレビューはこちら)
- ダイアモンドステータス
- 無料週末宿泊券1泊分
- 250ドルのリゾートクレジット
- 100ドルのHiltonクレジット(Waldorf AstoriaとConradのみ対象で最低2泊必要)
- 250ドルのエアラインクレジット
- Priority Pass Select(同伴者2名OK)
- 年会費450ドル
ダイアモンドステータス、無料宿泊券、リゾートクレジットはセットで考えるといいかもしれません。
ダイアモンドステータスで最低1泊は無料宿泊で、リゾートクレジットも使いConradやWaldorf Astoria、またはトップHilton系に泊まる場合。
ダイアモンドステータスで朝食が無料になるので、どんなに少なく見積もっても1人20ドル。ダイアモンドステータス保持者と一緒に宿泊している同伴者1名分もカバーされます。
なのでダイアモンドステータスを持っているだけで朝食だと最低40ドル。
無料宿泊券の価値は泊まるホテルによって変動します。以前紹介した北米にあるTopのHilton系ホテルで使うと最低でも200ドルぐらいです。最大で1000ドル以上
トップカテゴリーホテルはリゾートホテルであることがほとんどですので、250ドル分ホテルで食事やアクティビティに使えますが、1泊で100ドル使ったと仮定します。
すると・・・
朝食代=40ドル
宿泊代=200ドル
クレジット=100ドル
合計340ドルぐらいは1泊するだけで元が取れそうです。
上記の無料宿泊券を使って泊まるホテルに行くのに、エアラインクレジットを使ったと仮定します。以前よりもエアラインクレジットは使いにくくなりました。
ですがデルタやサウスウエスト航空であればギフトカードを使ってチケット購入してもエアラインクレジットもらえます。
1人分のチケットを購入したと仮定すると、200ドル毎年使うということにしましょう。
すると合計が540ドルとなります。
100ドルのHiltonクレジットはほぼ使えないベネフィット、Pririty Passは他のクレジットカードにもついてくるベネフィットなので重複して持つ人が多いので、ここでは0で計算します。
まとめてみると、毎年1泊無料宿泊券を使い、エアラインクレジットを利用し、そこそこいいリゾートでリゾートクレジットを使えば540ドル分ぐらいは得できる。
もちろん年間に1泊以上Hilton系に泊まる。泊まるホテルは超高級ホテルConrad Maldivesなどであれば間違いなくキープする価値あります。
Aspireを毎年キープしても得できる人は
- 毎年1泊でもConrad&Waldorf AstoriaやHilton系トップホテルに泊まる予定がある人
Aspireを毎年キープすると損する人は
- リゾートホテル泊まらない
- 泊まるホテルはステータスなくても朝食ついてくるホテル
まとめ
今回の新ルール採用でAspireの価値が下がってしまったことは否定できません。
以前はほぼ誰でもAspireは毎年キープしても得なクレジットカードでしたが、エアラインクレジットとリゾートクレジットの改悪でHiltonホテルでもトップホテルに泊まらないと450ドル以上の価値を回収するのは難しそうです。
ちなみにリゾートクレジットのルールはMarriott Bonvoy Brilliantクレジットカードにも適用されています。
皆さんはAspireキープします?それとも解約?コメント欄で理由も教えて下さい。
残念ですね。$250は大きいですよねえ。
ところで、1つめのポイントに関してですが、問題はクレジットをもらってその後キャンセルしてもそれがもらえるままになってしまっているっていうことであって(これもアメックスの問題ですが)、Amexのシステム上リゾートの宿泊費がリゾートクレジットとして扱われてきたころではないのではないかと思うのですがどうでしょうかね?
つまり、5/1以降もキャンセルさえしなければ宿泊費がリゾートクレジットとしてもらえるのではないかと思うのですがどうでしょうかね?
ポイント2に関してですが、無料宿泊券に関してはどうかご存知ですか?
現状では2年目に無料宿泊券をもらった後一年たつ前に解約した場合に没収されるまたは無効化されてしまうのでしょうか?
そうではない場合、今後このリゾートクレジットのようにルールがアップデートされてダメになってしまうということもありうるのでしょうか?
RFさん
ポイント1
予約キャンセルしなければ今までと同様にリゾートクレジット使えると思います。もちろん5/1のタイミングでAmexがシステムアップデートして宿泊分はカウントされないようにする可能性もゼロではありませんが、現時点ではわかりません。
ポイント2
毎年もらえる無料宿泊券ですね。すっかり忘れていました。。。
今回のルールはStatement creditとリゾートクレジットのみに適用されるルールです。Certificateとは書かれてないのでこのままであれば大丈夫です。
陸さん
タイムリーな記事ありがとうございました!
日本帰国後も維持しようかと思っていたカードのひとつですが、エアラインクレジットに引き続いてこの変更があって在米中でも維持しない方向に傾いてます。
RFさんのポイント1がまさにポイントで、もし実際に宿泊した宿泊費にリゾートクレジットが充当されるのなら、無料宿泊分とあわせて維持する価値は出てきそうですね。
べいぽすさん
次から次へと改悪続きますね・・・
無料宿泊を使って1泊、リゾートクレジットを使ってもう1泊というように使えば毎年2泊無料で泊まれますね。
一応リゾートホテルでの宿泊でもリゾートクレジットをもらえるのでOKですが、ルールだと宿泊費はカウントされません。これがいつ使えなくなるかわかりませんよね。次に改悪されるならここだとは思います。
ベイポスさん
日本帰国後に米国のクレジットカードを維持する件に関して質問させて頂きたいのですが・・・。
我が家も(今のところ)Hilton AspireとChase Sapphireを、帰国後も維持したいと考えております。
帰国の際に、使用中の米国の携帯電話は解約すると思いますが、携帯番号で本人確認をしている様ですし、
(定かではありませんが)米国のクレジットカードは米国在住者向けと聞いた事があります。
住所は知人の住所に変更したとしても、連絡先として米国の携帯を解約しても米国クレジットカードを
日本で維持する事は可能なのでしょうか。
キリンさん
日本に本帰国する際のクレジットカードの記事でとまほさんも書き込んでいましたが、Google Voiceを検討してみてはいかがでしょうか?アメリカの電話番号をお持ちであれば、無料で新規のアメリカの電話番号が取得できて、電話もテキストもアメリカの番号とのやり取りは日本にいても無料で利用できるはずです。一度取得すればそのあと元の電話番号を解約しても問題なかったと思います。
Targetのアプリとかたまに使えないサービスもあったりしますが、ほとんどのサービスで使えています。
キリンさん
Takaさん
https://www.rikumiley.com/beginners/us-credit-cards-that-you-should-keep-for-moving#i
の記事ですね。たしかに、google voice使えそうですね。
ありがとうございます!
例えば小田原ヒルトン.はリゾートですが、1宿泊せず食事を250ドル使った場合はリゾートクレジットになり Statement creditになるのでしょうか?2またはポイントで宿泊しスパ、夕食とうに$250使った場合はどうでしょうか?
Sandyさん
1
これはそのホテルがレストランでの食事をどう処理するかで変わってくると思います。ホテルのチャージならOK。レストランチャージならNGです
2
これは問題なくクレジットもらえます!
Takaさん
ベイポスさん
ご丁寧な説明を有難うございました。昨年、陸さんが記事にして下さっていたのですね。読み落としていました。
年内に日本帰国予定ですので、大変勉強になります。有難うございました。
キリンさん
どういたしまして。
そういえば今日twitterで、リニューアルしたAmex GreenがモバイルSuicaで使えてx3ポイントになる(トラベルカテゴリーになるから)と言う話は耳にしました。
帰国後の利用の仕方によっては、Amex Greenとかもいいかもしれません。
ベイポスさん
そうですね、Amex GreenでモバイルSuicaがトラベルカテゴリーでx3ポイントになるなら、CSPのトラベルx2より良いですね。日本はクレジットカードより交通系ICカードの方が普及している様に感じます。Suicaは使える範囲も広いので、効率よくためられそうですね。是非とも申請したいと思います。有難うございます。
250ドルはキャンセルでエアラインクレジットもアラスカ航空で全額受け取っていたので実質年会費無料でしたので痛いです。でも我が家はヒルトンにはよく泊まるのでキープ予定です。アラスカのキャンセルは取り締まられないと良いのですが。
SEAさん
ヒルトンに泊まることが多い人にとってはAspireはベネフィットたくさんでいいカードですよね!
特にアジアへ旅行してHiltonに泊まることが多ければステータスベネフィットもいいのでキープする価値あると思います。
早速お返事ありがとうございます。
日本の実家が小田原に比較的近いのでいつもお世話になっている姉妹をヒルトン小田原で接待するつもりです。AspireのDiamond 会員になったので楽しみです。それと日本滞在中アメリカにいる成人した子供をお金をかけずにエンターテインできそうです。
Sandyさん
日本でHiltonのDiamondステータスあると結構優遇されることが多いので、部屋アップグレードされる可能性高いと思います。
それに日本のホテルの朝食は美味しいので無料になるのも嬉しいですよね!
Aspireのリゾートクレジットがレストランで使えるようになったと今朝知りました!
http://l.h1.hilton.com/rts/go2.aspx?h=1640896&tp=i-1NGB-Ak-LMu-5FW5V8-2H-e0mZ7-1c-5FW2Jl-l4YtlRzqll-1almfJ&x=4809956846%7c82144
6-8月の期間限定ではありますが、これで無駄にせずに済みそうなので、喜んでます。
2ヶ月に500ドル(2枚分)も外食するかは未定なのですが、店頭でよく行くレストランのギフトカード買っても大丈夫そうですよね。
使い方に悩んでいたので、解決策が見つかってよかったという喜びをどこかで共有したくてコメントさせていただきますm(_ _)m
UKAさん
私も今朝このニュースを知りました。リゾートにほぼ行きづらい現在リゾートクレジットはこれで使えたとしても飛行機でほぼ飛べない現在エアラインクレジットについての言及がないのはなんだかなぁと感じてます。
Las VegasのWA仮予約で回収したリゾートクレジットはまだ取り上げられてないのですが、素直に自首して今回のLimited Time Offerで消費した方がいいのかなと思ったりしています。
確かにエアラインクレジットに関しては一言も触れてないですね。エアラインクレジット付きのクレジットカードは複数あるのも影響している気がします。
LimitedTimeOfferへの変更依頼は、チャットか電話でイレギュラー対応を頼むということですか?キャンセルしてリゾートクレジットの没収があればリゾートクレジットのメーターが自動で巻き戻されるわけではないんですかね(そこまで甘くないか。。。)
UKAさん
そうです、チャットででも聞いてみようかなと。ラスベガスのWAは「たまたま」いけなくなってキャンセルして、アメックスのシステムが「たまたま」キャッシュバックしてくれただけなので。
でもやぶへびかもですね〜。迷います。
UKAさんも百人隊長も早いですね~!
週末AmexとCiti、さらにChaseのことも記事でまとめますね~
UKAさんリンクありがとうございます😊
あ、ちなみに大きなレストランチェーンなら大丈夫だとは思いますが、レストランのギフトカード購入する時は潰れないレストラン選んで買いましょう!
潰れないレストラン💦確かに!
あとスタバやドーナツ系はレストラン枠じゃないのでNGですよね?週末まとめる際にそちらも触れていただけると嬉しいです!!